英国二級市民になる方法

こんにちは、全然noteを更新していないコージです。
前回の更新はパスポートの更新の時だったみたいですね。
思ったよりも丁寧に書いててびっくりです。

Twitter(X)でもちらっとつぶやきましたがつい先日、英国二級市民の資格をやっと手にいれました。
いわゆる、永住権(Indefinite leave to remainもしくはsettlement)というやつです。

ちゃんとXって正式名称で呼ぶ人どれくらいいるんですかね。ツイッターの方が絶対伝わる。。。。。


ビザとは

そもそも、ビザ(入国/滞在許可証)とはなんのか馴染みのない人も多いとおもいます。(永住権もビザの一種です。念のため)
基本的に他国に入国し滞在するに許可証が必要になります。
本当はパスポート(旅券)だけでは入国はできません。
ただ、日本人の場合は日本パスポートパワーでほとんどの国なんの申請もなしに自動的にビザがおります。
日本パスポート万歳。
(それもで日本人のパスポート所持率は先進国最下位?の17%らしいですね。)

なので、海外旅行でわざわざ申請をするというのは日本人には稀な事でしょう。

しかし、長期滞在(イギリスの場合は半年以上)となると話は変わってきます。半年までは、観光ビザで入国できますがそれ以上滞在するにはそれ用のビザが必要になってきます。
例えば、日本人がイギリスに長期滞在するとなと主には留学か仕事でしょう。
それぞれ、そのためのビザの申請が必要になってきて、プロセスや条件は全く変わってきます。

僕の場合は学生ビザ>スキルドワーカービザ>永住権でした。

今回はその永住権の話をしますね。

ビザのルールはコロコロ変わるし、僕はプロじゃないし、ちゃんと下調べしてるわけでもないので独り言くらいにとらえてくださいね。
備忘録的に書いてるところもありますけど、ビザの申請するときの参考にしたりないように。

英国永住権の取り方

日本人がイギリスで永住権を取るには主に二通りあります。

  1. スキルドワーカービザで5年

  2. 学生ビザやその他のビザでイギリスに10年滞在

先にも述べたように、僕の場合は働いて5年のビザ。これがたぶん主流で一番永住権を取りやすい(らしい)です。

スキルドワーカービザから永住権への切り替え

このルートしか知らないので。。。
2024年現在、この永住権に必要な物/資格は

  • 最初のスキルドワーカービザから5年経過してること。

  • 給料が基準を満たしてること。(リストは政府のサイトにあります。)

  • 永住権を申請する際に働いている会社から、レターをもらうこと。

  • Life in the UKのテストをパスすること。

後は政府のサイトの専用のフォームからビザの申請すれば、大丈夫です。
フォーム自体は割とシンプルで難しくはないですが、説明が不十分でわかりにくいところはいくつかありますがソリシター(弁護士)なしでも友達に聞いたり、グーグルで何とかなりました。

ちなみに、アプリケーションだけで£2,885かかります。そして、その大半は機能していないNHSという健康保険につぎ込まれるます。NHSについてはまたどこかで書きます。。。

さらに、最長6か月かかる審査を2週間にしてくれる、プライオリティーサービスに£500。。。
証明写真や指紋情報の提出に£200。。。
約£3500(70万円!!!!)がほぼほぼ最低限でかかります。
そこにソリシターを使ったりすればプラス£1800。

待遇の良い大企業にいれば、会社が負担してくれるところもあるみたいですけど、永住権は個人のものなので個人が負担するのが一般的みたいですね。

5年間働いて、税金もちゃんと納めて国民健康保険も払っているのに今の生活を続けるためだけの出費です。
理不尽。。。。。
ただ、ルールには従うしかないですし、それも自分の意志なので文句を言っても仕方がないのです。

そして、Life in the UK のテストというのは、いわゆるイギリスの一般常識テストです。
ただ、一般常識といってもかなり幅が広く、イギリス人でも勉強しないと受からないと言われてます。
どんな問題か気になる人はググってみてね。本当に常識な話から、それ誰が知ってるのっていう問題まで出てきます。

当然、そのテストに受かるために勉強をしないといけません。(ちなみに1回£50、お金さえ払えば何回でも受けられます。風の噂では10回以上受けた猛者もいるとか。。。)

やはり、勉強というものは幾分苦手なもので、特に学生の性分を忘れてからというもの本ですら読まない体たらくでしたので、改めてテスト勉強をするというのはなかなかに難しいものです。

ということで、アプリをインストールしてみました。
隙間時間に何回も反復するのが一番効率良いだろうなと思ったので。
結局、一階テストの日程を延期はしたものの、一発で合格はできました。
よかった。

すぐにメールで合否が送られてくるので、合格したらそのメールをなくさないようにしましょう。リファレンスナンバーが永住権の申請時に必要です。

ちなみに、テスト形式は4択(複数選択も含む)か2択でテスト会場に行くとパソコンとにらめっこしながら回答します。

他にもどんな書類が必要なのか等、細かい事を書いていけばきりがないので、とりあえずこれくらいにしておきます。
要望があれば、また別で覚えている限りの詳細を書いてもいいですが。。。

永住権で出来ること

永住権と市民権(国籍)の違いは、主には選挙権にあります。が、その他の事はほぼほぼイギリス国民と同じような扱いを受けることが出来ます。
たとえば、学費にしてもイギリス人価格(留学生はイギリス人の大体2~3倍の学費)で大学で勉強できますし、学生ローンを借りることもできます。

ちなみに、永住権を取得して一年たてばその市民権を得ることも可能です。ただ、日本は二重国籍を認めていないのでその場合は日本人を完全にやめてイギリス人になる事を意味します。
日本人にはほぼほぼメリットがないので、イギリス人になる人は少ないんじゃないでしょうか。

インド人なんかは、みんなイギリス人になりたがります。彼らの場合はほとんどの国に旅行に行くにもビザ申請が必要でかなり面倒らしいので。

おわりに

題の「二級市民の資格」とは永住権で、選挙権はないけれど基本的にはほぼほぼイギリス国民と同じ扱いをしてくれるという意味でした。

また、冗長になってしまったのでこれで終わりにしてきます。
ちゃんと読み返してないので、誤字脱字等なご勘弁を。。。

書きたい話、書いたら面白いだろうは割とあるのだけれど、文字お越しの労直が大きすぎます。チャットGTPに頼もうかな。

あと、まったく関係のない個人的な話ですが、年末5年ぶりに日本に帰ります。5年も日本に帰っていないことにびっくりします。コロナ禍以降の日本を全く知りません。
時の流れは速いですね。

では、また。

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