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子供を諦めた日

以下のことは今より前のこと、noteに下書きのまま書き途中で残っていたから、時間が経った今、書き切ることにした。

体外受精をして作った受精卵を使い切って、不妊治療が終わった。
医師からは、数パーセントの可能性しかないとのことだった。

私も妻も40代、残念ながら諦めた。
ただ、ここまでやったから諦めが多少つき易い。
お金を気にして早めに切り上げていたら、後悔していたところがあったかもしれない。
妻には色々がんばってもらった。

強い注射を自ら下腹部にして、がんばってもらった。ありがとう。
残念な気持ちがないわけではない、でもそれは私だけではない。
世の中すべてが手に入るわけでもない。
寂しいこともあるし、不安なこともある。

多分気持ちの整理をするために書いたのだと思うが、途中で頓挫したのは、その整理がつかなかったのだろう。
今の私は、どうかといえば、吹っ切れたのかというとそうではなく、
考えないようにしているのだと思う。

自分の気持ちに整理をつけるというのは、事実を受け入れた上で、生活していければ良いが、私は考えないようにして生活してきたんだなっておもう。

これしかなかったんだな。

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