子どもに合わせて教材を準備しよう-春休みは子どもの苦手を克服する大チャンス!
冬休みが終わって新学期が始まってすぐですが、春休みも実はすぐそこに。
春休み前ってやたらと早く帰ってくる日も多くなりますからいつもより少し時間がありますし、春休みは学校からの宿題も出ません。
春休み自体、約3週間程あります(地域によって多少異なるかもしれませんが)。
ここは「本学年で見えた苦手を減らす」絶好のチャンスです。
まるでどこかの塾の回し者のようなことを言っていますが、本当にそうです。
1年生の春休みのとき、苦手だった国語と算数の文章題問題集を一冊、やっていくうちにどんどん回答精度が上がっていき、終わる頃には文章題なんて怖くない状態までになりました。
親が率先してできるうちはぜひやってあげたいところ。
普段から見ているからこそ、ざっくり「総復習」の問題集を出すのではなく、親が用意してあげられます。
子どもの勉強は親も伴走してあげることが大事だと思っています。
このnoteでは私の春休みの課題用意の考え方、やり方を書いていきます。
子どもの苦手単元を把握しておく
あなたは自分の子どもの苦手なところ、知っていますか?
普段から勉強を見ていればなんてことありません。大体わかります。
知らなくても大丈夫。学校から返却されたテストは残っていますか?
点数はどのくらいとれていますか?取れていない問題はどんな内容でしょうか。文章題?計算問題?
また、単元によって点数の差はありませんか?
ここからでも十分に子どもの苦手単元のヒントが得られます。
苦手単元のヒントを元に集中的にやれるような構成を作っていきます。
問題集は「単元別」のものを選ぶ
この時期になると書店に学年別の総復習の問題集が並びますが、個人的には総復習はおすすめできません。
理由は1年分をぎゅっと一冊に収めるために、各単元の内容が薄くなってしまう場合があるためです。
親は子どもの苦手単元がわかるのですから、苦手単元をたくさん練習できる問題集を選ぶ方が効率的です。
親子共に頑張れるなら、または特別苦手分野が見当たらない(優秀!)などの場合は総復習の問題集を追加しても良いと思います。
我が家の場合:通常の進研ゼミに追加して市販問題集等を追加
我が家は進研ゼミを使っていますが、通常の冊子と追加ダウンロードプリントに加えて苦手分野を集中的に鍛えられるように構成を作っていきます。
うちの子どもの苦手分野ですが、1年生のときの国語は「文章読解」が苦手で「漢字」が覚えきれていない様子が見られ、算数は「文章題」が苦手、「計算」のケアレスミスがありがちでした。
そのため、春休みは公文の国語「文章読解」と「漢字」に特化した問題集と、算数の「文章題」を購入しました。
計算プリントは無料ダウンロードにお世話になりました。
(当時はありませんでしたが、今ならスタディチャレンジのプリントメーカーも使えますね)
1冊終わる頃には見違えるくらいにレベルアップしましたよ!
2年生の今回、国語は「作文」が苦手、算数は単位計算(リットルとデシリットル、センチメートルとミリメートルの計算)がちょっと怪しい、「文章題」が苦手…というより読むのが面倒なのかも、それから引き続き「計算」のケアレスミスがありがちです。
前回苦手と判断した国語の文章読解はとても伸びました。
公文の国語「作文」と「漢字」に特化した問題集と、算数の「単位」に特化した問題集を購入予定です。
計算プリントはもちろんスタディチャレンジのプリントメーカーを使います。こういうときのために作ったんだ。
2年生の「漢字」はかなり覚えているような気がしますが、定着させるために一冊やる予定です。
1日あたりにやる量を増やしすぎない、でも毎日やる
1日の課題量は1回採点後の直しも入れて1時間~2時間半くらいの量に調整します。
進研ゼミの教材から国語と算数(冊子、挑戦問題、プリントなど)
公文の国語 作文 1~2枚(両面)
公文の国語 漢字 1~2枚(両面)
公文の算数 単位と図形 1~2枚(両面)
算数の計算プリント 1~2枚(両面)
プリントは早ければ1枚5分、遅くても20分くらいでできます。1枚15分で計算しするとプリントだけで(長くて)2時間程。
進研ゼミは国語と算数の両方で1回20分程度でしょうか。
子どもの抵抗が激しい、外出予定があるときは1日にやる課題数を減らします。
ただ、一気にやらなくても良いと思います。
うちの子は午前は進研ゼミ関係をやって一旦ゲームやテレビ、終わったらプリント類をやって2回目のゲームやテレビをやるパターンが多いです。
量は少ないと思いました?それとも多いと思いましたか?
これを「毎日やる」のがポイントです。
春休みだから1日4時間!としたところで子どもの集中力は続きませんし、毎日やる気も出てきません。
また短期間で一気に問題集を終わらせる意味はほぼありません。
もし一気にやった中の途中でわかっていないところがあったら戻ってやり直しになります。親の採点も大変ですよ。
一冊終わる頃には見違えるほどに!
毎日コツコツやっていくと、必ず問題集は終わるときがきます。
継続は力なり。
その頃にはしっかり定着して、やる前とは見違えるような理解度になった我が子がみられますよ。
春休み中にすべて終わらなくても大丈夫。
問題集を毎日1~2枚ずつやることで春休み前~春休み終了までに8割方終わります。4月は授業がすぐに本格化はしないので、その間に終わらせることができます。
注意「問題集を用意しすぎない」
ここで一つ注意することがあります。
苦手を克服してほしいからと言って問題集を用意しすぎないようにすることです。
目の前に冊子の山があったら大人でも嫌になりますよね?子どもでも同じです。
勉強嫌いにさせるのではなく、苦手を減らすことが目的です。
用意するのはほどほどに、ただし用意したもの全てが春休み中に終わらなくてもオッケー、焦らずに行きましょう。
(自分にももう一度言い聞かせます。)
準備する親も大変です
問題集を準備する、それを完全に終わらせるよう促す、採点する、できなかったところを説明して理解してもらう…
解答と解説を読んで理解できる年頃になるまで、または親の理解力が届かなくなって説明できなくなるまでは続くでしょう。
中学生くらいまで頑張れるかな?(個人的には、英語以外)
単なる生命を維持する「生かす育児」ではなく、今後生き抜く上で困らないように教育する将来の育児も本当に大変です。
問題集をやるように促すのもそうですが、採点して間違っていたとき、それを指摘して拗ねられたとき、これから説明するといっても聞かなくなったときにはもう…笑
大変ですが、子どもの頭の成長を間近で見られるので楽しい部分もあります。辛いばかりじゃないです。
まとめ
春休みは学校から宿題が出ません。
そのため、子どもの苦手分野を減らす大チャンスです。
勉強は親も伴走することが大事だと思っています。
親は準備もやるように促すのも大変ですが、達成したときには苦手がなくなっている姿をみられて感慨深いですよ。
春休みに向けて、うちの子にはどんな構成が良いか改めて考えて準備していきます。
小学校1年生~2年生頃までの計算プリントはスタディチャレンジのプリントメーカーをぜひご利用ください。
筆算対応です。