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全国通訳案内士試験(地理&一般常識)の自己採点結果と育児しながらの勉強法

会社員で二児の母(現在育休中)、ゆかです。
長男育休中の2023年1月に英検1級に合格した経験から、大人の英語学習のサポートをしています。


前回は当日の流れについて書いたので、今日は実際に受験した地理と一般常識について、自己採点と勉強法について詳しくレポートします。
育児中のため学習時間は限られ、また6月に第二子を出産してからは机に向かう時間はほぼなかったのでスマホ学習中心です。


地理 (合格基準70点/100点)
【2023年】57点 →【2024年】69点


例年、「こんなの誰もわからないのでは??」というような難問も出ることで知られる地理の試験。

いきなり合格基準点に満たない自己採点結果となってしまいましたが、前回の57点から69点、自信をもって正答を選べるものも増え、少し成長を感じました。あと1問正解していたら7割を超えていたと思うととても悔しいです。

アメリカの The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)が発表する「52 Places to Go in 2024(2024年に行くべき52カ所)」に選ばれたからか、山口市周辺の大問が出題されていました。予想通りでここは自信あり!

また、私は「ゴールデンカムイ」という明治の北海道が舞台の漫画が好きなのですが、漫画内の知識で小問2題解けました(「支笏湖」と「札幌ビール工場」)。これは個人的ラッキー問題。

地理は今まで訪れた観光地や馴染みのある土地、今回のような漫画など他方面の知識が総動員できて良いですね!今後行ってみたい国内の地域もできました。


一般常識 (合格基準30点/50点)
【2023年】17点 →【2024年】31点


「観光白書」からの出題が明記されている一般常識の試験。ですがそれ以外はこれまた難問も多く、更に昨年問題の傾向が大幅に変わったことで、悩まされた方も多いと聞きます。

恥ずかしいことに昨年は全く歯が立たない状態でしたが、今回はギリギリ合格基準点をクリア。
観光白書からは、最新の2023年では中2022年の数値を答える問題が出るなどトリッキーでした。

国宝の城、相撲、七五三の由来など通訳案内士らしいトピックから、放射線物質や世界会議まで幅広く出題されています。範囲が広すぎて、もう一度受けて受かる自信はありません…。

地理勉強法

① 過去問+Googleマップ

2014〜2023年分の過去問をアプリで解きました。最初は地名もわからず、選択肢すら絞れず点数はボロボロですが、大まかな傾向を掴むことができたと思います。

知らない地名が出てきたら、その都度Google マップで場所と概要を確認。周辺の観光地や山、川などもチェックしました。

過去問と同じ問題が今年は2題は出ていたので、やってよかったです。

② 中学入試 白地図 暗記の天才

圧倒的に基礎の知識が足りていなかったのでこれで全体を広く網羅。

③ るるぶ地図でよくわかる! 都道府県大百科


視覚的に覚えるのが好き&得意なので、見て楽しいこちらを購入。リビングで次男を抱っこで寝かしつけながら開いてチェック。世界遺産、祭り、名物など意外と通訳案内士試験とのリンクあり。


一般常識勉強法

①過去問

こちらもアプリで解きましたが、観光白書など最新のデータが出題されるものはスキップ。時事問題も軽くチェックする程度に留めました。

②令和5年度+6年度 観光白書 

https://hello.ac/2023.hakusho.kanzen.pdf

令和5年度版をハロー通訳アカデミーのプリントサービスを依頼し印刷。ハイライトがしてありどこに気をつけて読むべきかわかりやすかったです。

③NEWSがわかる


小学生向けの雑誌。昨年ちらっと読んでたおかげで正答できた問題があり(関東大震災、後藤新平)、今年もチェック。時事問題が視覚的にわかりやすい。


以上、産休育休中の今年、受験のために行った勉強法を紹介しました。
どなたかのご参考になれば幸いです。
正直「この勉強していて実務に役立つのか…?」と思う時もありましたが、一次試験のインプットは二次の口語試験でアウトプットするため必要…!と今になってその重要性をひしひしと感じています。
一次試験の結果は9月末に発表です。




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