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(YouTube)KOF徹底解析 八神庵とは一体何者か? 【翻訳】

皆様、あけましておめでとうございます🎍🌅🎍
本年も引き続き、八神庵についてしたためていこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!(•̀ᴗ•́)و ̑̑

さて今回のnoteでは八神庵について詳しく解説してくれる動画をご紹介します。📺

中国のファンによる解説のため全て中国語なのですが、この動画、なんと30分もあります(笑)
本当は年末年始の、みなさんがお時間ありそうな時に早めにご紹介したかったのですが…翻訳量が膨大でなかなか終わらず、今日に至ってしまいました(;´∀`)

話している内容がわからなくても、字幕の漢字の雰囲気と説明に合わせて流れる動画から、この記事を読まなくてもなんとな〜くわかるかもしれません。

1/7に新作KOFⅩⅤの発表もありますし、これまでの八神庵の振り返りのお供に、いかがでしょうか(*゚▽゚)ノ 

なお、この動画の主なターゲットは私のようなKOF出戻り勢の方や、最近八神庵にハマったご新規さん向けかと思います。(これまでの公式情報を把握している人には何の目新しい情報も無い動画です。)

以降、動画の内容についてざっと簡単に概要をご紹介…といっても30分もあるので、要所要所に目次を設けてみました。
目次タイトルを見て興味ある所だけでもぜひご覧になってみてください。(目次タイトルは動画の開始時間とリンクしています。)

そして気づいたらこのnoteも14000字超え( ゚∀゚)・∵
何だこの長文は!とても人が読むモノではない!!(笑)
ので、気になる所だけつまみ食いしていただければと思います。

また、動画で説明していることはWikipediaやチームストーリーにも同じ内容が記載されていましたので、ちょくちょく引用・リンクさせていただいています。時間の無い方はそっちに目を通しておくだけでも良いかもしれないです(*’-‘)b

そしてこの動画で解説される八神庵は2019年04月までにSNKから出ているナンバリングシリーズがメインで、補足説明の為に他シリーズに触れることもありますが、版権を受けたシリーズや外伝等は原則対象としていません。
基本的には時系列に各シリーズ、順を追って庵を紹介しています。
<解説対象作品>
・KOF’95〜XⅣ
・SNKヒロインズ(ミスX)


それでは〜〜〜〜Check it out!!👉



はじめに:この動画の説明

動画主の「飞鸟(飛鳥)」さんより、

・この動画ではKOFシリーズの準主人公であり、草薙京の唯一のライバルである八神庵について徹底解析をおこなうこと
・数多くの資料を参考にし、たくさんの友人の支援を得ながらこの動画を作成したこと、そしてそれに対する感謝

を述べています。

以降、主にオロチ編(’95〜’97)の八神庵についての説明に入ります。

0:34〜 1800年前のオロチとの闘い、660年前の因縁

八神庵を知るための基本的なパートになるため説明もかなり長いのですが、Wikiに書かれている「660年前の因縁」の内容とほぼ同じです。

動画で出てくる、庵と京のご先祖様の姿が良いですね。(*´∀`)

・660年前の因縁はあれど、八神庵は個人的に草薙京に執着しているのであって八神一族の恨みなど関係ない。

と、草薙京との関係について少し触れつつ、ビリーと影二との関係についての説明に移ります。

3:10〜 '95 ビリー・カーン、如月影二、ルガールについて

庵がビリー・影二とチームを組んでKOF95に出場した経緯について説明しています。公式サイトにあるライバルチームのストーリーの内容です。

ボスバトル後、オロチの力を扱いきれず消滅していくルガールに対して

日本語(ゲーム内原文):
庵「その力は一族の血を受け継いだ者でなければ、手にする事はできんのだ。他人がどうあがこうと、使いこなせるものではない」
庵「その力は我が八神のものだ。貴様などにわたしはせん!」

→最後の一文、「その力は〜」の所、中国語はちょっとだけニュアンスが違ってました。

中国語(字幕):
庵「我が八神一族の力を手に入れようなどとは、なんとも愚かなことだ。」

「オロチの力」の正体って何なんでしょうね?🤔

個人的には、
【八神の力 = 八尺瓊の炎+オロチの力】 であって、
【オロチの力 八神の力】 という印象ですが…。
おっと、話が逸れますのでこれはまた別の機会に。

さて、'95のエンディングで、利用価値のなくなったビリーと影二に不意打ちを仕掛けたことで庵は目の仇にされるのですが、その後のKOFシリーズ内で対戦前にビリー&影二から煽られる(?)ゲーム画面が出てきます。
相当恨まれてるなぁ(笑)

4:39〜 草薙京との関係

ここで一瞬、京との関係に関する説明が入ります。内容はWikiのこの部分です。

なお、2人の初対面については「実は昔に会ったことがあるが、京も庵もそのことを覚えていないため、2人の認識では『'95』の前が初対面となる」と回答されている。

それから、

・京の炎が赤色に対して、庵の炎が青紫であること

を述べています。

4:56〜 庵の外見等について

・独特な赤色の髪型に変わった服装。
・ジャケットの背中に記された八神家の家紋の月。
・意図的にデザインされた赤いパンツのベルト。
・これらの外見は八神庵というキャラクターを華やかに引き立たせるためのものである。
・そして、ゲーム中の彼の「殴る」「蹴る」攻撃や切り裂くようなバトルスタイル、冷徹な台詞の数々に、勝利時の三段笑い等…これらが彼の人気に火をつけ、(中国の)若者達の間でコスプレブームを引き起こす程のキャラクターとなった。

日本でコスプレといえばイベント等でしか見かけませんが、当時中国では八神庵の格好をした若者が普通に街を歩いていおり、一種の社会現象になっていたみたいです。中国のサイトをちょっとググると、八神庵のコスプレをしている人がウィンドウショッピングしていたり、バイクに乗ったり、携帯?をいじっていたりする写真が出てきます。めちゃくちゃシュール……(笑)

この後、庵の名前について触れていますが、Wikiの下記内容です。

名前の由来は『赤毛のアン』。また、「八神」という姓には「ヤマタノオロチ」を神とするという意味が込められている。

5:51〜 ’96 マチュア・バイスとの関係

・KOF96の開催前、招待状を受け取った八神は「KOFなどくだらない茶番にしかすぎない。世界中の前で草薙京を倒すためだけの舞台だ」と言っていた。
・同時にルガールの秘書であるマチュアとバイスは、古寺で瞑想していた八神にKOFへ参加するよう依頼する。

古寺で瞑想していた八神への接触の話はチームストーリーの事ですね。動画でもこのストーリーについて説明しています。

7:00〜 '96 ゲーニッツとの戦い

ここでゲーニッツのキャラクター説明が少し入ります。Wikiの「人物」の項目と同様です。

人物紹介の後、八神チームのエンディングに関する説明が入ります。

・ゲーニッツは八神の血を引く庵がこれほどまでに強いとは思わず、敗れた後に風と共に消え去ってしまう。
・オロチの封印が緩んだせいで八神は血の暴走を引き起こし、マチュアとバイスは暴走状態になった庵に殺されてしまう。

この後は、三神器チームのラストバトルとエンディングの説明になります。

・ゲーニッツに殺されたはずのちづるの姉・マキが現れる。
・彼女は魂となってちづるに語りかけ、草薙と八神を正しく導くよう伝えた。
・八神はそれを「くだらん」と一蹴する。

この後、ゲーニッツのWiki「人間に対する態度」の下記内容と同じ説明をしています。

オロチの復活を目論むゲーニッツはその障害となる「三種の神器」を根絶やしにすべく、決勝戦終了後の『'96』大会の会場に乱入して京・八神庵・ちづるの3人を抹殺しようとした。しかし、庵の紅い炎の「八酒杯」で動きを封じられ、京の「大蛇薙」で倒された。

説明の途中、ゲーニッツの名セリフが入っているのですが、

【战斗而死或者不战斗而死】
戦わずに死ぬか、戦って死ぬか。

中国語だとこう言うんですね〜 (*゜∀゜)=3

その後、庵の炎が赤い理由について説明が入るのですが、これは‘96のエンディングにてちづるが説明している内容と同様です。


9:46〜 庵の趣味・嗜好について

・万年高校生の京と違って庵は高校を卒業している。

いきなり京にとって痛いところを突いてきましたねw

・バンド活動を趣味とし、ベースを担当している。
・喫煙習慣があり、嬉野秋彦先生の小説では煙草を吸っている場面が何度か描かれている。
・KOFXIでは墓参りの際に煙草を線香代わりに使っていた。

「線香代わりの煙草」についてはKOFXIのチームストーリーを見ていただくとわかります。

この時墓参りしていたのは一体誰のお墓でしょうか。
庵と京が知り合ったのが’95で、そこから亡くなった共通の知人といえば”神楽マキ”くらいしか思いつかないのですが……うーん🤔🤔🤔

話は逸れますが、このストーリー内の庵と京のやりとりから2人の絶妙な関係、そしてタバコと2人の炎の扱いがわかってとても好きです。

庵がタバコを吸おうとして京がライターをさっと出すシーン、京は「体と顔は相変わらず正面を向いたまま」。これって先日のKOFG 1st Liveの時に「KING OF FIRE」を歌っていた星野さん&前野さんを思い出すんですよね〜!(幻覚失礼します)
普段、戦闘の時にはお互いをギラギラと睨んでいるはずなのに、戦意が無い時には互いの目を合わすことすらない。このギャップがとても良いです。(◜◡◝)

また、庵は「ライターを持ち歩く必要があるのか?」と京に聞きつつも、自分のタバコはライターで火を付けています。
八神の炎は命を削って灯していますから、草薙の炎と違って日常生活で使えるものでは無いのだな、というのを改めて感じたシーンでもありました。

閑話休題、動画の説明に戻ります。

この後、動画ではWikiのこの部分について説明しているのですが、

普段はバンド活動をしているか、あてもなく街を彷徨ったりしているが、時には海をまたいで京を追い回したりするなど、詳しい日常生活は謎に包まれている。家族は両親と妹で現在は一人暮らしをしており、両親はともに健在とのことであるが、その詳細は出てきたことはない。キャラクターCDのリーフレットに掲載された開発スタッフのコメントによると、「"全てが謎"であることを彼(庵)の魅力とし、それを守っていきたかったため(過去・秘密・家族などについては)、極力公表しませんでした」としている。

あてもなく街を彷徨っている、の説明部分、動画主さんは「ニューヨーク(纽约)」と具体的な地名を出していました。庵はニューヨークに住んでいたんですね〜😮
確かに、庵はどちらかといえば東海岸が似合うイメージ。逆にテリー達のいるサウスタウンは西海岸のイメージがあります。

そして話題は庵の持ち物の話へ…

・指輪(クロムハーツ)8万
・ロレックスの腕時計(デイトナのエキゾチックス)150万

通貨は恐らく”円”でしょうか。(人民元ではなく)
どちらも20年以上前の当時の価格ですから、今はもうちょっと値上がりしてそうです。(ロレックスの方は確かプレミアがついていたような)
動画主さんも言っていますが、こんな高価なものを庵がどうやって手に入れたのか、全く謎(笑)。でも庵のことだから親のスネなんて絶対かじらなさそうですし、自分で稼いだお金なのは間違いないのでしょうね😎

10:53〜 暴力と庵の性格について

八神庵が暴力を嫌いな理由について、小説版での解釈を説明しています。Wikiのこの部分です。

暴力が嫌いな理由として「弱者を痛ぶる暴力は性に合わない(『’96』)」「惰弱な輩をなぶる下衆な趣味は持ち合わせていない(『’97』下巻)」と語っている。

彼の暴力に対する考えについては、最近の作品だと「THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!」や、「誰ガ為のアルケミスト(タガタメ)」にコラボ出演している八神庵からも聞くことができましたので、別途noteにまとめたいと思います🤓

その後、Wikiの下記部分について説明しています。

他者との協調性に欠け、挑発的で粗暴な言動が多いためか、大概の人物から悪人扱いされることも多い。しかし、オロチ八傑集であるマチュアとバイスは、最初はゲーニッツから庵の監視を命じられていたものの、人間とオロチの混血である庵に興味を持ち、ゲーニッツを裏切るなど、限定はされるが他者を惹き付ける魅力も持っていることがうかがえる。

そして話は’96から’97へ…

11:53〜 ’97 オロチチームとの対決、最終決戦

・『’96』の後、自身に流れるオロチの血が騒ぎはじめ、庵の体はオロチに蝕まれ度々吐血する。
・庵によって殺害されたはずのマチュアとバイスは、時々夢に現れて庵を苦しめていた。
・庵は既にKOFに興味をなくしていたが、ちづるによって勝手にシード選手扱いで出場させられてしまった。

’97において庵は主催者である神楽ちづるからシード選手として登録されていました。
ご参考までに公式のストーリーを。


・八神庵、草薙京、神楽ちづるの三神器の前に現れた新たな敵は、オロチの一族である七枷社、シェルミー、クリスという四天王のうちの3人。
・オロチを覚醒させるため、KOFという大会を利用して莫大な精神エネルギーを集めさせた。
・七枷社はクシナダヒメの転生体である京の彼女(ユキ)をオロチの生贄に捧げようとしていた。
・厳しい闘いの後、三神器チームは七枷社、シェルミー、クリスの3人を倒した。
・だが突如激しい光が表れ、オロチはクリスを依代として復活する。

12:54〜で一瞬アニメーションが映るんですが!
これ何かに移植されたゲームの映像なのかな?どなたかもしご存知でしたら教えてください🙏

この後は'97の神器チームのエンディングの説明をしています。
これはぜひ日本語でもエンディングを見ていただきたいので動画リンクを貼っておきます。

オロチを封じ込めた庵に対し、京が最後の一撃を食らわすシーンで動画主さんの説明(13:48〜)にウルっとしてしまいました(TдT)

然而八神却非常信任草薙京
沒有丝毫的犹豫,庵坦然接受了京的最后一击
しかし、(失敗すれば命を落とすにも関わらず)庵は京に全幅の信頼を置き、一抹の不安も感じること無く京のトドメの一撃を平然と受け止めた。

動画主さんがこの時の庵を、京に対して全幅の信頼を置いている、って解釈してるのがもう最高ですね…˚‧º·(ฅωฅ*)‧º·˚.
庵と京の力量がわずかでも異なれば命を落とすかもしれない場面で、ここまで信頼できたのは、’95、’96と死闘を繰り広げてお互いの力量を把握していたからこそでしょうね。

ちょっと話は逸れますが、’97の共闘シーンを見ると私はドラマCDの「宿命編」を思い出します。
以下、ご参考までにWikiから抜粋。

『'97 宿命編』Bパートでは、オロチ一族としての力を解放した山崎竜二に追い詰められたことで不本意ながらも京と共闘し、囮となって山崎の動きを封じた上で自分ごと京に攻撃させるという手段に出るが、「不思議だ、背中を気にせず闘えるということが、こんなに」と京との共闘に対する複雑な感情を口走った。エピローグではちづるに京との共闘で今までにない強さを感じただろうと指摘されるが、京との協力を願うちづるを「ああいうことはもう二度とない」と拒絶している。

「ああいうことはもう二度とない」と言いつつ、KOFXI(後述)で京(&真吾)とチームを組んで出場してくれるいおりんであった…(*´゚∀゚)σ)'ω`*)コイツゥ

いや〜〜〜でも命をかけて死闘を繰り広げる2人が見せた共闘は、なんとも言えずグッときますね😭(語彙力消失)
オロチ編の締めくくりにふさわしいシーンだと思いました。

’97神器チームのエンディングは何度見ても良いです…🙏🙏🙏

14:09〜 ’97 日本チームエンディング

ここで’97を日本チームでクリアした場合のエンディングの説明。
庵は単身、京に戦いを挑みます。
内容はエンディングをそのまま説明してくれているので、日本語の動画のリンクを貼っておきます。


14:33〜 ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ

暴走庵については、主にゲーム内における性能の説明がメインでした。

・’97で暴走庵は独立したプレイアブルキャラとして登場する。
・暴走庵の正式名称は「ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ」。
・’97のゲーム中における暴走庵は、キャラクターセレクト画面でスタートボタンを押したまま←→←→←→(左右3回)+AC同時押しで出現する。
・通常の庵と比較して、暴走庵はパワーとスピードが上がっており、自身をコントロールできていない状態である。
・まるで獣の様に言葉も話せず、わずかに残った記憶にある京の名前を本能のままに叫ぶだけだった。

この後、八神庵がボスキャラクターとして成功したことを説明し、暴走庵の必殺技についての説明に続きます。

・暴走庵は’97以外にPS2版のKOF98UM&KOF2002UM、SVC CHAOS等の作品でプレイ可能。
・最初にリリースされた時、コマンドや技名は明かされておらず「???!」の表記となっていた。
・同じ技がKOF2003の八神庵の超必殺技になっており、この時初めて公式で「三神技之弐」という技名が名付けられた。

技の動きは動画をぜひご覧になってみてください。「三神技之弐」の技そのものの説明については、KAKUGE.COMさんの説明を読むと更に理解が深まります。(*・ω・)ノ


* * *


以降、いよいよネスツ編(『'99』『2000』『2001』)に入ります。

16:12〜 '99 ネスツ基地への侵入

オロチ編終了後、草薙京が姿を消してしまい、京を追いかけて庵はネスツの基地に乗り込みます。
ここの説明は公式のストーリーで描かれている内容なので、ぜひこちらを参考に。

16:52〜 KOF2000 ユキとの出会い

未だ京の消息を掴めないでいた庵は、ある時偶然ネスツに襲われていたユキ(京の彼女)を助けます。
ここも公式のストーリーの説明になりますので、こちらご覧ください。

17:17〜  アナザーストライカー庵

KOF2000のゲーム内のシステムである、ストライカー(アナザー庵)についての説明が入ります。
ストライカーの仕組みはKAKUGE.COMさんのサイト参照ください。

・ストライカー召喚時、庵は「外式・百合折り」と「参百拾壱式・爪櫛」のコンボを叩き出す。

アナザー庵の衣装もカッコ良い!(*´∀`)

17:26〜  KOF2001 庵チーム

KOF2001の庵についての説明です。
こちらも公式のストーリーの説明になっていますのでご覧ください。

動画では、香港で出版されたKOF漫画「拳皇」のシーンが使われていますね〜。

・ネスツ編の主人公はK'になったため、このシリーズにおいて八神は特別な活躍が描かれているわけではない

と最後に締めくくっています。


* * *


ここからはアッシュ編(『KOF2003』、『KOFXI』、『KOFXII』&『KOFXIII』)に入ります。

18:12〜 KOF2003 神器チーム結成

・KOF2003において新たな敵と戦うため、ちづるの呼びかけによって再び三神器チームが結成された。

この時の話は公式のストーリーをご覧になるとわかると思います。

この後は、KOF2003の三神器チームのエピローグ&エンディングを説明しています。

・KOFを勝ち進んだ先に仮面を被った謎の人物が現れた。
・この人物こそKOFの主催者であり、既にこの世を去ったはずのちづるの姉、神楽マキであった。
・マキは八咫鏡の力を使って草薙京の幻影(KUSANAGI)とちづるを生み出し、庵達に襲いかかる。
・激しい戦いの末、神楽姉妹の幻影を倒すが、その時庵達の前に黒幕(「遥けし彼の地より出づる者」のメンバー)の「牡丹」が現れる。
・牡丹によって神楽は操られてしまっていたのだった。
・操られていたマキを倒したことによりオロチの封印が解かれ、ラスボスであるムカイが3人に立ちふさがった。

<補足>
アッシュ編の黒幕は、オロチ一族でもネスツ残党でもなく「遥けし彼の地より出づる者達」と呼ばれている一味です。
ちづるが彼らから狙われたのは、オロチの封印を「護りし者」であるからなんですね。神楽(八咫)一族を滅ぼして封印を弱め、再びこの現世にオロチを目覚めさせる事が彼らの目的でした。


・ムカイを倒し、遥けし彼の地より出づる者達のオロチ復活の企みをなんとか阻止したものの、神楽マキを倒した時のダメージがちづるにも降りかかっていた。
・(ちづるは最後の力を振り絞って再度オロチの封印を試みようとしていたが、)そこへ突如アッシュが現れ、ちづるの体にあった八咫の鏡を奪い取り自分の力として取り込んでしまう。
・庵はアッシュを止めようとするが、アッシュは八咫鏡の力を使ってさっさと逃げてしまった。
・ちづるは八咫一族の力を失ったことで、草薙・八神と同等に戦えなくなってしまった。

アッシュ・クリムゾンがちづるの八咫鏡を奪った目的は謎のままKOF2003は幕を閉じます。

19:51〜 KOFXI 炎を失った庵

・KOFXIが開催される前、ちづるは矢吹真吾に、庵・京と組んでKOFに参加するよう依頼する。

ここからの説明は公式のチームストーリーの内容です。

20:20〜庵・京・真吾チームのエンディングの話になります。

・八神庵は再び血の暴走を起こし、草薙京を瀕死に追い込んでしまう。
・その時、アッシュが現れ、庵の神器の力(八尺瓊勾玉)を奪い去ってしまう。
・これで三神器のうちの2つ(八咫鏡、八尺瓊勾玉)がアッシュに奪われてしまった。
・しかしちづると異なり庵は炎を失っても強さが衰えることは無く、一切影響を受けなかった。

20:33〜から流れ始める動画は「The King of Fighters: Another Day」のアニメーションですね。

・KOFのアニメ「The King of Fighters: Another Day」において八神は炎を出せなくなっている描写がある。
・戦いにおいて八神は凄まじくも鋭い攻撃を見せ、相手を苦戦に陥れている。

20:57〜 XII、XIII 解き放たれし本能の庵

まず格闘スタイルがガラッと変わった八神庵に対して開発者のコメントを紹介しています。

・KOFXⅡ、XⅢにおいて、八神は炎の力を失った状態で登場する。
・KOFXⅢの開発者インタビューにおいて「何度も考え直した結果、爪で切り裂くような攻撃を主軸にするような格闘スタイルにした」と開発者は述べている。
・この様なスタイルにした目的は八神庵の残虐さのイメージを損なわないためである。

あの爪で切り裂くような攻撃は庵の残虐さを象徴させる為だったのですね〜。なるほど。

ところで、KOFXⅡはメインストーリーこそ無いものの、キャラクター紹介のストーリーが用意されています。
私はこれを読んで彼への理解を深めることができましたので、もしまだ読んだ事が無い方がいらっしゃったら、ぜひお時間のある時に読んでみてください。( •⌄• )◞

21:16〜KOFXⅢのストーリーの説明に入ります。

・KOFXⅢの開催前、八神はちづるに対してアッシュを倒し、八咫鏡の力を取り戻すことを引き受けた。

以降はチームストーリーの説明になります。(公式サイトのリンクが辿れないのでファンサイトのリンクで失礼します💦 )

「じきに貴様の“鏡”ももとに戻る」という庵の台詞から動画主さんは「了承le chéng(訳:引き受けた)」と言ったのだと思いますが、ストーリーを読む限り庵は快く引き受けたというよりも「アッシュを確実にぶちのめす決意をした」という感じですね(笑)

21:54〜KOFXⅢのエンディングの説明に入ります。

・KOFXⅢが終わると、時空空間の歪みが発生し人々の記憶からアッシュの存在が消えた。
・アッシュに奪われた八尺瓊勾玉も自ずと八神の元へ帰ってきた。
・オロチの血が滲んだ勾玉が庵の手の上でゆらゆらと動いている。
・660年の月日の経過により、勾玉はオロチの血と分かちがたいほどに混じり合ってしまっていた。
・長い月日のせいか勾玉の表面には小さな亀裂がいくつも見られる。

この後はエンディングでのマチュア・バイスとの会話の説明になりますので、日本語のエンディング動画をご紹介します。

22:42〜日本チームのエンディングで、炎を取り戻した庵が京と戦うシーンの説明が続きます。
上記動画の、庵チームの次にある日本チームのエンディングをご覧ください。

22:52〜の説明は2003チームストーリーのこの部分を話しています。

因縁、自嘲、皮肉、憎悪、狂気、軽蔑、そして宿命。
 あの男と相対しているとき、八神の心は言い尽くせないさまざまな感情で満たされる。どうしていいのかわからない圧倒的な感情をひとつに塗りつぶすことのできるのは、ただ、闘うという行為だけなのだ。


23:08〜 草薙京と戦う理由

・庵と京と死闘において、庵は京を殺す、と言っているがむしろ庵は京との戦いを楽しんでいると言えるかもしれない。
・この観点については、後のシリーズで徐々に主流となってきた。
・最新作のKOFXⅣでタン・フー・ルーが指摘している。

タン・フー・ルーの指摘はWikiにも記載されています。

『XIV』では「京を殺すことではなく、京と戦うことが最大の楽しみなのではないか?」とタン・フー・ルーに指摘されているが、それに答えることはなかった。

'96の小説でも同じ様な観点が見られる、と言って、Wikiにある下記内容を説明しています。

『’96』でバイスに「京を殺したあとはどうするのか、満足して自殺でもするか」と問われた際には「その時になってから考えればいい」「死ぬのも1つの考えではあるかもしれない、京のいない世界は自分にとって退屈だろう」と答えるなど、刹那的な考え方を持っていることが強調されている。

この後、KOFXⅡのチームストーリーの下記内容が説明されています。

今の継承者である草薙京と八神庵は――決してしめし合わせたわけでもないのに――ふたり揃って両家の因縁を鼻で笑い飛ばすような人間だった。
だが、当人同士の対立という意味では、逆にこれまでの両家の対立以上に根深く、また、激しい。
(略)
ただ、今の八神流の継承者である八神庵に関していえば、草薙流に対する敵意の源泉は非常に明快ではある。

 八神庵は、草薙京が憎いのである。

 憎いから殺す。
 単純明快である。
(略)
理由はない。理由は特になく、庵は京が憎い。しいていうなら、気に入らないから――というのが理由に当たるだろう。
 人間、誰にでも反りの合わない相手というものはいるが、八神庵の場合、そうした対象に向けられる感情が苛烈にすぎた。
そして、憎悪を向けられる相手がおとなしく庵に殺されるような人間ではなかったことが、ある意味ではふたりの不幸であった。

京と戦う理由については庵が個人的に「憎いから」というのがよくわかりました。
ただ、なぜそんなにも憎むのかまだわかりません。人を好きになるのに理由はいらないのと同じように、人を憎むのにも理由はいらないのでしょうか?🤔

別の機会にnoteでまとめたいと思います。

24:46〜 草薙流古武術と八神流古武術

ここからゲーム内で庵が実際に使用している主な必殺技の説明に入ります。

・八神流古武術は草薙流古武術が源流のため、庵の一部の技は京と同じ技になっている。例)百八式・闇払い、百式・鬼焼き
・超必殺技の「裏百八式・八酒杯」はオロチを封じた技である。
・ゲーム中、「裏百八式・八酒杯」がヒットすると相手は一定時間身動きが取れなくなる。
・「八酒杯」という技の名称は日本神話「スサノオ伝説」に由来する。
・スサノオがヤマタノオロチを倒す際に、オロチの八つの首に酒を飲ませて眠らせた後、剣で首を切り落とし、倒した。

25:00〜突如アニメーションが入るんですが、この庵、どこで見れますかね (゚Д゚≡゚Д゚)?

以下、庵の代表的な必殺技「八稚女」について。

・「禁千弐百拾壱式・八稚女」発動時、庵は相手を気が触れたかのごとく爪で引き裂き、相手の首をつかんで爆発させる。
・八神一族が使用する「八稚女」は、'96(NEO GEO CD版)に拠ると660年前に八神家がオロチと血の契約を結んだ時に完成した技である。
・’96ファンブックに記載されている情報によると、オロチ一族が元々使用していた「八稚女」をベースに八神一族が新たに完成させた技とのこと。
・「八稚女」とは、スサノオ伝説でヤマタノオロチの生け贄になった八人の乙女達のことである。
・スサノオ伝説では、オロチは毎年乙女を一人ずつ生け贄としており、老夫婦の元にいた7人の乙女が既にオロチの犠牲になっていた。
・8番目の娘で最後の生け贄はクシナダヒメだった。
・KOFでは草薙京の彼女である「ユキ」がクシナダヒメの転生体という設定になっている。
・KOF2001では、「八稚女」に追加技の「裏参百拾六式・豺華」をコンボさせることで、相手を吹き飛ばした後、火柱を繰り出すことができる。
・'97のMAX版「八稚女」になると、八神は血の暴走状態になり、相手を切り裂いたあと、狂った様に地に叩きつける。
・この時の庵のモーションは、エヴァンゲリオンの初号機の暴走が元ネタになっている(と思われる)。

26:56〜庵の「八稚女」以外の主な超必殺技の説明です。

・「八稚女」と同じく「禁七拾七式・禍風」、「禁千弐百拾八式・八咫烏」もオロチと禁断の契約後に完成した技
・(「裏千弐拾九式・焔甌」のプレイ紹介)
・「禁千弐百拾八式・八咫烏」は巨大な弧を描くように切り裂く技。
・XⅢの開発者は、弧を描く時の切り裂くシルエットには意味があり、八咫烏の3本足が由来になっている、と言っている。

「八咫烏」の演出、めちゃくちゃ好きです!(*´ノ∀`)
『KOFXIV』では炎が復活しているので、XⅡ、XⅢとシルエットが若干違って炎を纏った衝撃波になっているんですよね。
発動前に目が赤く染まるカットインが入る所から、「八咫烏」にオロチの力が関わっている技なのは間違い無いでしょうね。


* * *


ここから新シリーズがスタートするわけですが、これまでの「ネスツ編」「アッシュ編」の様な名前は現時点でついていないみたいです。次のKOFXⅤの発表で明らかになるのかな?

27:23〜 KOFXⅣ 庵チーム

・アッシュ編の後、2016年にKOFの新シリーズ「KOFXⅣ」が発売された。
・ストーリーの中で、マチュアとバイスは再び満月の夜に姿を現した。

KOFXⅣにおけるマチュアとバイスとの出会いについては、八神チームのプロローグストーリーをどうぞ。

27:40〜八神チームエンディングの話になります。

・ファイターたちがラスボス「バース」を倒すと、その体から出た光の欠片が世界各地に散らばっていった。
・その中にはオロチの魂も含まれていた。
・後々の大きな災いを防ぐため、庵はオロチを完全に倒すことを決めた。
・古きチームメイトであるマチュアとバイスでも、庵の意志を止めることはできなかった。
・その後、ハンガリーのある草原で庵はオロチの魂の欠片を見つけ出した。
・この時のオロチには必要な触媒が無かったため、完全な形で復活することはできなかった。
・京とちづるが庵の元へ駆けつけると、3人で力を併せて再びオロチを封印した。

そしてストーリーはKOFXVへ…!楽しみですね〜!!


* * *


28:14〜 SNKヒロインズの庵

まさかのミスXまで網羅してくれていますw
外伝ぽいのにきちんと触れる理由は、おそらく本作が「KOFXⅣの後日談」としてリリースされており、ナンバリングシリーズと時間軸が繋がっている、と判断されたからでしょう。

・KOFXⅣの後日談としてSNKヒロインズがリリースされ、DLCキャラクターとして八神庵にそっくりな「ミスX」が追加された。
・紫色のセーラー服とロングスカートのコーディネートはまるで不良少女のようである。
・忍者のようなマスクをつけて顔を隠しているが、赤い髪と背中の月の模様からすぐに正体がわかるだろう。そう、八神庵が女装しているのだ。
・ミスXは女性ボイスと男性ボイス2種類あり、切り替えられるようになっている。
・男性ボイスと女性ボイスはそれぞれ別の声優が担当しているので、ストーリーの会話を違った雰囲気で楽しむことができる。

以降、ミスXのエンディング紹介になります。

・ミスXは同じ様に女装した草薙京に果たし状を叩きつける。
・放課後、2人は夕暮れの川辺で戦いを始める。
・互いの必殺の一撃が決まると、京と庵の2人にこれまでの記憶が走馬灯のように駆け巡り、最後に二人は手を取り合って和解する場面になる。
・すると突然、アニメーションの雰囲気が一転。庵はカッと眼を見開き汗をかきながらベッドから起き上がった。
・これまでの出来事は全て”甘い夢”であったが、その恥ずかしい夢の出来事を思い出すと庵は頬を赤らめるのであった。

赤面する庵www可愛い(*´∀`)
しかも彼は普段、寝る時パジャマ着ないのですね〜!は、はだか…ワイルドだなぁ(*ノωノ)

おふざけとはいえ、これも立派な公式シリーズ。
こんな姿を見せてくれてありがとうございます🙏

29:25〜過去に出た同様の作品についての説明をしています。

・実は、SNKがやった「悪ふざけ」の庵は、これが初めてではない。
・KOF2000がリリースされた年、「SNK GALS' FIGHTERS」がリリースされており、ミスXがラスボスとして”QOF(クイーン・オブ・ファイターズ)”を開催していた。
・KOFの八神庵と異なり、この作品でミスXは完全に黒幕であった。
・ゲーム中の彼(彼女?)は武器を使って相手を殴り、バイクに乗って人を轢く。
・彼(彼女?)はゲーム中でも相変わらず怖いままであるが、この作品に出ている他のキャラクターは彼(彼女?)を怖がることはなかった。
・ミスXは自身の姿に非常に困惑していた。この衣装ではすぐばれる危険性があるため、女性のみが参加可能な大会とした。

この他、「SVC CHAOS」での女体化現象について触れています。

・吸血鬼デミトリ・マキシモフの必殺技「ミッドナイトブリス」が庵(または暴走庵)にヒットすると、庵は女性化してしまう。

暴走庵にヒットするとセーラー服姿に、通常の庵にヒットするとブレザー姿になるようですね。

セーラー服の方は間違いなくミスXでしょうね(笑)
ブレザーの方はオリジナルかな?一般的には「ブリス庵」と呼ばれているみたいです。ちょっと生意気そうな所が可愛い(*´ω`)


おわりに

は〜〜〜〜〜長かった……やっと終わった(笑)

最初この動画を見つけた時、
「おっ、八神庵の萌え語り動画か〜?( ^ω^)」
と思って軽い気持ちで見始めたのですが……見れば見るほど真面目な動画でした。
公式情報を隅々まで調べた上での詳しい解説の嵐に、思わず唸ってしまうほど。

私はオロチ編の記憶があやふやだったうえに、オロチ編以降KOFの情報はふわっとしか把握していなかったので、この動画は大変有り難かったです。

八神庵の25年の歴史を30分で把握できる、大変効率の良い動画でした

こうしてnoteにまとめることで、本家シリーズの庵をじっくり振り返る事ができたので、だいぶ八神庵に詳しくなれたような気がします。

同じ様にこのnoteが、みなさんの八神庵に対する理解を深める一助になったら嬉しく思います。

ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!(*´∀`)ノ

<おまけ>
元旦に描いた年賀状。八神氏、お正月は紋付袴着てたらいいなぁという妄想です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

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最後までお読み頂きありがとうございました。note会員でなくてもスキ可能ですのでお気軽にどうぞ🍀