「本日、承後過ぎの生き方」キャストを紹介してみた①
前回の記事(https://note.com/engine_kaneko/n/n9c42cf3ce1b9)では「本日、承後過ぎの生き方」の公演全体の振り返りをしましたが今回はキャスト陣の紹介。
配信終わって1週間経ったタイミングで書いても今更遅いんじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますがひとこと言わせてください。
本当にその通りだと思います(土下座)
言い訳をさせてください。
ゆっくりパソコンに向かう時間が取れんかったとです(土下寝)
スマホで書けるのでは?と思う方が恐らく大多数だと思うのですが私、不器用過ぎるゆえにスマホで長文が書けないんです…
という事で、ようやっと落ち着いてデスクワークができそうなので、今現在noteを書くべくパソコンに向かっている、という状態でございます。
前置きが長くなったな。
という事で「本日、承後過ぎの生き方」に出演していただいたキャスト紹介、
いってみよー!
※荏原汐里、酒井菜々夏さんは前回の記事で紹介しましたのでこの記事では割愛します。
菅野奈都美
大谷百代 役、菅野奈都美さん。通称・おなつ。
出会いは昨年6月に金子が音響で入った「さよ藤」という舞台。
「さよ藤」の時は闇を抱えながらもコミカルな役どころでした。
大谷は自分に正直で真っすぐで、それ故に周りが見えなくなる時もあるのですがすぐに我に返って自分が悪いと思った事はちゃんと謝れる、この作品の数少ないまともな人物。
青木が望月を殺害した時に「自首して」と言ったのですがこれは勿論青木を思っての事。
最終的に青木は逃亡したのですがその後彼女は…
その後の大谷の動向は青木役の長谷川くんの項目で記載します。
普段のおなつはめちゃくちゃしっかり者。
気付けなかった事とかも教えてくれて本当に助けられました。
プレイヤーとして舞台に立つだけでなく演出や演技指導もしているそう。
おなつから学んだことが多くて勝手ながら勉強させていただいていました。
小宮カエ
白鐘香里 役、小宮カエさん。
出会いは「本日承後」のオーディション。
今まで出た作品で母親役が多かったと言っていましたが今回も母親役でした。
香里は初演にはいなかったキャラクター。
正確には春治と亜季が両親の存在について少し言及したくらいでなんと初演では両親は後に事故死したという設定でした。
追加した理由は「白鐘家と黒川家の対比をわかりやすくしたかった」からです。
結果的に香里も夫の幸雄も死にはしないものの絶望の淵に追いやられてしまう役となりました。
そんな香里は「母さん」というより「母ちゃん」。
だけど子供や夫を頭ごなしにどやすわけではなく、何よりも家族を大事にする母ちゃんなのです。
ちなみにしれっと言及していましたが香里はバツイチ。亜季が生まれて間もなく最初の夫と死別しています。
幸雄は再婚相手なんですよね。
前の旦那の事もあるので亜季が失踪したとなりゃそりゃ…もう…
カエさんは稽古を重ねていく毎にどんどん母ちゃんになっていきました。
子供達の事も夫の事も稽古外で愛でてる姿を見てほっこりしていました笑
志子田憲一
黒川繁雄 役、志子田憲一さん。
出会いは2018年に音響で入ったオザワミツグ演劇さんの「わたし、不合格」。
ちょっと危ない匂いを香らせた役だけどどこかコミカル、そんな印象でした。
繁雄は妻の雅恵と共にアキを教育虐待で追い詰める役。
その理由は「自分も妻も学歴にコンプレックスを持っていたから」。
自分の子供に同じ轍を踏ませまいとしていた事がいつしか「怒ること」が目的になってしまう事って割とよくある事で、そうなると相手がどんなにいい事をしても何も響かなくなってしまうんですよね。
「あなたのために」を大義名分に教育虐待をする親は多いんです。うちの親もそうだったので。
金子が今まで見た作品ではコミカルな役が多い志子田さんですが、アキに怒鳴り、千夏に優しい眼を向ける姿に言いようのない恐怖を感じた人も多かったんじゃないかな?
普段の志子田さんは超が付くほどいい人で稽古場も賑やかしていました。
そしてグルメ!ラーメン通!
コロナ流行る前に志子田さんと行ったとんかつ屋めっちゃ美味しかったなぁ
杉田のぞみ
対馬京子 役、杉田のぞみさん。
出会いは前回公演「僕達は出会った、霧烟る木々の中で」のオーディション。
前回は先生役。そして今回は部長役。のんちゃんは上に立つ人の役が多いね。
対馬は仕事に厳しいが基本的にはおちゃめでいい人。
再演稿では茶目っ気のあるシーンを追加しました。置き物を石田に紹介するシーンですね。
そして若手社員からの愛のある(?)いじりも追加しました笑
のんちゃん自身がかなりタッパがあるので(金子よりデカい)それを活かしたセリフ書きたいなぁと思ってのんちゃんの許可を得て書きました。
実は「対馬最強説」の最後の方はアドリブなんです。
台本では「あと〇〇とか」としか書いていません笑
のんちゃんは2回目の演人の夜出演。実は同い年。
近年はWAHAHA本舗さんとか大きい団体さんにも出演しているし、高身長の女優さんって貴重だから重宝されるんじゃないかな。
あと同い年組で行く31会はあと1週間待ってね←
髙木聡一朗
石田隼人 役、髙木聡一朗さん。
出会いは2013年に金子が出演した劇団6番シードさんの「Call me Call you」での共演。
その後2017年にもう1回共演して、そして今回。聡一朗さんとは4年に1回ご一緒するスタイルなのか。もっとご一緒したいけどな俺は。
石田は皆の思い浮かべやすい理想の上司を基に描きました。
仕事はしっかり教え、対馬に説教された部下へのフォローも忘れない。
悩んでる若手社員の話を親身になって聞いてアドバイスして…そりゃ対馬からの信頼も厚いし望月も惚れるよなぁ
そして車イス生活になった父親の事も気遣って…
…ここまで聞いて悪い要素一つもないじゃないですか?
なのに金谷に一方的な嫉妬で殺されてしまうんですよ。カワイソスギル…(´・ω・`)
メイドインホリデーは憎悪の巣窟なんだよなぁ
その中でもまともなのは石田と大谷と対馬部長だけなんですよね。
そんな石田を演じた聡一朗さんは稽古場で必ず一個はネタを入れて周りを笑かしていました笑
初めて共演した時からその辺りはほとんど変わってなくて勝手に安心してました。
普段は会社の経営者としての顔も持ち合わせております。
竹中友紀子
黒川雅恵 役、竹中友紀子さん。
出会いは昨年秋に音響で入った舞台にて。
その時に演じたのはものっすごく気の強い異国の妻の役。
雅恵は絵に描いたような教育ママ。
アキに辛く当たる理由は先述の繫雄と同じく自身の学歴コンプレックス。
繁雄が恫喝に近い怒鳴り声をあげるのに対し、雅恵は「正論風」に大声を上げていました。
怒ってる時と優しくしてる時のギャップが激しくて、千夏を自分のモノとしか見ていない様はそうされた経験がある人にはかなり辛かったのではないかなと思います。僕も昔を思い出して書きながら辛かった…
だから千夏が思っていたことを全部雅恵と繁雄にぶつけた所はスカッとした人も多かったんじゃないかな。
千夏に思いの丈をぶつけられた雅恵は千夏を追いかけようとしたけど、彼女にはどう響いてたのか…もしくは響かなかったのか…どう思うかは見ているあなた次第です。
普段の竹中さんは雅恵と真逆で穏やかでとっても優しい人。
稽古外ではお菓子や手作りのお守りを渡したりとにかく娘達を溺愛していました。
ブロマイド撮影の時、雪の影響で交通機関が機能せず僕は竹中さんの撮影に立ち会えなかったのですが、なんと僕がスタジオ来るまで待っててくれたんですよ!
「挨拶だけでも」って…いい人過ぎるやん…
そんな竹中さんは舞台のみならずモデル、CM、映画、ドラマと多方面で活躍中。
実はテレビで見ていたあのCMに映ってた人は竹中さんかもしれませんよ?
小休止
あー全部書ききれんかった…
小分けになってしまいますが続きはまた。多分1日~2日おきに出していく予定。
もう配信も終わってるから早め早めに出さないとだね。
では、キャスト紹介②でお会いしましょう。
それではまたっ!