【予算情報】(新)工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(環境省:m210322)

本事業は「工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援(診断・設備更新)」に関する事業です。対象は「民間企業・一般社団法人等」です。令和2年度まであった、CO2削減ポテンシャル診断とASSET事業が一緒になった事業です。個人的には非常に注目している補助金で、設備更新したい方にはお勧めの補助金です。

・内容:工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援(診断・設備更新)
・対象:民間企業・一般社団法人等
・お勧め度:◎民間企業・一般社団法人等 ◎設備工事 ◎コンサル ※大きな設備更新を考えている企業にとっては、お勧めの補助金です。 

【内容】
工場・事業場の設備更新、電化・燃料転換、運用改善による脱炭素化に向けた取組を支援します。
① 脱炭素化促進計画の策定支援
CO2排出量50t以上3000t未満(電気代等で200万円~1億円/年)の工場・事業場を保有する中小企業に対し、CO2排出量削減余地の診断および「脱炭素化促進計画」の策定を支援
② 設備更新に対する補助
設備補助 A:「脱炭素化促進計画」に基づく設備更新の補助
・工場・事業場単位で15%削減または主要なシステム系統で30%削減
設備補助 B: i)~iii)を満たす「脱炭素化促進計画」に基づく設備更新の補助
ⅰ)ガス化または電化等の燃料転換
ⅱ)CO2排出量を4,000t-CO2/年以上削減
ⅲ)システム系統でCO2排出量を30%削減

【対象経費】
機器費、工事費、事務費 等

【対象者】
民間企業、一般社団法人 等(行政は対象外になる可能性大)

【補助】
①:1/2(上限100万円)
②:1/3(設備補助 A:上限1億円 設備補助 B:上限5億円)

【予算】 40億円

【公募期間】 未定
※令和2年度のポテンシャル診断(内:低炭素機器導入)は、5/7~5/29と8/3~8/31の二回募集ありました。

【HP】 (予算資料

【まとめ】
※設備更新を計画されている方や、カーボンニュートラル、RE100を宣言している企業が顧客ターゲットになります。
※個人的には非常に注目している事業です。
※①計画策定は約100件、②設備更新は約100件の採択を見込んでいるようです。
※流れとしては①計画策定を受けてから、②設備更新に移った方が良いと思いますが、いきなり②の設備更新も可能のようです。

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