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【合格体験記】簿記(2級)
note概要
このnoteは、私の簿記2級の合格体験を記事にしたものです。
これから簿記2級を受けようと思っている方や、簿記について少しでも興味がある方には読んでいただければ、参考にしていただける内容が詰まっています。
また、私は簿記3級を飛ばして2級を受けました。
ですので、簿記3級から受けようと思っている方や、簿記3級を受けずに2級を受けようと思っている方にも、参考になるポイントが多いと思います
なお、アウトラインは次のポストで見られるので、これだけで概要はつかめるかもしれません。
【簿記振り返り①】
— ゆるふわエンジニアありか (@engineerarika) January 28, 2024
・対策期間
10月〜1月(4ヶ月弱)
・対策方法
①簿記3級学習(1ヶ月)
→TAC「合格トレーニング」1周
②簿記2級(残り)
→TAC「みんなが欲しかった」シリーズ
1. 教科書2周
2. 問題集2周
3. 苦手論点1周
4. 模擬試験(付属&ネットの)
受験までの基本データ
対策期間
対策期間は、4ヶ月弱(2023年10月~2024年1月)です。
簿記3級を持っておらず、知識ゼロの状態から始めました。
そのため最初の1ヶ月で簿記3級の学習をし、その後2級の学習をしました。
参考書
3級の参考書は次のものを使いました。
3級の学習がある程度終わった後に、2級の参考書を買いました。
3級で使用した参考書は、かっちりしすぎていて、途中しんどくなったので、2級の参考書は別シリーズのものにしました
2級で使用したのは、次の参考書です。
いわゆる「みんほし」シリーズです。
個人的には結構わかりやすかったので、よい参考書だったと思います。
しかし(これは対策の後半に気付いたのですが)、教科書の「参考」に、試験で比較的問われる内容があることも多く、教科書の「参考」部分も、最初からしっかり学んでおいたほうがよいと感じました。
「みんほし」の問題集には、模擬試験がついているのですが、それだけだと足りないと思ったので、以下のサイトからも模擬試験をしました。
2級・3級どちらもあり、おすすめです。
また、参考書とは少し違いますが、簿記では電卓が不可欠です。
以下のツイートを参考にしつつ、次の電卓を買いました。
ゆるふわOLが今年買ってよかったものをまとめました(*'ω'*)!やっぱり勉強のモチベを上げるには可愛いものが一番だよね♡#買って良かった2022 #ベストバイ2022 pic.twitter.com/9GYRzciuKZ
— mimi@ゆるふわSE( ੭˙꒳ ˙)੭ (@mimiOL_ganbaru) December 30, 2022
この電卓は非常に使いやすくて、簿記以外でも電卓持ち込み可の試験では必ず使っています。(例えば、ERE・販売士など)
非常におすすめですので、ぜひ…!打鍵感がいいです。最高。
対策内容
簿記3級範囲
簿記3級の学習は1ヶ月ほどでした。
前述の参考書・問題集を1周したのみです。
ただ、2級を受けるうえで、3級の内容をよりしっかり積んでおけばよかったと思うことが多く(特に問題を解いたとき)、今思えば、より時間をかけて学習しておけばよかったです。
2級の学習に入っても、「みんほし」の教科書は、3級の内容を復習できるように設計されていたので、そこからたびたび見直していました。
簿記2級範囲
簿記2級は、商業簿記と工業簿記があります。
学習の順番として、商業簿記→工業簿記としましたが、今思うと逆でもよかったかもしれません。
というのも、工業簿記は4割の点数しかないのですが、やり方が分かれば間違える確率が少なく、得点源にしやすいものなのです。
そのため、そこをかっちり学んでおくことが大事だったように思います。(本番では、工業簿記で満点を取りたかった)
商業簿記・工業簿記共に、教科書を2周し、問題集を2周しました。
また、苦手論点がいくつかあったので、その部分も重点的に1周しました。
対策ポイント
対策を進める上で、力を入れるべき点は、以下だと思います
(1)基本の財務諸表を正確に作成できるスキルを磨く
当たり前かもしれませんが、やはりここは非常に大事です。
特に2級だと、連結財務諸表が出てくるので、余計に「普通の」財務諸表はしっかりと作れる必要があります。
連結財務諸表は、個人的にかなり苦手だったのですが、その要因の一つとして単純な財務諸表への理解不足があったので、ここはぜひ意識してもらえると、手こずることが減ると思います。
(2)工業簿記を自信持てるレベルにする
すでに述べてますが、2級の工業簿記は比較的簡単だと思います。
パターンを理解し定着させれば、必ず解ける問題ばかりだからです。
理解するまでに時間がかかるところはあるかもしれませんが、試験問題と問題集の問題とで、レベルが一番変わらないものだと思うので、ここはぜひ、きっちり得点源にしてもらえると、合格しやすくなると思います。
(3)電卓を使いこなす
簿記2級は意外と時間的に余裕がありませんでした。
そのため、「電卓への慣れ」がかなり重要になると思います。
「M+」や「M-」、「GT」などのキーを使いこなせると、計算時間がより減らせるので、普段の学習から意識してもらえると、試験に必ず役立ちます。
試験結果
簿記2級、うかりました!
— ゆるふわエンジニアありか (@engineerarika) January 27, 2024
3級すら知らずに大体4ヶ月でなんとか
連結会計が満点で嬉しかったのと、工業と単純仕訳でなんで落としたのかだけが謎…
まぁとりあえず、合格は合格!#簿記2級 #簿記 pic.twitter.com/kBtupDbhtv
ポストにすでに書いてますが、単純仕訳(第1問・20点満点)と工業簿記が満点でないこと(第4、5問・合計40点満点)が残念でしたが、無事合格となりました。
いつか、簿記1級にもチャレンジできればなと思っています(願望)。
終わりに
簿記2級の合格体験記は以上です。
もし気になる内容や質問などあれば、コメントをいただければ、可能な限りお答えしようと思います。
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