ストーリーの届け方から考える 中小企業が成長するためのポイント
アントレプレナーファクトリー宮地です。
「セミナーレポ」と題して、弊社で行ったオンラインセミナーのダイジェストをみなさんにお送りするnoteを投稿しています。
録画配信があるものもありますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
今回は11/25に行われたセミナー「ストーリーの届け方から考える 中小企業が成長するためのポイント」です。
DX推進には、経営戦略やストーリー・ものがたりが不可欠となります。そしてそのストーリーやブランド価値を届けるために、ITやテクノロジーをどう活用していくのか。
1917年創業の老舗婦人服店の息子として育ち、大学在学中のフランス留学体験から、「日本製」の良質なものづくりにこだわった、工場直結ファッションブランド「Factelier(ファクトリエ)」を2012年に立ち上げた山田 敏夫氏に、現在の事業モデル確立までの経緯、ブランドやストーリーの届け方、そして地域の縫製工場とのネットワークづくりなどをお伺いしました。
登壇者紹介
■山田 敏夫
ライフスタイルアクセント(株)
代表取締役1982年熊本生まれ。1917年創業の老舗婦人服店の息子として、日本製の上質で豊かな色合いのメイドインジャ パン製品に囲まれて育つ。大学在学中、フランスへ留学しグッチ・パリ店で勤務。2012年1月、ライフスタ イルアクセント株式会社を設立し、同年10月に「ファクトリエ」をスタートさせる。経産省「若手デザイナー 支援コンソーシアム」発起人、毎日ファッション大賞推薦委員。著書「ものがたりのあるものづくり ファク トリエが起こす『服』革命(日経BP社/2018年)」
1.セミナー概要
1917年創業の老舗婦人服店の息子として、育った山田氏は、大学時代のフランス留学にて、グッチ・パリ店で日本のものづくりについて見直す契機が訪れます。
ご友人曰く、「なぜ、日本には素晴らしいものづくり文化があるのに、コストダウンの方向へ邁進しているのか」と。
衝撃を受けた山田氏は「世界に誇れるメイド・イン・ジャパン」を作るという決心のもと、後にファクトリエとなる行動をスタートするのでした。
ファクトリエの特徴は「工場ブランド名を記載」「価格を工場が決定」にあります。山田氏曰く、「この工夫で工場の皆さんの誇りとやりがいを取り戻した」と語ります。
今までの形態では、メーカーから材料と期日がFAXで送られ、ただそれを機械的に生産するものだったものが、「工場の名前をつけ」「工場の言い値で販売」する仕組みに変えたことで、工場に勤務する皆さんが自分の頭で考え出し、結果として生き生きと働ける職場環境につながったと。
構造の問題を解決することで、売上がアップし、採用につながり、全体の意欲向上という好循環になるのです。
セミナー後半は、顧客目線でのストーリーの考え方についてお話しいただきました。
山田社長のお話は、こちらのYoutubeチャンネルにてセミナーアーカイブをアップ予定ですので、是非ご覧ください。
また、ファクトリエの詳細な軌跡については、是非こちら山田社長の書籍を一読いただければと思います。https://00m.in/97Whd
2.動画コンテンツのご案内
このようなDXを取り組む上で必要なのは「DX人材」の育成です。
DX人材も木村社長のお話と同様難しく考えることはなく、とにかくやってみて、文化として形成していくということが大切になってくるでしょう。
弊社が提供する「One Learn」は、中小企業・ベンチャー企業向けの教育動画見放題サービスです。
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3.最後に
アントレプレナーファクトリーでは、経営者や人事担当者向けにお役立ていただけるオンラインセミナーを開催しています。ぜひPeatixページをフォローいただけますと幸いです。
それでは次回のセミナーレポでお会いしましょう。