夢ノ咲演劇部を追いかけ続ける1ファンが、念願の旗揚げ公演(ACT1)を観劇した話
こんばんは。
先日、あんさんぶるスターズ・日々樹渉さんが主催を務める【劇団ドラマティカ】の旗揚げ公演を観劇させていただいきました。
とにかく“最高”。
終始ドキドキとワクワクが止まらない最高の舞台でした。
私は日々樹渉さん贔屓。
そして演劇部の3人を追いかけ続けて6年目のオタクです。
初日に観劇をしてから動悸が止まらず、
胸の高鳴りを抑えるためディレイ配信で何度も見返しました。
私にはこの西遊記の物語が、
演劇部が歩んできた道のりをなぞっているように感じてならないのです。
数日眠れぬ日々を過ごしています。
演劇部への思いが強すぎるあまり、
何度も何度も考えすぎだな……と反省しては、
いやでも、と勝手な考察を脳内で繰り広げていました。
しかし、観劇後からずっと膨らみ続けるこの気持ちをどうやっても処理しきれず、仕事も手につかないので、
応急処置(感情の整理)のためこのnoteを綴っていこうと思います。
(乱文ばかりです。ごめんなさい。)
※以後【西遊記〜悠久綺譚〜】、【スカウト劇団ドラマティカ】、その他演劇部ストーリーのネタバレ含みます
※ディレイが観れなくなってしまい、記憶で書いている部分もありますので怒らないでください
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物語はの始まりは悟空と三蔵の出会いの場面から。
(正直この時点で、ずっと見たかった“演者”日々樹渉を見れた幸福で泣きました。)
悟空の封印を解き、三蔵の歌で物語が動き出します。
三蔵「この歌は希望へと導く新たな始まりへの誓いですよ」
アイドルと役者、2つの仮面を持ったエンターテイナーとして輝く未来(=希望)へ歩みを進めていくため、
劇団が始動(=新たな始まり)するための歌!!!!!!
ええ!ええ!!
この始まりの曲は、渉と北斗くんの第二章を告げるオープニングソングにしか聞こえなくなっていきました!!
はじめましょう この始まり
旅立ちに 意思を灯し
互いの道交わる時
すでに旅は始まっている
考えすぎかもしれませんが、
私に聴こえた幻聴と共に、もう一度お聞きください。
はじめましょう
この(渉と北斗の第2章)始まり
旅立ち(=劇団ドラマティカの始動)に
(エンターテイナーとしての)意思を灯し
互い(渉と北斗)の道交わる時
すでに(アイドルと役者で大成するという同じ夢を持ったふたりの)旅は始まっている
時が進み、学院を卒業した渉がアイドルと役者2足の草鞋でやっていく意志を見せてくれました。
これまで渉に
散々”大根役者”と言われていた北斗くん。
それでも離れず、渉に近づき追い越したいと願った北斗くん。
これまでの物語では花形の北斗くん、芝居の全体を握る渉といった配役が多く見受けられていました。
師弟関係ではあるものの、隣に立って歩みを進めていく悟空と三蔵。
今回の肩を並べる配役で、そんな立ち位置に北斗くんが来たんだ、、と(勝手に)感慨深くなりました。
歌い終わりすぐの
「悟空、逢える日を楽しみにしていましたよ」
という三蔵の台詞は、まるで《対等な役どころ演じる成長した北斗くんに逢えて嬉しい》と言っているようで一気に脈打つスピードが速まったのを今でも思い出します。
その後、畳み掛けるように
「悟空(=北斗くん)、頼りにしてますよ」
という台詞が。
完全ノックアウトです。
この時の、舞台セットの上から北斗くんを見守る渉の表情も相まって涙が溢れました。
(この時の上下構図と照明がとても素敵でした……)
〜〜〜〜〜〜〜
第一幕は、弟子となる旅の同行者達との出会いと、仲間同士絆を深めるストーリーが繰り広げられます。
まず初めに出会うのは玉龍🐉
そう、乱凪砂さんです。
あのJNLCでのみ結成された奇跡のユニット【アルテッシモ】を彷彿させる三蔵と玉龍の背中合わせシーンが沢山あって大感謝でした。
(本当にありがとうございました。)
そんな中、ちょっぴり革命時代を思い出しました。
次は沙悟浄🥒
ここはCucumber Holic タイムです。
記憶がほぼラップ……。
回を重ねる事に衣装をスカートのように扱う姿が最高でした。
(「ガンバッテ❕って〜」のシーンは完全夏目ちゃんでしたよね)
夏目くんが渉に向けてお師匠さんって呼んでいるのは、グッと来るものがありました……
そして、猪八戒🐖
階段に横たわる(座る)姿はウルビーノのヴィーナス。
釘鈀を扱う殺陣はアーパルのワンシーン。
(ありがとうございます)
八戒は、三蔵を“師匠”くんと呼ぶものの弟子ではなく対等な立場で接していたように感じました。
第二幕では、そんな八戒(宗くん)と三蔵(渉)のとても印象深いシーンが。
人を殺めてしまった悟空を旅の同行から外した三蔵へ八戒は「このままで本当に良いのか」と問います。
自ら突き放したものの、悟空を気にかける三蔵の気持ちを察して、元の鞘に収まるよう動く八戒。
このシーン、とても心に刺さりました。
過去に宗くんは渉の数少ない友としてそばにいてあげて欲しい、と願っていたので……。
渉には北斗くんが必要と考える宗くん。
三蔵には悟空が必要と思う八戒。
…………Amen。
そして極めつけ。
「寂しい男なのだよ」
おお、神よ。
キャパオーバーです。
(やっぱり当て書きですか……?)
三蔵も渉も寂しい思いをせず、皆幸せになってくれ……
と、ひとり祈り続けてました。
〜〜〜〜〜〜
弟子三人から弄られ気味の悟空。
こんな台詞がありました。
「俺が一番弟子だ!
俺とお師匠が作ってきた“ペース”というものが〜」
†┏┛墓┗┓†
〜〜〜〜〜
ちょろっと前述しましたが、、
旅が始まってから数年経ったある日、
悟空は三蔵を守る際に山賊の一人を殺めてしまいます。
人殺しはいけないこと、
と旅の最中教えられてきた悟空は自分の過ちに動揺し
三蔵からは「私のために人を殺めてしまったのなら、私のせいだし、その罪は私が受けるから貴方は悪くない」と告げられ、
同じ過ちを繰り返させないよう旅の同行から外されてしまいます。
三蔵が悟空の罪を被る、この流れ。
《自分のせいで相手が人生を悲観しないよう、暗い部分は自分が受ける》という、周りには喜んでいてほしい渉がみせた不器用な優しさと同じ構図…………。
そして、悟空を旅の同行から外す
=《大切な相手をこれ以上傷つけないために遠ざける》
このやり口も過去に行っています。
さて、ここまでに思い返した悟空(北斗)と三蔵(渉)のエピソードでは友也くんがいました。
ここで一つ私の妄想が膨らみます。
もしかして、【加筆 : 真白友也 】だったのでは……。
(だったらいいな…)
今回このカンパニーを裏方として、他の掛け持ち無く支えていたのは、(スカウトストーリーからわかる範囲だと)間違いなく友也くんだけで。
今まで演劇部のふたりから学び経験してきた事を、この旗揚げ公演の中に入れ込んだのかな、と勝手に思いを馳せています。
(多分ベース脚本は蓮巳くん+渉だと思うので…)
もし、噂されているように西遊記の最終回が旅の一行が望んだENDに変わってしまったら、それこそハッピーエンドへ向かって繰り返し上演されていたRJRの再来となるわけで。
((※流石に千秋楽オリジナルはなかったですね。生き延びました。(21/11/14追記)))
(今回の西遊記スカウトストで役を貰おうとしていた友也くん。
そういや初舞台のロミジュリで、初めて自ら役が欲しいと志願してたな、、
えっ……?リンクさせてます?!とか都合のいい解釈をし始めてます…………。)
こんな希望的観測に心を揺さぶられておりますが、「個性が強い者達(=ドラマティカメンバー)をひとつにまとめる(=物語を作り上げる)ことが出来るのは友也」というこの北斗くん発言が私の夢物語を後押ししてくれているような気がしてなりません。
今回、表立った出演は無かったけれど、
いつかくる【主演:真白友也】を楽しみに待ちます。
〜〜〜〜〜〜
そして、物語も終盤。
色々あって、三蔵と悟空が最後に話すシーン。
「俺の師匠でいてくれてありがとう
出会ってくれてありがとう」
悟空が三蔵に告げる最後の言葉です。
演劇部後援会のメンバーならこのセリフに涙したのではないでしょうか。
私は大号泣でした。
(これはもう演劇部云々超えて本当にストーリーが良かった)
こちらこそ、出会ってくれてありがとう。
演劇部、永遠に幸あれ。
最後に。
西遊記〜悠久綺譚〜は私のように演劇部へ激重感情を持っていなくても、あんさんぶるスターズの事前知識が無くても、必ず楽しんでいただける作品です。
お時間がございましたら是非ご覧ください。
現在兵庫県にて公演中です。
もし、劇場へいけなくてもディレイ配信もございます。
初日配信分は終了してしまいましたが、東京凱旋の全景とスイッチングの2種類配信が予定されております。
わたしも初日配信のおかげで、休演日も天竺到着を夢見ながら悠久の旅を何度も続けることができました。
皆さんもまだ間に合います!
観劇や視聴の際にこのnoteがちょっとした“調味料”になりましたら幸いです。
ご拝読いただきありがとうございました。
(もし、同じ境遇の旅人の方と語り合えたら嬉しいです。)
最後に。
最高の夢を見せてくれてありがとーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!