自然経営を実践するための「会計編」を始めます。
昨年の秋から開始した自然経営塾。今回、「会計」に焦点を当てた講座を作りました。
そもそも「自然経営塾」とは?
自然経営塾とは、自然(じねん)的な思想に沿った経営の実践を後押しするための学びの場です。
この自然経営塾を始めたことを通じて、これまで「自然経営」と語ってきたことの内容を、自然的な「思想」と、その思想に基づいた「経営」の実践に大きく2つに分けました。
昨年の秋に実施した講座では、「組織が変わる、最初の一人、最初の一手」というタグラインを付け、全4日間を通じて、参加者それぞれが「自らの組織における一人目の当事者となる」ことを支援したいと思って作りました。
この講座の受講者でもあった青野英明さん(ブルーさん)の熱量も踏まえ、自然経営塾 会計編が新たに立ち上がりました。
今回の「会計編」は、上の同心円の中の「組織」の枠組み、さらにその中で「経営」における実践を後押しすることを目指しています。
なぜ自然経営で「会計」が重要か
では、なぜ「経営における実践」の上で、会計が重要なのか?
私自身の観点からいうと「情報の透明性」に尽きるのですが、もう少し詳しく言うと、「全体と部分の情報を揃える」ことが特に重要だと思っています。
自然経営は、自然の摂理に則ること、言い換えると「あるがままに委ねること」が基本的な特徴です。
(概念的には、組織を「機械的な実在」ではなく「生命的な現象」として捉えることです。長くなるから本稿では割愛…)
それをさらに具体的にすると、「組織を構成する一人一人が自らの『熱量』に基づいて行動すること」で実現すると思っています。
この一人一人の活動が積み重なることを通じて、「結果的に」組織全体としても良い方向に進むという、ある種の「信念」を共有した組織の姿、とも言えます。
これを実践するときに、「組織全体で、いまなにが起きているのか?」を、一人一人が精度高く理解していたり、感じられているほど、1つ1つの判断や行動が「自分の熱量に沿っていて、かつ組織全体にとっても良い」ことに、自然と集約されやすくなります。
この「自然と集約される」ことが、自律的に動く上で大切です。
「中央で決めた方針」に「従わざるを得ない」のではなく、「自らの判断」として「組織全体にも貢献する」ことを選択できること。
これを実現する上で、先程書いた「全体と部分の情報が揃っている」ことが不可欠だし、その一丁目一番地ともいえるのが「お金」の情報です。
「思想も、実践も」を目指す講座
では、そのお金に関する経営での実践は、どうすれば支援できるのか?今回の講座では、抽象的に言えば、「思想だけ」でも「実践だけ」でもなく、「思想も、実践も」を実現しようとしています。
具体的に言えば、「全体セッション」と「1on1」の両方があります。
「全体セッション」で「思想」を伝えつつ、
税理士であるブルーさんとの「1on1」で自社の会計の「実践」に関する超具体的なアドバイスをもらい、
そこでの参加者の課題感を踏まえて「全体セッション」でさらに踏み込んだ「思想と実践」の両方の話をしていく、という循環が3回転します。
講座の詳細について
■開催概要
<日程>各会オンラインZOOMでの開催となります。
Day1 2021年2月16日(火) 20:00-22:00
Day2 2021年3月16日(火) 20:00-22:00
Day3 2021年4月14日(水) 20:00-22:00
Day4 2021年5月18日(火) 20:00-22:00
*講座間に毎回個別セッションがあります。(全3回を予定)
■参加条件
毎月の月次決算が出来ていること
■参加料
¥220,000(税込)
■定員
12名
※詳細は以下のpeatixにて
↓
ご参考①:説明会の動画
ここまで文章で色々と書きましたが、この動画を見ると全て語っています。
ご参考②:メイン講師の講座の解説記事
メイン講師である青野英明さん(ブルーさん)が講座について文章でも書いてくれています。
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