【予算情報】 令和3年度 廃熱・未利用熱・営農地等の効率的活用による脱炭素化推進事業(環境省m210329)
本事業は「熱利用設備の低炭素化、未利用熱の活用、融雪設備、地域熱供給、太陽光の営農型事業」に関する事業です。対象は「民間・行政・大学等」です。未利用熱の有効活用や、工場の熱機器⇒電気機器へ変換など、熱に関する補助金です。平成29年度から事業がありましたが、令和3年度で一旦終了する事業です。
・内容:熱利用設備の低炭素化、未利用熱の活用、融雪設備、地域熱供給、太陽光の営農型事業
・対象:民間・行政・大学等
・お勧め度:〇民間・行政・大学等 〇工場 〇設備業 〇コンサル ※どれも事前準備に時間がかかる事業です(合意形成等)。
【内容】
①:熱利用設備の低炭素・脱炭素化促進事業
①-1:熱利用設備の低炭素・脱炭素化を図った場合のCO2 削減効果分析を行う事業
①-2:熱利用の低炭素・脱炭素化に寄与する設備の新増設を行う事業
②:地域の未利用資源等を活用した社会システムイノベーション推進事業(社会SI事業)(地域の未利用又は効果的に活用されていない熱や湧水等資源の効果的利用及び効率的な配給システム等、地域単位の低炭素化を大きく推進するモデル的な取組を対象とした、具体的な事業化に必要な設備等の導入を行う事業。 )
③:低炭素型の融雪設備導入支援事業(融雪事業)
④:地域熱供給促進支援事業(熱供給事業)
⑤:営農型等再生可能エネルギー発電自家利用モデル構築事業(営農型事業)
【対象経費】
①-1:人件費、業務費、その他必要な経費
①-2、②、③、④、⑤:工事費、設備費、業務費、事務費、その他必要な経費
【対象者】
①:民間企業(導入する設備等をファイナンスリースにより提供する契約を行う民間企業を含む。)
②、③、④、⑤:民間企業、地方公共団体、大学等、一般社団法人等医療法人、社会福祉法人、協同組合等、地域における温泉の管理や配湯を行う団体(民間企業を除く)、農業者の組織する団体 等
【補助】
①-1:10/10(100万円)
①-2:1/2、1/3
②:中小企業・指定都市以外の市町村2/3、それ以外1/2
③:指定都市以外の市町村2/3、それ以外1/2
④:1/2
⑤:1/2
【予算】 13.91億円
【公募期間】 未定
※令和2年度は、①は5/7~6/10、②③④⑤は5/19~6/24、9/18~10/9の2回公募がありました。
【HP】 (予算資料) (R2専用HP①) (R2専用HP②③④⑤)
【まとめ】
※令和2年度は①は8件、②7件・3件、③9件・1件、④1件・該当なし、⑤5件・1件の結果でした。
※令和3年度で、一旦終了する事業です。
※「①:熱利用設備の低炭素・脱炭素化促進事業」は、令和2年度は「設備の高効率化改修支援事業」に含まれていた事業です。
※①は燃料等⇒電気への転換事業で、ニーズありそうです。