#69 ジュリアーニ氏は元スーパーヒーローだったのに
トランプ大統領の私的顧問弁護士、ジュリアーニ氏もコロナに罹りました。大統領選で大規模な不正が行われた、と主張し続け、バイデン勝利を覆そうと色々試みてはいるものの、苦戦し続けています。(トップ画像はCNNより・ミシガン州の公聴会でのジュリアーニ氏と”重要証人”。)
ここのところ、ジュリアーニ氏はイロイロとお騒がせな出来事を繰り拡げ、失笑を買っています。1分49秒から、ジミー・キンメルがコンパクトにまとめてくれています。
ちなみに、こちらの番組タイトルの"Count Flatula"は、ドラキュラ伯爵をもじったもの。「オナラ」のflatulenceから来ています。
This man has put up some incredible statistics over the past six weeks.
(この6週間で、ジュリアーニ氏は驚異的な数字をたたき出しました。)
October 23: We see him on camera playing pocket pool with Borat's daughter.
(10月23日には、サシャ・バロン・コーエンの映画『ボラット』の中で、ボラットの娘役の横で、ズボンの中に手を入れていた映像が公開されました。)
November 7: He holds a press conference in an alley outside a landscaping business across from a dildo shop.
(11月7日には、大人のオモチャを売る店の向いにある造園会社の前の道端で記者会見を開きました。)
November 19: Motor oil leaks out of his head.
(11月19日には、自動車用オイルが頭から染み出てきました。)
December 2: He farts loudly during a pretend election hearing in Michigan.
(12月2日にはミシガン州で、大統領選挙における不正を追及しようと、なんちゃって公聴会の最中に大きなオナラをしました。)
(実際のオナラの音は、2分13秒あたりです。)
And here we are now—on December 7, Count Flatula has the corona virus.
Have we ever seen a streak like this?
(そして今日、12月7日。オナラ伯爵は新型コロナに罹りました。
こんな見事な流れを、我々は見たことがあるでしょうか?)
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かつてはスゴ腕検察官として名声を上げ、ニューヨーク市長になってからは市の犯罪率を下げ、9・11の同時多発テロ事件の際には見事なリーダーシップを発揮し、タイム紙の 2001年 Person of the Yearにも選ばれた人だったのに・・・。
なぜジュリアーニ氏がこんなになってしまったのか、についてご興味がある方は、Vox のまとめたThe rise and fall of Rudy Giuliani, explained がおススメです。
いがらしじゅんこ:会議通訳者
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