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Phonics 学習のバイブル
Jolly Songs
by Laurie Fyke and Kerrie Sinclair
Jolly Phonics
10年ほど前に購入。車の中で流していたらあっという間に子どもたちが覚えて歌えるようになりました。学びが進んで、我が家には必要なくなったので一度手放したのですが、どうしても教室で使いたくなり再度購入しました。
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Jolly Songs
① 1つの音に一つの動作
例えば、アルファベットsの音は、ネイティブスピーカーにとってヘビの出す音を連想させることから、「sss」と言いながら手を【s】の形に動かしながら歌います。
動作があることで歌をより楽しく印象付けることができます。
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The Farmer in the Dell はこちら↓
② 使う頻度の高い文字から
基本的に単語の中で使用される文字は小文字であることが多いため、Jolly Phonicsでは小文字から、そして使われる頻度の高い文字から学びます。
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③ 組み合わせ文字も一つの音として
【ai】は「エイ」
よく聞こえなくて聞き返す時のように。
【sh】は「シー」(無音)
赤ちゃんが寝てるから静かに!
のように、よく使われる組み合わせ文字も一つの音として最初から学んでいきます。
④ 習った音から組み合わせて読み書きを同時に習う
Jolly Songsは、イギリス東部のサフォーク州で20年以上幼児教育にかかわる Sue Lloyd が同僚とともに作り上げたJolly Phonicsという言語学習法の第一段階で使われる教材です。
ディスレクシア(読み書きに限定した困難)を持つ子供たちが無理なく読み書きを学ぶために歌や動作を交えて楽しくフォニックスを習得することができるようになっているのですが、Jolly Phonicsの大きな特徴は、学んだ音を何度も繰り返し復習してから次の学習へ進む。そして、読める文字が増えるごとに今まで学んだ音と組み合わせて単語を読む、書くという学習を同時並行で進めていきます。
なので、42音が読めるようになった段階で英検4級の単語が「意味は知らないけど大体読める、書ける」ようになります。
現在では英語を第二外国語として学ぶ多くの国で導入されています。
最近中学生の英語勉強をみてあげる機会があったのですが、単語の読み方、スペルを覚えるのにとても苦労している子が多いように感じました。
是非、全国の小学校で導入を進めて欲しいと思う教材です。
Jolly Phonicsについて詳しくはこちらへ↓
Jolly Study Square
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