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九九を1万回やっても、難しい文章題は解けるようにならない

タイトルのセリフは、子が塾の公開模試を受験したあとの塾の説明会で塾講師の方が言っていたことです。

これ、本当にガツンと来ましたね。

確かにその通り。九九を1万回やったら達成感はすごいだろうけど、だからといって文章題が解けるようになるわけではない。

つらつらと、保護者側の気持ちを書いていきたいと思います。


学校の宿題と、個人の習熟レベルの乖離

小3も後半になってくると、学校で出される宿題と個人の習熟レベルにすごく差があるな、というのを感じます。
ここでは国語と算数に絞って書いていきます。

国語の漢字は新しいものも出てきて習得するのに良いのですが、問題は算数。
計算ドリルも簡単、プリントも簡単です。
これ、できない子いるんだろうか?と疑いたくなるような難易度です。
机に向かう習慣をつけるために、難しい問題でやらない状況を作らないためにそうしているのか…わかりませんが、とにかく簡単です。

この問題ができたところで、難しい文章題は絶対に解けるようになりません。

結局、学校は最低ラインはここだよ!というところを教えてくれるのであって、よりレベルアップを目指すところではないんですね。公立だからかもしれませんが。

より学力をあげたいなら家庭学習でどうにかするしかない

学校のテストはほぼ100点で理解していても、難しい問題で高得点を取るのはまた別の話です。

同じ単元でも「ここまでやる?」というのもたくさんあるわけで…ちょっと難しい市販の問題集などをみるだけでよくわかります。こんな問題学校でやらないでしょう、って。

でも学校でその辺りはやらないんです。やってくれないんですよね。
ただでさえ外国語もあって時間数もいっぱいだし、色々大変なのもあるんですけど…

子どもの学力をよりあげるなら、家庭学習でどうにかするしかないんだなと痛感しています。
つまり、子の学力はある程度までは親の責任になる、と言えちゃうんですよね…たぶん…

塾に通える子が何かと有利、と言われる理由ですね。塾は学校ではやらないような難しい問題集を使って解いて演習していきますから。

学校外の学習でレベルアップするしかない

家庭学習で簡単なのをやるのではなく、もっと難しい問題に挑戦させましょう。それに慣れていきましょう。

塾講師の方の話は、そんな感じで締めくくられていたと思います。

本当にそうで、学校の問題は最低ライン。最低ラインを理解したら、より上を目指せるなら、難しい問題に挑戦して、理解して…を繰り返すしかないですね。
覚えた知識をどう使っていくか、頭の使い方の練習でしょうか…

なんにせよ、子の学力は親にかかっている部分は絶対にあるよね、と感じた話でした。

もうすぐ冬休み。
小3も小1も計算問題は大丈夫そうなので、今年の冬はちょっと難しいワークを用意してやってもらおうと画策する母なのでした…

おまけ:国単位でみたら公教育の勝利

おまけです。
たまたま日経新聞(2024/12/11)でみたのですが、国際成人力調査で日本は読解力と数的思考力が2位で、問題解決能力が1位なんですって。

問題解決は面白い問題があったようですね。
子どもを学校に送ってからスーパーに寄って買い物して帰宅してリモート会議に出るんだけど、どういうルートで移動するのが正解?なんていう問題がありました。
地図みれば最速ルートはわかるでしょ…!と思うけど。けれど、解けない方もいるんでしょうね。

お隣の受験戦争で大変な韓国は…というと22位。あんなにお勉強頑張っているイメージなのに、これは意外でした…

(米国なんかは国が広すぎるから全体でみたらまあそうなるでしょうね、なんて印象)

たぶんよく言われる日本の公教育の勝利っていうものだと思うんですよね。
だから公教育は決して無駄ではない。

…そうは思うんですが、さらなるレベルアップには家庭の力が必要なわけで…。
勉強をみるにせよ、塾に通わせるにせよ…
頭の使い方は訓練しておいた方が良いに決まっています。

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