2024年5月の記事一覧
板倉鼎・須美子展(千葉市美術館)
先日、千葉市美術館で「板倉鼎・須美子」展を見てきた。会期2024/4/6-2024/6/16。名前を知らない画家だったので、情報があまり入ってきていなかったのだが、チラシで作品を幾つか見て驚いた。不思議な風合いで、鮮やかな色を多用した明るい絵。見に行かなくては!、と時間を作って行ってみたら、予想以上によかった。
そして、感想書かなくちゃ、と思っていたら、昨日の朝日新聞の書評欄に、山内マリコさんが、
国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術(根津美術館)
5月5日(日・祝)に根津美術館に行ってきた。かなり前に日時指定券を買っていたので、行列などなしにすっと入場。当日券は行列していて、少しずつ入れている感じだったが、わたしが帰るときには行列なくなっていたので、当日思い立ってもそんなにストレスなく行ける模様。
恒例の、国宝燕子花図屏風(尾形光琳筆)の展示、大体3年に2回位のペースで見に行っているかな。今年は会期2024年4月13日~5月12日で「国宝・
マティス 自由なフォルム(国立新美術館)
国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」展、2024年2月14日~5月27日。4月18日に見に行ったのだが、その後ばたばたしていて、鑑賞記録をまとめるのが遅くなってしまった。
入場予約不要。逆にどの位混むか不安で平日の朝いちで行ってみたが、ゴールデンウィークが終わろうとしている本日時点でも日時指定不要になっているので、めちゃくちゃ混雑はしていないのかも。実際、見にくくていやな思いはしなか
旧朝香宮邸を読み解くA to Z(東京都庭園美術館)
東京都庭園美術館は、1933(昭和8)年に朝香宮邸として建てられ、アール・デコ様式の建物を用いた美術館。庭も広くて気持ちいい。
朝香宮家は、久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年(明治39年)に創立された宮家。訪れるたびに屋敷の広さ、調度の豪奢さに感銘を受けていたのだが、屋敷そのものをクローズアップした今回の展覧会で、改めてその金のかかり具合に驚く。久邇宮家とか書いていても、現在の皇族とどの程