貧乏学生コスト削減コンセプト22:円高にならないかな~アメリカの経済情勢2023
著者は会計学・ファイナンスでアメリカの大学を卒業し、現在FXや株式に投資を3年以上続けている投資家でもあります。
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2022年3月よりドル円相場は$1=140円を目指して動き始めました。これはアメリカの金融緩和が終了した事が原因です。アメリカの利息が上がるので、一気にお金がアメリカに向かったのが理由です。
これから円高に向かうには
1.日本のゼロ金利解除
現在日本の銀行預金の金利はほぼゼロです。また国債の長期金利も0.25%以下に抑えらるように抑圧されています。日本にお金が流れてくるような状況ではなく、むしろ海外に逃げていくような状況なのです。この金利が上昇し、世界の金利に近づく状況になれば、円安もある程度は是正されます。
2.アメリカのインフレが収まりだしたというNewsが流れ始めたら
現在アメリカの金利が急上昇していますが、これは全てマネーサプライが膨大なため、インフレ率が高いので、それを抑えるための金利の上昇です。「物価上昇が収まり始めそうだ」という意見が出始め、更に経済指標による裏付けが出始めた時、徐々にドル円は円高方面へ進むという理論が成り立ちます。
不確定要素で円高に向かうには
1.株価暴落
執筆時2022年10月の段階ですが、米国も日本も株価が不安定な動きを見せています。また中国の経済も何か時限爆弾を含んでいるような専門家の指摘もあります。
株価が暴落する事が有ると、日本が信頼されて円高になる【のではなく】今まで円で投資されていた海外資産が一気に円という現金化が起こるので、一気に円高になります。
2.自然災害が起きた際
日本の経済が停滞する事による海外への影響により、資産が処分されて円高になります。
ここ数年で$1=100円は望めない
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