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【終わりました!】演劇ワークショップ「わたし(のある日)を交換する」


FESTA松本2022 フリンジ参加企画
演劇ワークショップ「わたし(のある日)を交換する」
昼のこどもたち編 / 夜の日記編

日程:2022年10月1日(土)- 10月2日(日)
会場:あがたの森文化会館


自分自身のことって、どう見えているでしょうか。

自分のことはなかなか見えないけれど、生活をする中で、自分を形づくる輪郭は確かにあるはずです。
誰かと内容も覚えていないような会話をする自分、帰り道すれ違う人をなんとなく眺める自分、新しい服を選んで着てみる自分。
そんな輪郭を持った、わたしのある日を交換してみる。誰かの役を演じたり、誰かがわたしを演じているのを見たりする。対象の違う、2つのワークショップを開催します。

演劇に触れたことがないから、FESTA松本をきっかけに触れてみたい。わたしを交換するって一体どういうことか気になる。何かやったことないことをやってみたい。ご参加のきっかけは、どんなものでも構いません!集まった人たちと、演劇をつくってみましょう。
演劇経験に関係なくご参加いただく、2日間のワークショップ企画。



<2つのプログラム>

※①②ともに、基本的に2日間通してご参加いただくプログラムです。1日のみのご参加、遅刻早退なども受け付けておりますので、お申し込みの際ご相談ください。

① 昼のこどもたち編

みんなで遊ぶように演劇をつくってみます!やったことがなくても大丈夫!
気軽に気さくに、演劇をやってみよう。

◆対象  小学生

◆日程  全2回
10/1(土) 10:00〜12:00
10/2(日) 10:00〜12:00

◆参加費 ¥1,000


② 夜の日記編

9月中のある日の日記を元に、演劇をつくってみます。

◆対象  だいたい、15歳以上〜何歳でも

◆日程  全2回
10/1(土) 17:00〜20:00
10/2(日) 15:00〜18:00

◆参加費 ¥2,000

※ワークショップ当日に、参加者みなさんの「ある1日の日記」を書いてご持参いただきます。書き方は以下の画像をご覧ください。


<会場>

あがたの森文化会館
〒390-0812
長野県松本市県3-1-1 あがたの森公民館

10/1(土) 2-5教室
10/2(日) 2-2教室



<スタッフ>


有吉宣人(ありー) 進行役
東京に住む俳優。ワークショップを通して、全国の人と演劇をつくります。
人の話を聞くのが好き。最近「天才!」って言うのが口癖になっていると気づいた。


石原朋香(もかちゃん) 進行役
作品を作る俳優。演劇に出るのをメインの活動にしつつ、ダンス、うた、映像、イラスト、服など、なんでも自分で作ってみている。今回のチラシも作りました。  


星野文月(ふーちゃん) 企画
「栞日」の本屋部門スタッフ。最近は松本と富士見町の2拠点生活を送っています。
本を通じた人との交流が好きです。


梅迫菜摘(うめちゃん) 企画
松本市にある本屋・喫茶「栞日」の書籍担当。たまにパン屋ではたらく。
自分的ゆたか生活のために日々奮闘することと、
日記を書き続けていることがわたしの自慢ポイントです。



主催:有吉宣人、石原朋香
協力:栞日


<おねがい>

●開始時間の20分前から部屋に入れます。
●廊下など施設の共有部分では、静かにしましょう。
●動きやすい普段着でおこしください(運動着は必要ありません)。
●水分補給のご用意をお願いいたします。
●マスクのご着用をお願いいたします。
●当日、発熱がある場合は、無理をせずにおやすみください。
●ワークショップ中、記録のため、写真や動画を撮影させていただきます。
●参加費は、当日会場でお支払いいただきます。




<お申し込み>

こちらの専用フォームより、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
いずれのプログラムも、先着順、定員12名、要予約です。

https://forms.gle/b5b7CDSzJKC8QrZJ9




<お問い合わせ>

メール:engeki.watashi@gmail.com

電話:080-3385-1586(アリヨシ)






<主催者のノート>

こんにちは。有吉宣人と石原朋香です。
私たちは東京に住む俳優で、今年から松本市の栞日と交流を持つようになりました。

きっかけは2022年2月、『アーティストの冬眠@信州』というアーティスト・イン・レジデンス企画で、私たちが栞日に5日間滞在したこと。
その後6月にまた訪れて、松本で出会った小学生の子どもたちと『えんげきであそぼう!』という演劇ワークショップを通して創作をしました。


そして今回、栞日スタッフでもあるふーちゃん、うめちゃんと一緒に、演劇ワークショップ企画を考えはじめました。

演劇を生業として過ごしている私たちにとって、演劇をやったことのない2人と<演劇という方法で何ができるだろう>という話をすることは、とても面白いやり取りでした。

「わたしは自分以外の、他者の言葉を話してみたい。それができるのが演劇なんじゃないかと思ってる。」
ふーちゃんがぽろっと口にしました。

私たちにとって、とても新鮮な言葉でした。稽古や創作をするときに、何か自分でないものになること(それを<役>と言ったりする)は、私たちにとって前提になっていました。
この言葉を元に、今回のワークショップのキーワードを「他者になる」「他者が自分になるのを見てみる」「自分自身を捉え直す」にしようと決めました。
演劇にとって他者になることは当たり前だけれど、日常生活ではなかなかない機会です。今回、そのことに注目して、みなさんと場をつくってみます。

そうして企画の話を進めていく中で、「覚えていること」や「忘れていること」、「思い出すこと」もキーワードとして挙がりました。

そこから、会話や日記についての興味が湧きました。どちらも私たち自身を外側から形づくるものです。
自分や他者というテーマを置くと、なんだかとらえどころがなくてよくわからない。
けれど、誰かと会話をしたり、日記を記した自分自体は確かなはず。そういう手がかりから、ワークショップを始めてみようと思います。

道ばたで会話をするけれど、
細かなやりとりは忘れていることが多い気がする
日々日記を書くうめちゃん


演劇の経験や得手不得手は関係なく、集まった人で楽しみながら、答えがないものをそれぞれが味わうような時間にしたいと思います。


追記

今回の企画は、私たち演劇に携わる人間に、ふだん書き物をしたり、栞日という場所で書籍を担当している2人が手を貸してくれたことで立ち上がりました。
栞日には日記本のコーナーもあって、ふーちゃん、うめちゃんは選書の担当でもあります。
よかったら、ワークショップの前後に栞日に立ち寄って、だれかの日記を眺めてみるのもおすすめです。
私たちもそうしてみようと思います。


有吉宣人、石原朋香



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