自ら作る。自ら稼ぎ出す。それがセルフビルド。
家の設計から確認申請から基礎工事、建具作りまで…
本気でセルフビルドする。
「セルフビルドパートナーのDIYオンラインサロン」の活動がスタートし、
その場作りのために、マニュアル本をかき集め、
僕自身も初心に戻り、改めて一から学び直しを始めました。
「350万円で自分の家をつくる」
圧巻のセルフビルドマニュアルです…
プレカットによる木造平屋建ての住宅を作るまでの流れを、
これ一冊で概ね掴むことができます。
イラストで分かりやすく手順が説明されてあり、
実際の経験と失敗談からの注意点を、
生々しいエピソードと共に教えてくれます笑。
気合いの入ったマニュアル本。
これは…書き上げるの……めちゃくちゃ大変だったろうな…
読んでいて感情移入して、なんだか僕まで苦しくなってしまいました笑。
それほどに、丁寧に書かれたマニュアル本です。
もちろん、それ以上に実際に作るセルフビルドが、
めちゃくちゃ大変だったかと思いますが笑。
もちろん業者さんの力をかりながら進めているところもありますが、
ほぼ全工程を、自分でやる、自分で作る。
DIYする。
その気合いの入り方がハンパじゃありません。
「ずっと賃貸住宅に住みますか?」
「それとも、ローンを組んで住宅を買いますか?」
本書は、著者である畠山さんのこの問いから始まります。
おそらくほとんどの方がいつかは突き付けられる、
この大きな大きな究極の選択。
どちらを選ぶにせよ、人生において最も大きな買い物となる「家」。
そのために僕たちは一生、汗水を垂らしながら働き続ける、
と言っても過言では無いと思います。
畠山さんの答えは、そのどちらでもない選択肢。
「見えない所得を稼ぎ出す」でした。
材料費(およそ350万円)以外の、ローンの利息や工事の人件費、諸経費。
手数料や登記料…などなどなど。
これを全てセルフビルドで、DIYでやって、自ら「稼ぎ出す」。
しかも、6ヶ月で!!!?
実はこれ、24歳の時に僕も考えた選択肢でした。
海の見える丘の上に、小さな家を自分で作る。
一生を掛けて稼いだお金で家を買う、のではなく、
家作りを人生の楽しみにする!
それを夢見て、休日を利用し鎌倉や逗子で土地探しから始めてみたりもしました。
けれでも…実行はできなかった…。
なぜ、実現できなかったのか?
それは「稼ぎ出す」という意識が低すぎた、もしくは無かったのかもしれません。
その答えを畠山さんが提示してくれた気がします。
この期間を区切った、というところが何よりも秀逸。
なんせ、この「稼ぎ出す」という考え方でいきますと、
「セルフビルド=仕事」ということになりますので、
期間が延びれば延びるほど、時給換算するとその稼ぎはどんどん小さくなり、
時間を掛ければ掛けるほど、よりタダ働きに近づいていくのです笑。
稼ぎが小さくなれば、当然「食っていく」ことはできなくなります。
ですから、なるべく短い期間で、なるべくたくさん「稼ぎ出す」ことが実現への第一歩となるのです。
そして、何よりもセルフビルド、DIYに大切なのは、
地味な作業をコツコツと地道に積み重ねる努力と、
継続する力と、モチベーションを持続し続ける忍耐力。
著書の畠山さんが、家づくりはマラソンによく似ている、
と例えられていましたが、まさしくその通りだと思います。
42.195km。
どんなに練習を積み重ねても、どんなに気持ちを強く持ち続けても、
永遠に走り続けることはできません。
ゴールがあるから走りきれる。
辛くなっても、嫌になっても、なんとか乗り越えることができる。
ゴールが無い、ゴールが見えないマラソンほどキツいものはありません。
6ヶ月で作る。それもなるべく一人で作る。
覚悟を決める。
集中する。
誰かに頼るのではなく、自分でやる。
これが「稼ぎ出す」というモチベーションの基本だと思いました。
まさしく仕事と一緒ですね笑。
素晴らしく学びになる一冊でした。
しかし、探せば探すほどセルフビルド、DIYのマニュアル、ノウハウは豊富。
僕のDIYオンラインサロンの活動の一つとして、
「DIYマニュアルの共同制作」があるのですが、
教科書は既にたくさんある!ということがよく分かりました。
基本的な作り方や考え方は、教科書を存分に使わせていただき、
具体的にこんなの作ってみた!こんなのもアリじゃない!?
その作り方がこれです!
というものを積み上げていけると、面白いのかもなーと思っています。
でも、やはり僕のオンラインサロンの最大のコンテンツは、
やはりなんと言ってもメンバー同士による「DIYの相互サポート」。
なんせマラソンを走り切るためのチャレンジになるわけですから笑。
結局、実際に走るのは自分自身になるわけのですが、
やはり一人だけで走るのはキツい。
一緒に走る仲間が大事。
同じ志と同じゴールを目指す同志が心の支え。
当然、僕もみなさんのチャレンジするマラソンに全力で伴走するつもりです。
メンバー同士の相互サポート、と言いつつ、
おそらく僕もほとんどのプロジェクトや質問に顔を突っ込むかと思いますので、
ちょっとうっとうしいかもしれません笑。
どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!
共に創り、友になろうよ!!!
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