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美術展鑑賞記録

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過去に訪れた美術館や美術展の記録を残しておこうと思ってマガジンにしました。
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2022年4月の記事一覧

根津美術館「燕子花図屏風の茶会」展

根津美術館「燕子花図屏風の茶会」展

根津美術館、毎年恒例、燕子花の季節の、尾形光琳「燕子花図屏風」(国宝)の展示、今年は「燕子花図屏風の茶会」というテーマで、昭和12年5月に、根津嘉一郎が主催した茶会で、どのような道具を用い、途中で燕子花図屏風を含むどんな絵を披露したか、を紹介。
当時の写真や、招かれた人の茶会記なども残されているので、当日使われた掛け軸や、茶道具、茶碗、花器、懐石料理の器等、根津美術館に残っているものをありったけ展

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特別展 国宝鳥獣戯画のすべて(2021年)

特別展 国宝鳥獣戯画のすべて(2021年)

東京国立博物館で2021年4月13日~6月20日に開催された「特別展 国宝鳥獣戯画のすべて」展を見に行った記録(2021年4月20日)。休暇をとって平日に見に行ったが正解。緊急事態宣言に合わせて4月25日から休館してしまい、結局5月いっぱいまで休館。当初5月30日までだった会期を6月20日まで延長したが、予定が狂って見られなくなった人が沢山いた模様。

昨年(2020年)の今頃は、美術展も軒並み中

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モンドリアン展 純粋な絵画を求めて(2021年)

モンドリアン展 純粋な絵画を求めて(2021年)

昨年SOMPO美術館(新宿)で開催された「生誕150年記念 モンドリアン展 純粋な絵画を求めて」の記録。モンドリアン見たくて、会期始まって早めに見に行ったのだが、緊急事態宣言が発令されて、展覧会休止→終了になってしまったので、見られなかった人も多かったのでは。勿体ない。
(2021年3月23日~6月6日開催予定が4月25日に休館してそのまま終わってしまったのだ・泣)

2021年4月17日:朝いち

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ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代展(2019年)

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代展(2019年)

国立西洋美術館開館60周年記念ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代(2019年2月19日(火)~5月19日(日))を見に行ったときの記録。

仕事帰りに国立西洋美術館でル・コルビュジエ展を見てきた。厳密には、「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリズムの時代」展。シャルル=エドゥアール・ジャンヌレというスイス出身の若者が、パリに出て、画家アメデ・オザンファンと共に、ピュリズムという

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ミロ展ー日本を夢みて

ミロ展ー日本を夢みて

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展ー日本を夢見て」を見てきた。2022年2月11日~4月17日、会期中すべての土日祝及び4月11日~17日は入場日時予約必須。今日(4月7日)は適用外だったので、誰でもすぐ入れた。そんなに大きな混雑はなし。

初めてミロを見た頃はホアン・ミロ、という表記をされていたが、それはスペイン風(カスティーリャ語、フランコ体制下でカタルーニャ語は禁じられてい

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電線絵画展-小林清親から山口晃まで-(昨年の記録)2021年2月28日~4月18日、練馬区立美術館

電線絵画展-小林清親から山口晃まで-(昨年の記録)2021年2月28日~4月18日、練馬区立美術館

(昨年4月の記録です)
電線絵画を見てきたよ。

練馬区立美術館で開催中の「電線絵画 小林清親から山口晃まで」展、新聞の美術欄で2回くらい取り上げられ気になっていたところに、更に書評欄で展覧会図録(求龍堂で刊行した一般書)が紹介されていて、更に見てきた方がFacebookで話題にしていたので、やはり見ておこう、とはるばる練馬。いや、意外とはるばるでなかった。乗り換え1回で行ける中村橋(西武池袋線)

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