凡人がTOEIC900点取るために行った勉強法①【初受験での絶望編→600点を目指して】
記事を読んでいただきありがとうございます。KJです。元々はブログで投稿していこうと思ってましたが、もっと気軽に発信したかったので、Noteに移管しました。
今回からはTOEIC900点取るために具体的に行った勉強法を複数回に分けて解説していきます。
本題に入る前ですが、私は元々英語が全く得意ではない普通の大学生でした。英語の勉強を本格的に始めたのが大学1年生のときで、そのときは大学生になったら何か頑張りたいと思い偶然TOEICを選びました。
あの時は数ある資格試験の中から色々検討して、TOEICを選んだだけなので、今振り返ってみるとあのときにTOEICを選んだ自分を褒めてあげたいなと思います(笑)
そんなわけでTOEICを実際に受けてみたわけなのですが、大学1年生のときに初めてIPテストを受けてみました。学校内の試験だったのか、なんだったのかは忘れてしまいましたが、スコアは400点台だったのは記憶しております。
大学受験を終わったばかりだったので、それなりにできると思っていたものの、当時の大学受験はリーディング偏重の試験だったこともありリスニングが壊滅的にできませんでした。
確かセンター試験のリスニングも5割も取れないレベルだったので、今思えばTOEICで壊滅するのも当たり前なんですけど、当時はかなり絶望しましたね。。
TOEIC400点台→600点台に向けての迷走
そんなわけで、400点台から900点を目指す長い旅が始まったのですが、今振り返ってみるとこの時期が1番辛かったです。
この時はどうしたら英語力が上がるのかが分かってなくて、いろんな勉強法を試してみてはやめるのを繰り返す辛い時期でした。
見よう見まねでシャドーイング
適当な音読をしてみる
有料のTOEIC講座に申し込んでみる
同時に英会話を始めてみる
などと色々と迷走を極めており本当にしんどい時期でした。また、周囲の大学生が遊んでいる中で勉強していたので、「何をやっているんだろう」「TOEICは辞めて宅建でも取ろうかな」とか本格的に離脱を検討していました。
そんな時に今はないかもしれませんが、TOEIC900点を取るためのブログみたいな大変わかりやすい解説がまとまっているサイトがあり、そのサイトに従って勉強してみることにしました。
そこで始めたことは「単語を固める」「文法をやり直す」でした。
当時の自分は大学受験を終えたばかりだったこともあり、ターゲット1900レベルであれば知ってはいました。音声としては認識できないけど、見ればわかるという単語がとても多かった状態です。
文法に関して言えば、センター試験でリーディングで7割くらいは取れるレベルだったので、多少は分かっていたつもりでした。
しかし、そこを分かったつもり→分かるにもっていく必要があると思い文法も固め直すことにしました。
単語学習について
そこで取り組んだのは大学受験で使った単語帳を再度やり直すことです。今当時に戻ったら、Duo3.0を使うと思いますね。まあでも、これは高校レベルまでの単語帳をいったん網羅することが目的だったので、単語帳は何でもいいと個人的には思っています。
それから、金のフレーズを覚えました。よく600点までの場合は途中まで覚えれば良いという意見も多いですが、私個人的にはどうせ900点を目指すのであれば、単語力はあるに越したことはないので、一気に全部覚えてしまった方がいいと考えています。
高校レベルの単語をやり直す
金のフレーズをやる
今だったら、金のセンテンスというもっと網羅されているものがあったり、あとはもっと基礎からやりたい人に向けて銀のフレーズというものあります。
なので、もし単語が不安ということであれば、銀のフレーズ→金のフレーズor金のセンテンスという順番で学習していくのがおすすめです。
金のフレーズと金のセンテンスどっちがおすすめかというと、網羅生の観点でやっぱり今なら金のセンテンスのがいいと思います。
ここまで覚え切れば十分だと思います。600点どころか800点までは金のセンテンスとDUOレベルを覚え切れていれば戦えると思います。
文法学習について
英文法については高校生の時に使っていた分厚い英文法書を最初は読んでいたのですが、分量が分厚すぎて私は離脱しました(笑)
なので、勉強法を変えてTOEICPart5の問題演習を通して英文法を学べる書籍に向き合いました。この方法であれば、Part5の対策もしながら英文法も同時に強化できるのでお得だと思います。
僕が当時使っていた本はかなり古いものなので、もう今はおすすめそうになくてですね、色々と調べてみたところ今だったらTEX加藤先生の「はじめの400問」という本がいいと思います。
この本の趣旨は英文法を学び直しながら、TOEIC600点を目指していくというテーマなので、ピッタリですね!
この後また別のところで出てきますが、でる1000というTOEIC界隈では非常に有名な試験の入門編とのことで、これはやるといいと思います。
シリーズものになっていると、連続して勉強しやすいので魅力的ですよね!
おすすめは1冊の問題集を繰り返す解くことです。私は当時最初に買った文法問題集を5周前後して着実に定着させました。
1冊を繰り返しやるのは本当に大事ですし、600点を目指す段階においては特に重要だと思います。ぜひ、これを周回してみてください!
リスニングについて
冒頭にもお伝えしたように、私は当時はリスニングが全くできませんでした。最初のTOEICが400点台だったのはリスニングが足を引っ張った結果です。
ここではそんな状況からどうやってリスニングを伸ばしたのかについて解説します。
リスニングについては、私はリスニングに特化した問題集を特に購入しませんでした。使ったのは基本的に公式問題集のみです。
当時の私がリスニングができなかった原因は、「読めば意味が分かるけど、聞いたら理解できない」という状況でした。この背景には英語を全く聞いていなかったり、単語を音声なしで覚えてしまっていたり、今考えたらあり得ない行動をとっていたのですが、そういうことがありリスニングが壊滅していました。
しかし、言い換えると読めば分かるということは、読んで分かる内容を音声で認識し直せばいいのかと気がついたのです!
そこで、取り組んだのは公式問題集を使って、問題を解く→英文を見ながらその音声を聞く→繰り返す→真似して音読してみる、をやって英文を見ずに音だけ聞いて内容が分かるまで同じ英文に向き合い続けるという方法です。
私はこの方法を公式問題集1冊分くらいやっていったら、急激にリスニングができるようになっていき、大幅にスコアアップしました!
ネットでリスニング勉強法とか調べると、シャドーイングなどが出てくるので当時の私もやっていたのですが、正直この段階でシャドーイングはやってもあまり効果を得られないと思います。
なぜなら、シャドーイングってそもそも音声を聞いてそれを発音を真似しながら再現していく方法なので、TOEIC600点以下の人ができる勉強法ではないのです。
そもそも発音の基礎も学ばないと、効果も薄いのでこの段階でやるべき方法ではないと思います。
それよりも、確実に音声を聞いて理解できる範囲を広げていくほうが重要だと思うので、公式問題集を使って、音声を聞く→英文を見ながら聞く→音読する→見ないで理解できるようにするのプロセスを踏んで、耳で理解できる英語を広げていくのがおすすめです。
公式問題集を解く
ここまでの方法で、単語・文法はある程度できるようになっているはずなので、600点取れる準備はできていると思います。
なので、あとは公式問題集を1冊〜2冊購入して問題を解き復習を丁寧にやっていけば確実にレベルを上げていけます。
ここでは数多くの問題を解くよりも、復習に時間をかけることを優先すると良いです。例えば、Part7で理解できないものがあったら、なぜ分からないのか?を分析して細かく精読していきます。その結果、文法的に理解できていない箇所があったら、そこを文法書で学び直します。
このように丁寧に丁寧に復習を重ねながら公式問題集を1〜2冊やりましょう!
また、スコアの取り方的なところで言うと、この段階ではPart3/4/7での正答率はあまり期待できないので、そこは今得点できなくても余り落ち込む必要はないです。
600点であれば、Part2/5の正答数を上げるようにして、他のところはできるところだけを確実に正解するという戦略でいいと思います。
間違ってもPart7で全部解こうとしなくていいです。絶対に解き終わらないので、シングルパッセージに集中してゆっくり確実に正解していくとかでも良いと思います。
私はこんな感じの勉強法を重ねていった結果、400点台→600点を達成できました。600点を取れると最初の壁を超えた感じがして、嬉しいですよね!
600点を超えるとだんだん英語にハマっていくので、700点、800点と勉強する意欲はさらに高まっていきます。頑張ってみてください!
次は600点→800点編に続きます。