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美術展鑑賞記録

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過去に訪れた美術館や美術展の記録を残しておこうと思ってマガジンにしました。
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#国立新美術館

マティス 自由なフォルム(国立新美術館)

マティス 自由なフォルム(国立新美術館)

国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」展、2024年2月14日~5月27日。4月18日に見に行ったのだが、その後ばたばたしていて、鑑賞記録をまとめるのが遅くなってしまった。
入場予約不要。逆にどの位混むか不安で平日の朝いちで行ってみたが、ゴールデンウィークが終わろうとしている本日時点でも日時指定不要になっているので、めちゃくちゃ混雑はしていないのかも。実際、見にくくていやな思いはしなか

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テート美術館展 光/世界巡回展 - ターナー、印象派から現代へ

テート美術館展 光/世界巡回展 - ターナー、印象派から現代へ

国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光/世界巡回展 - ターナー、印象派から現代へ」展に行ってきた。2023/7/12-2023/10/2 国立新美術館、その後2023/10/26-2024/1/14 大阪中之島美術館に巡回。
国立新美術館は火曜定休なので、今日月曜は開館しており、先入観で月曜を避ける人が多いから、比較的月曜は空いているかも、と思って行ってみたが、それなりに混雑(まず館外の入場

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国立新美術館開館15周年記念 李禹煥展

国立新美術館開館15周年記念 李禹煥展

職場の夏休み。用事で外出したついでに何見ようか考えて、一昨日から始まったばかりの、国立新美術館開館15周年記念 李禹煥展を見ることに。これはすごく面白かった!

李禹煥は1936年韓国生まれ、1956年に来日し、1960年代より、「もの派」を牽引する存在として、日本美術界で圧倒的な存在となる。 

今まであんまり見る機会がなく、作家の全容などあんまり理解していなかったのだが、無料音声ガイド(自分の

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ダミアン・ハースト「桜」@国立新美術館

ダミアン・ハースト「桜」@国立新美術館

英国を代表する現代作家ダミアン・ハーストの、日本で初めての大規模個展。カルティエ現代美術財団が昨年パリで開催した展覧会「桜」の国際巡回。
1990年代からYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)の一員として国際的に名を知られてきたハーストを、国内で見られる機会はこれまで殆どなかった。そういう意味で、「桜」の作家としてのみ知られることになるのでは?、という懸念がなんとなくある。わたし自身もハー

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メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年(国立新美術館)

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年(国立新美術館)

国立新美術館で開催中のメトロポリタン美術館展(2月9日~5月30日)に行ってきた。先に大阪で開催してからの巡回。日時指定券を販売しているが、現状では当日でもチケット購入可能。実際、会場で、混雑しているという感じはしなかった(場所によっては人が集まってしまっている場所もあったことはあったが)。

展覧会のチラシは2つ折りで、片側にジョルジュ・ド・ラ・トゥール「女占い師」、片側にエドガー・ドガ「踊り子

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国立新美術館:生誕110年 東山魁夷展

国立新美術館:生誕110年 東山魁夷展

国立新美術館へ、「生誕110年 東山魁夷展」を見に行ってきた。日本画の展覧会は、保存のためもあってか会期が短い。先に京都で開催されて、そちらもすごい人出だったと聞くし、早く行かなくては、と、会期2週目の平日午後に、午後休暇とって行く。勿論平日だって、東山魁夷を好みそうなマダムが沢山いるのですいている訳ではない。でも、ひとつひとつの絵が割と大きく、箱の大きさの割には展示数が少なかったのでゆったりした

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