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《KOFG》旅LOG!八神庵の旅先がイタリアだった理由【考察】

アニメイトガールズフェスティバル2019(AGF2019)にてパイロットにコスプレ(?)していた八神庵ですが、

このたび、アプリゲーム内で遂にカードとなって実装されました。

しかも、カードストーリー初のフルボイス
バトルをしない時の八神庵のセリフが聞ける機会なんて滅多にありませんから、これを聴き逃すわけにはいきません(・∀・)

お正月イベントで手に入るSSRセレクトチケットの対象にもなっていましたので、ゲットしたマネージャーさんも多いのではないでしょうか。

さて、この「旅LOG!」では、ファイターと海外旅行をするお話が読めます。

Vol.1で実装された3人の旅行先は下記の通り。

庵:イタリア(ベネチア)
テリー:フィンランド
リョウ:ドイツ

どこも一度は訪れてみたい国ですね☺️


カードストーリーをひとしきり堪能した後、私の中でふとした疑問が湧きました。

「庵との旅行先は、なぜイタリアのベネチアだったんだろう?」🤔

何かきっと理由があるはず、と確信めいた予感を感じた私はある一つの結論に辿り着きました。

『ツァラトゥストラ』の作者であるニーチェが、本を完成させた時にベネチアに滞在していたからでは?と。


KOFGの八神庵は、『ツァラトゥストラ』を読破しており、飼い猫にも「ツァラトゥストラ」と名づけるくらいニーチェと縁が深いです。

そして、そのニーチェが『ツァラトゥストラ』を完成させた1885年、彼はベネチアに滞在しており本の完成祝いをした、との記述を見かけました。

次にニーチェがヴェネツィア訪れたのは1884年で、この年から87年まで毎年4月から6月までの数カ月をヴェネツィアで過ごしている
(略)
『ツァラトゥストラ』の完成祝いに、プッターナ・ヴェネツィアーナ(ヴェネツィアの娼婦)のところに住むとは。

引用元:http://www.linkclub.or.jp/~kiri/r7.html

そして、これは根拠のないただの推測ですが、
ひょっとするとマネージャーと旅をしていた時の八神庵は、ニーチェのベネチアに対する印象と同じだったのかもしれません。

ところで、ニーチェにとってヴェネツィアの印象とはどういうものだったのだろう。初期のヴェネツィア滞在時(1884年)に書かれた詩が「おれの幸福」である。

引用元:同上

ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、星野さん演じる八神庵のボイスからとても幸せそうな雰囲気が伝わってきたんですよね......。
おぉん.......幸せになってくれ、八神庵......😭🙏🏻


話を戻しますと、
おそらく、八神庵の旅LOG!を執筆されたシナリオライターさんは、この事実を踏まえて八神庵との旅先をイタリアのベネチアに設定したのではないでしょうか。(同じ様に、テリーがフィンランド、リョウがドイツだったのも何か意味があるのではないかと思います。)

もしそうだとしたら……本当にすごい👏🏻👏🏻👏🏻

八神庵というキャラクターを、こんなにも大事にしてくれているのだなと、鳥肌が立ちました。


KOFGはSNKの純正アプリではありませんが、原作のキャラクターやストーリーを大事にしたシナリオが私は大好きで、こうしてカードストーリーを読むたび、心動かされております(今回はボイス付きだったので余計に)。
いつも素敵なストーリーをありがとうございます。この場をお借りして改めてお礼申し上げます🥺🙏🏻

欲を言えば今回のようなフルボイスのストーリーがもっとほしいところですが☺️、そのためにはコツコツ課金してゲームを盛り上げていかないとですね(笑)

パイロットにコスプレしていたファイターはまだいますし、きっと今後Vol.2が出るのでしょう✈️他ファイターとの旅行先がどこになるのか、楽しみにしています!!


【おまけ】
今回のストーリーやボイスの感想についてはネタバレ防止のため「ふせったー」にまとめました。大丈夫な方はどうぞ👉🏻
※[マネージャー = 三峯ゆかり]での視点で見ています。カップリング要素あり。


最後までお読み頂きありがとうございました。note会員でなくてもスキ可能ですのでお気軽にどうぞ🍀