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星座占いのモヤモヤを解く鍵 『月の教科書』書評


今回の記事は、最近読んだ書籍の書評を書かせていただきます。
これまでスピリチュアルの世界の導入として占いの勉強のために書籍を読んできましたが、この『月の教科書』は新しい視点で占星術の見方を私たちに与えてくれる書籍だと思います。

本のタイトル:月の教科書
著者:マドモアゼル愛
発売日:2021年9月21日

著者のマドモアゼル愛さんに関しては、私は普段はyoutubeの配信は拝見していましたので、占星術の先生というよりも「時代の流れを捉えつつ、世界の裏側のことまで怖がらずにコメントされている方だな」という印象でした。
実際、youtubeチャンネルも何度かバンされているという経歴を持っており、かなり際どいところまで切り込んで発信されている方だと思います。

そんなマドモアゼル愛さんの『月の教科書』ですが、2021年発売で以前から気になっていたものの購入に至っていませんでしたが、最近太陽太陰暦について少し興味が出たので月について調べてみようと思って読むことにしました。

この本のテーマ

月の教科書という題名の通り、占星術の中の月星座について語られているものとなっています。
冒頭では、月の存在についての面白い見解があり「月が地球の周りに現れたのは最近のことで昔は月のネガティブな影響を受けなかったユートピアだった」ということが語られ、一気に引き込まれました。
そして、私たちの生年月日から導きだれて主に占いに使われている太陽星座に加えて月の星座の存在をまず知ることになります。
そして月の星座とは何なのか?
これまで誤解されていた月星座の働きについて、バッサリと意見を述べられているところも気持ちよく入ってきます。
私たちは7歳までに月星座の影響を受けるようで、その影響は無意識の部分に刷りこまれて障害に渡って私たちを苦しめるようです
本来は、太陽星座の特徴を存分に活かして生きているうちは輝くことができて人生は良い方向へ進んでいくようですが、なぜか月の影響を受けてうまくいかない方へ引き込まれてしまっているとのことです。
その例を、歴史上の二人の人物を例に紹介してくれています。
私も、このような事を意識して人生の流れを振り返ると何となく的を得ているな、と思いました。

そんな、月星座の紹介をしてくれるのですが、ネガティブなことが中心となってしまうのですが、しっかりと誕生日によって各星座の特徴と対応策も示してくれていますので安心です。


感想

今回、占星術における月という存在を詳しく知ることができて、自分の\中のモヤモヤが何となく腑に落ちた感じがしました。
人生の中でうまくいっていないときには、どことなく幼少期のネガティブな癖や思考回路、囚われていたことが原因で停滞をすることがあるかと思いますが、その原因を示してくれている一冊です。
月に囚われてしまうことは、自分軸ではない生き方をしてしまうということになります。
でも、なぜそうなってしまうかはなかなか分からないのが普通です。
そもそも、月の星座の影響というものを私は今まで知らなかったのでこのような情報に触れられただけでも大変に有意義でした。
月は、太陽の光を映し出しつつ邪魔をする存在として描かれているので、\これから私は暦の中の新月と満月を意識して生活して行こうと思います。
満月の日には犯罪が起きたりしやすいというデータも出ていることから、月の悪い影響が出やすいことは非常にうなづけます。
ですから、新月には月のパワーが最小限となりますので一番自分らしくいられる時なのかもしれません。

この本がオススメな人

占星術が好きな人
月星座について詳しく知りたい人
人生のつまづきを感じていてそれを改善したい人
今の地球のスピリチュアル的な流れを勉強したい人

にはオススメです。

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