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文法と仲良しになるには?
英語力UPコーチの坂倉ゆきえです。
夏休みに開催した「英検準2級集中レッスン」。ややこしげな文法がたくさん出てきて生徒たち(高2、中2)はお腹いっぱい。
たとえば『助動詞+完了形』。テキストには「過去の事柄に対する気持ちを表現するために使われます」という説明と例文が載っていますが、今いちピンとこない様子。そりゃそーだよね。
で、見せたのがこちらの動画。『Peppa Pig』という海外で大人気のアニメで、Peppaという子ぶたとその家族のストーリーです。この中にターゲット文型の"must have done"(~したに違いない)が出てくるんです!
動かなくなった恐竜のおもちゃを見てママpigが何と言っているか聞き取ってみてください(40秒ぐらいから)。
そう!
"I think the batteries must have run out."(電池がきれちゃったみたいね)と言っています。
幼児向け動画に出てくる=日常的によく使われるということ。とは言え、ネイティブ向けなのでスピードは容赦ない。生徒たちはもちろん一回では聞き取れません。が、何度も聞いて、こちらが発音や言い方をやってみせて同じように言えるまで練習してからもう一度聞くと、「あ、聞こえた!」と目がキラリン♪
はい、自分で言えるものは聞こえるんです。
テキストをただ見ているだけでは、その文法が「どんな状況で」「どのように言われるのか」が分りません。それではテストや実際の会話では使えないということになります。
文法と聞くと難しく考えがちですが、「使える感」がもてると楽しく取り組めますよ。