『世界のお料理』の話・イギリス編
10月の第4週末はイギリス料理
最初にイギリスへ降り立ったのは1997年の2月。
その年の終わりに香港を返還することになってた歴史的な時代でした。
1ヶ月以上にわたる人生初の海外滞在です。
<どこの国が統治してる>とか、
<占領してる>とか、
<政治外交>なんて1ミリ気にもしていなくて、
今になって<激動のタイミング>に現地入りしていたのに、
もったいないことしたなと思っています。
当時、狂牛病が一番大きな話題で(その影響もあって、献血ができなくなり)、確か受け入れてくれていたホストファミリーの食卓には
牛肉が出てなかったような・・・。
そのホストマザーも、その次のホストマザーもお料理好きで
毎日毎晩手作りで、いつも違うメニューが出てきたり
週末もしっかり古き良き『サンデーロースト』を当然のように
用意してくれていました。
あぁ!サンデーロースト!!
最近では現地のファミリーレストランや
料理に力を入れているパブ(居酒屋みたいなところ)へ外食するのが
定番化しつつあると聞いてますが、やっぱりあの家の台所で作ってるのが
一番美味しいと思ってしまうんですよね。
お品書き
豚肉のもも肉
鶏のむね肉
オーブン焼きの皮付きじゃが芋
山のイギリスごはん、主食はじゃが芋でご用意しています。
店主が住んでいた20年以上前から比べると、
イギリスの食生活は一般市民にもお米やパスタを中心とした
伝統的な主食=じゃが芋ではなくなって来ているよう。
健康に良いのかどうかわかりませんが、
あの国じゃが芋、調理法も美味しいのにもったいないなぁと思いつつ。
大きめのお芋を入手できたらジャケットポテトでご用意します。
そうでなければ皮付きのを大ぶりに刻んでじっくり石窯で焼き上げます。
カリカリの角っこ、ふわっとした中のところを一緒に
ちょっと潰しながら肉汁で作るグレービーソースを絡めて食べる
至福の時間をぜひどうぞ。
豚にはりんごのソースがつきものですが、
一見りんごジャムのような(ジャムじゃないそうですが、違いはなさそう)
アップルソースを豚肉に乗っけていただくのが正統派。
美味しいですが、食べ慣れるまで練習(?)もいるので
グレービーソースにりんごを少し忍ばせます。
基本的には豚肉、鶏肉のどっちも乗せでご用意しますが
「鶏肉だけが良い!」という方がいらっしゃったらお声がけを。
一度にご用意できる量が限られています。
ご予約優先ですので、お電話いただけたらお取り置きも可能です。
お持ち帰りも可能ですので、お受け取り時間をご予約の際にお伝え下さい。