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garakutax
飛行機が上昇する時について
In this article, I will explain climbing flight, focusing solely on jet-driven aircraft.
この記事では、クライミングフライトについて説明しますが、ジェット駆動の航空機についてのみに焦点を当てます。
初めに力の関係についての図を描きたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1715561168100-OCMWlkq3RH.png?width=1200)
そしてWは以下のように分解することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715562223472-HqA8ToBMSV.png?width=1200)
次に力の関係の式を書くと以下の様になります。この点において飛行機の進行方向を正とします。
![](https://assets.st-note.com/img/1715562651520-ehG2LBGkJG.png)
さらに前回の記事で導き出したように抗力(D)は以下の様に表されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715562756049-4CjNVrGPue.png?width=1200)
つまりDを用いて元の式を以下の様に変形することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715562812084-NZvFnRXcsI.png?width=1200)
さらにこの式にVをかけるをとによって以下の様になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1715563002056-P5EGEdEWw4.png?width=1200)
そしてVは次の様に分解することができます。そしてVsinγ=V[v]とします。
![](https://assets.st-note.com/img/1715563440158-zyxdDta4UR.png?width=1200)
つまり、上の式は以下の様に書き換えることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715563624005-ntvcqdzRWo.png?width=1200)
V[v]を見つけるためにさらに式変形を行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1715563663337-y4VyN7lfAs.png?width=1200)
これらのプロセスを通して飛行機の上昇率(V[v])に関する関係式を見つけることができました。そして、γの値はここでは上昇比を示しています。
今回はジェット駆動の飛行機が上昇する時の仕組みについて解説してみました。プロペラの飛行機についてはこの式は使えないので気をつけてください。