断ることの大切さ。
数年前、わたしは断ることの大切さを学んだ。
それはイエスノーをはっきりさせることだった。
流れのままに乗るのではなく、流れに乗るか乗らないかを自分で決めることだった。
数年前、わたしは断ることが下手だった。
言い方を変えると来たものは受け入れるべし!と思っていた。
いや、単純に断ることができなかった。
しかし、その断ることができなかったせいでずるずると関係が長引いてしまいそこから立ち去ることができずにいた。
どうしても断りの連絡を入れることができなかった。
必要じゃないものを手放すことに躊躇していた。
今考えると、なんとなーくでやっている部分がたくさんあったのだということに気づく。
しかし、今思えばその経験がものすごい学びとなった。(し、お金もかかった。(^_^;))
たしかに離れるのには苦労した。
自分のだめな部分がうきぼりになった。
でもその経験があったからこそ、自分の選択というものに前よりももっと慎重に判断を下すことができるようになった。
自分にとって必要なもの、自分に合うもの、もういらないもの。
手を放したり、逆に手をつないだり。
そこで学ぶことがあったから、その経験があったのだと今では感じている。