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《信用2》失墜と挽回 時間が解決するが、誠実さと感謝と繊細さを忘れるな

おう、いらっしゃい!
酒場のマスター、シシャモだ。

今日は大事な話をしよう。
信用についてだ。

以前、信用はためるものだと話した気がするが、今回は失ったときのことだ。
一度失った信用はすぐには戻ってこない。
どんなに誠心誠意尽くしたとしても、だ。

商談や契約であれば、一瞬で白紙に戻り、二度と声がかからない、ということもザラだ。
エンジニアのクエストも、受注すらさせてもらえないことだってある。

これは相手目線や相手の気持ちに立って考えてみればわかる。
相手はお前さんや、仕事やクエスト、友人かもしれんが、一定の期待をして関わってくれている。
その期待が大きい分、望んだ結果にならなかったときは失望も大きくなる。
がっかりしてしまった後、もう一度頼みたいと思うだろうか?
同じ失敗を繰り返すんじゃないか?相手は不安でいっぱいだ。

それでも挽回のチャンスを与えてもらっているのであれば、それは最後のチャンスだと心得ることだ。

信用を取り戻すには、気の遠くなるほどの時間が必要だ。
今すぐ取り戻そうと焦ってあれこれやるのは逆効果だ。
地道に、ひとつづつ信用を積み重ねていくしかない。

こればっかりは根気のいる作業だ。
そこで諦めてもいいが、本気なら、挽回すべきだな!

取り戻した先に、より強固な関係性が生まれることもある。
だがそれは相手次第だから、こちらから期待することではないな。

誠実に対応すること。
とにかく繰り返さないこと。
改善の姿勢を見せ続けること。
途中で手を抜いたり投げ出さないこと。
宣言したことや約束を守ること。
子供に当たり前のように教えていることを、大人の自分がまずやるべきだ。

感謝の気持ちと姿勢も大事だ。
周りの協力や支えがあって今の自分があるんだ、自分だけで作ってきた今ではないと、
どれだけ思えるか。
仕事においても裏方のスタッフに気を使えなくなった会社は、いずれ内側から崩れていく。
良好な関係は感謝と敬意の上で成り立つもんだからだ。

繊細さも大事だ。
性格じゃなく、行動で繊細になれるかどうか。
ちょっとしたことでも気がつくアンテナ、先見力、気配り、
自分よがりではなく周りに目を向ける余裕。
こういった小さいことの積み重ねも信用になる。

人生はどの瞬間も学ぶことでいっぱいだ。
手痛い失敗ほど大きな経験になるし、他の人にはない財産になる。
お前さん自身がしっかり前を向いて、改善を続けていれば、その熱さに心打たれる人も出てくるだろうさ!

何事も続けたモン勝ちだ!
他の人には真似できないほどの芯のある人間を目指してくれ!
俺はお前さんのこと、気に入ってるんだからな、頼むぜ大将!

《基本スキル 信用は時間をかけて回復》


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