第十回 エンゲージメント コミュニティ ラボ レポート
こんにちは、エンゲージメントコミュニティラボ事務局です。
2023年8月30日(水)に、リクルート 九段坂上KSビルで第十回エンゲージメントコミュニティラボを開催しました。
今回は、「Null Café」と「e市民制度」の2つのグループに分かれ、議論を深めました。
それでは、第十回ラボの様子をお届けします。
Null Caféグループ
まず、8月26日(土),27日(日)に実施したNull Caféの報告会を行いました。
未来創造カフェでは、テレプレゼンスロボットTemiを活用して、①松永記念館の遠隔見学会②Temiのいる世界を想像するワークショップ③西南学院大学カフェのTemiによる中継を行いました。参加者は実際にTemiを体感することで、Temiの能力の高さに驚き、様々な活用方法について想像を膨らませていました。Temiを通して、地域内外からオンラインで壱岐と繋がることは、壱岐に興味を持ち、その後の壱岐との交流のきっかけとなるような取り組みでした。
西南学院大学カフェは、主に高校生を対象として、自分の「好き」を見つける場所を提供するという企画でした。自分自身の考えや興味に向き合う時間となり、各チームの議論も盛り上がっていました。
第1回目のNull Caféについては、こちらのレポートも参照してください。
第2回目のNull Caféは、9月16日(土)、17日(日)に壱岐市にて行います。次回は、福島県大熊町による震災復興からのまちづくり、0~15歳までの一貫教育の取り組みの紹介や、株式会社電通九州による自分だけの壱岐の色(「辰ノ島ブルー」等)を見つけて名刺をつくるワークショップなど、9つのテーマでカフェが開催されます。
e市民制度グループ
前回までは「エントリー」「訪問」「活動」のプロセスを通して、非居住者のエンゲージメントを高める方法について検討してきました。今回は、「e市民の定義とは何か?」といった根本的な部分にも立ち戻りつつ、e市民人口を拡大させるためのプロセスについて検討しました。既に壱岐市にエンゲージメントをもって関わっている方々との今までの交流についても振り返りながら、e市民の段階として壱岐の魅力について「①体感」「②発信」「③創出」する3つの段階があると定義しました。また、それぞれの段階に合わせて行政が出来る具体的な支援策について検討しました。
次回のラボ予定
以上、第十回エンゲージメントコミュニティラボのレポートでした。
次回は、9/17(日)に壱岐市にて開催します。各グループごとに1年間のラボの成果をまとめて報告します。では、次回もお楽しみに!
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