英検1級 独学合格法はあるのか
英検1級とは
英検1級は、英語の資格のなかでも取得が難しい資格の一つです。受験者の上位約10%しか受からない試験で、リピーター合格者も多いことから、帰国子女でも勉強を怠ると、一発で合格するのは難しいと言われています。
一般的に、レベルはTOEIC900以上、IELTS 6.5程度と見なされていますが、4技能ですべての科目で約8割以上をとらなければ合格できないという厳しい基準が設けられています。
とりわけ、英検1級には合格するために、「これさえやっておけば受かる」という指標がないため、無駄なコストと時間を払って、あれこれと参考書に手をつけたり、数十万の高額な英語講座を受講する方も少なくありません。
最終的には、ズルズル時間をかけながら独学や講座の受講で合格するか、どうにも対策が定まらず諦めるかの二択というのが現実です。
どんな人が合格するか
一般的に、独学で英検1級に受かる方の特徴は、主に3つに分類されます。
①留学経験がある、または英語関係の学部に属している方や属していた方
②帰国子女
③コストと時間をかけて独学を極めた英語の努力家、英語科教員·講師など
よって、英検準1級は持っていて、これから英検1級を早期に合格したい方はどれかに属している必要がありますが、いずれにしても過酷な道であることに違いはありません。
英検1級に関する疑問
とはいえ、どんなに難しい試験でも、コツをつかむことで大きくコストも時間も減らすことはできます。しかし、残念なことに、英検1級の攻略法をズバリ解説している著者はいません。
そもそもこんな疑問をもったことはないでしょうか?
私は、大学時代、英文科に属し、海外留学なしで独学で英検1級を取得しました。元々、英語科教員を目指し、英語教育学を学び、アルバイトで大手塾講師を4年間経験しました。
英語は教えることしか目になかった私だったのですが、あることがきっかけで、就活をすることになりました。英語が得意ではあったため、英語参考書の有名な出版社から入社のオファーもいただきましたが、結局、私は外資系企業に入社しました。
理由は何か?
私の場合、英語を本業にしたくないと思ったからです。英語で稼ぐということは、やはり自身の生活の糧になるわけなので、当然、ハイレベルを目指して、たくさんの英語の資格を取ります。
それは自己向上心があって非常にいいことなのですが、生きた英語を実生活で密に使っているのは誰なのか、つまりエンドユーザーが誰かを考えたとき、それは意外にも会社員だと私は気がついたのです。
英検やTOEICがもともとは何を目指しているのかと言えば、世界で活躍する人材を手助けすることです。ですから、資格をとることだけに専念してはいけない。ここが重要です。
よって、どこかに英検1級の合格法を教えてくれる参考書や人がいないか探すこと自体が誤りなのかもしれません。ですから、大変とは思いますが、英検1級の合格法は自分で見つけなければいけません。
そういった点を分かった上で、英語界隈の方々がはっきりとした勉強法を明かさなかったりするのだと私は思いますし、決して営利目的で情報を非公開にするようなこともしていないと信じています。
テストで満点をとれるのは努力の証です。ですが、あなたが目標にしている英検1級はなんのためにあるのか、改めて考えてみてください。きっと世界で英語を使える人材になるという原点が、あなたを合格に導いてくれることでしょう。
困ったら、今すぐお手伝いします
とはいえ、「どうしてもすぐに英検1級に合格したい!」という特別な事情がある方々もいます。大学入試、就活、転職などの大イベントでは、TOEICのように有効期限がない英検1級は、永久の資格なので重宝します。
特に英検1級を1日でも早く取得した方が、将来、知識の幅や努力のキャパシティ、年収の面で大変有利な傾向があり、私もそれを経験しています。
「いつか1級に受かればいいか」ではなく、「本当に必要とする人だけが、今すぐ受かるコツをつかんで合格してほしい」、そんな思いから英検1級ガイドブックを全力で書き上げました。
大学で学んだ英文科の知識はもちろん、塾講師、出版業界のオファー、外資系企業を通して学んだ知識をすべてつぎ込み、英検1級に早期に初合格することに特化したガイドブックに仕上げました。
小手先のテクニックは載せていません。どんな問題にあたっても安定してクリアでき、仕事などでも有効活用できる学習法を詰め込みました。
このガイドブックをお手にとっていただいた方々が、早期に合格されることを心より応援しております。
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