英検1級スピーチ対策 最強の助っ人は 書籍? 先生? ChatGPT?
面接本と先生の効果は限定的
「面接は1回に5つのトピックがあるので 面接本のスピーチを丸暗記して何回も受ければそのうち練習したものにあたって合格できる」という方針なら本が役立ちますが 運任せなのと練習がつまらないのが難点です。
わたしは旺文社の2次試験完全予想問題と 面接大特訓の2冊を買いましたが どちらもピンときませんでした。
次に バイリンガルの先生の4回レッスンを受けました。
でも本物の面接官でさえまちがえることがあるほど面接官の役割は大変なので 効果は限定的でした。
3回も落ちて ようやく自分に合う方法を真剣に考えはじめました。
面接本より過去問集がニュートラルで実践的
本の効果は限定的だと言いましたが過去問集だけは用意しましょう。というか多分持ってますよね。英検1級対策の情報はただでさえ少ないので信頼できるソースとしては過去問一択です。
6回分の問題が収録された過去問集を買うと合計60題のトピックが手に入ります。(解答例は21歳未満向けの問題のみ収録)全問スピーチを作るつもりで取り組むのがおすすめ。解答例は合格できるスピーチの目安として利用します。ボキャブラリーや言い回しだけチェックすれば十分です。
3回目の面接で 想定外のことが起こった
推測ですが わたしの3回目の面接は 素点で1点差で不合格でした。
日本人面接官が 1問目で理解不能な質問をしてきたのです(文法的に文になっていなかった)
どう反応すれば良いのかわからず リズムが狂いました。合格ラインぎりぎりの実力しかないと 想定外のことが起こった時に対応できません!
ホリエモンが「14年間の過去問を全て解いたので落ち着いて東大を受験できた」と言っているのを聞き 合格できる自信がつくまで練習すれば落ち着いて実力を出し切れるということが ようやく腑に落ちました。
ChatGPTが最強ツール
1級のスピーチのトピックは
「現代の食料生産の方法は長期的に見て持続可能か」
「偏見のない報道は可能だと思うか」
「今日の民主主義は20世紀よりも困難に直面しているか」
など事前の準備がないととっさには答えられないものばかりです。
おすすめは ChatGPT にポイントを日本語で教えてもらうことです。ChatGPTには色々な種類があり わたしはOpenAI, Microsoft co-pilot, Google Gemini,Gemini,Perplexity, Claudeなどをつかっています。
たとえば「現代の食料生産の方法は長期的に見て持続可能かについてポイントを日本語で教えてと聞くと OpenAIは 環境負荷、資源消費、生態系への影響、気候変動への対応 Geminiは 人口増加、食料廃棄などのポイントを出してきました。各ポイントには具体的な説明が添えられています。
だいたい180から200語程度で2分のスピーチができますので ChatGPT にスピーチを作ってもらっても良いと思います。納得の行かない点は自分の意見を言えばそれを取り入れてくれるのでブレインストーミングのようにどんどん発展させていきましょう。頭が冴えていくのが感じられると思います。
納得いくものができたら音読して録音しましょう。録音したものを聞くのは気まずいですがスピードやイントネーションなど改善点がはっきりするので絶対にやりましょう。
Chathubもおすすめ!
Chathubという39ドルの買い切りソフトがあります。
1つのコマンドですべてのChatGPTにアクセスできるのでお勧めです。
これをつかうと たとえば上記の4つすべてのChatGPTの解答が瞬時に得られるので その中から気に入った箇所を使えばよいわけです。
インターアクションもChatGPTにおまかせ
ChatGPTは24時間いつでも有能な練習相手になってくれます。
まず ChatGPTにむかって音声入力でスピーチをします。
「この文を添削してから 関連した質問をしてください。そのあと私の解答を添削して関連する質問をしてください」と指示すると
一瞬で添削と質問を返してくれます。
質問がいまいちな時は 「ほかの質問をしてください」「もっと専門的な質問をしてください」など気を遣わず指示できるので効率的です。
気を使わなくてよいので ガンガン指示ができて効率が良いですよ!
人間の先生を 全否定はしない
ふだんはChat GPT を相手に英会話の練習をしていますが 一方で定期的にネイティブの先生のレッスンを受けています。
この先生は100%エラーを指摘して直してくれるという稀有な先生で某オンラインスクールで出会いました。
おやめになった時はショックでしたが 幸い検索で見つかったので個人レッスンを受けています。この先生は人間的に尊敬できる方なのでロールモデルとしてモチベーションアップのため受講を続けています。
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