連ドラと言えば火文明、そんなの誰が決めたんだ? デッキ紹介『連続消火ん』[デュエマ]
へいらっしゃい
エネミーBでありんす
時に、皆さんが衝撃を受けたデッキって何でしょうか?
とんでもなく洗練された構築だったり、とんでもなくアホなネタギミックであったり、とんでもなく天才なアイデアデッキであったり、様々なデッキ達の影響を受けてデッカスは日々生きているのです。
皆さん、「コロコロG」という雑誌をご存知でしょうか。
(ありがたいことに公式様が解説されておりますのでこちらで予習をどうぞ。⤵︎ ︎)
コロコロアニキという雑誌があったと思いますが、その雑誌の古いの名前だと思っていただければバッチグーです。(バッチグーって死語ですか?)
昔おばあちゃんに「(月刊の)コロコロ買ってきてー」って頼んだら、間違えてこのコロコロGの夏号(公式様のサイトにもあるクリスタルスーパーパラディンが付録になっていたやつ)を買ってきてしまったことで、当時小学5年生のピチピチの俺は初めて読むことになります。当時の自分にとっては刺激的な漫画がいっぱいあった気がします。(『錬人』『俺の屍を越えてゆけ』『ピカピカアイドルさやか』等々。錬人は単行本買った。)
そしてここに掲載されていたあるデッキに当時小学5年生の俺は強く衝撃を受けました。
それは「火が入ってない連ドラ」です。
(紙面が残ってないのが残念、、誰か情報求む。)
当時登場した「ガガシャウラ」と最強カード「カラフルダンス」を使って5軽減5墓地肥やしをするコンボを利用して、墓地に大量のグールジェネレイドを落としながらバルガライゾウを超早期に出すという、とんでもなくオシャレなデッキでした。(今でも惚れ惚れする動き……)
連ドラ=火文明という常識を覆すデッキに感銘を受けた少年エネミーB。常識にとらわれない構築に対する憧れはこの時に既に始まっていたのでしたとさ。
とまあ、昔話はこれぐらいにして。
俺、思うんです。
火文明を使わない連ドラ、
今なら楽勝じゃねえかと。
[主役はバルガライゾウと、]
あれから10年以上の時は流れ、膨大なカードプールがある現代。
火文明以外にも強力なドラゴンがわんさかいます。
今こそ、火文明を捨てて組むべきではないか。
今回の主役は「バルガライゾウ」と「ヴィオラソナタ」です。
バルガライゾウによる爆発力と、ヴィオラソナタによる持久力を駆使してコントロールチックに連ドラしていくのが今回のコンセプトとなります。
どちらもコストが9なので、「歓喜の歌」でサーチができます。奇跡。
[ドラゴンを出すドラグハートの元祖]
いわゆる一般的な連ドラをするドラグハートはバトガイギンガですが、今回はnot火文明コンセプト。
ドラゴンサポートのドラグハートの元祖、「始祖塊ジュダイナ」にも協力願います。
マナを払うものの、置いておくだけで手札を気にせずに展開ができます。
龍解条件もこのデッキでは容易いですが、ウェポンのままでいた方が嬉しかったりもする。
ドラゴンが3体揃うと強制で龍解してしまうので、展開タイミングを見極めることが重要です。
龍解後はヴィオラの効果も相まって攻撃による敗北は無いと考えてもいいぐらいにガッチガチになります。
[このデッキ最適のトリガー]
さて、ヴィオラソナタの破壊時盾に行く能力は言うまでもなくトリガーブロッカーと合わせると無限に耐久できます。
エピ2の時のガーディアンも同じことをしていましたね。
そんなブロッカー付きトリガーで最強のカードはこいつしかいませんね。
「最終龍覇ロージア」です。
ジュダイナを呼び出す仕事とヴィオラの無限耐久の仕事を両立させる、影のキーマン。
能力はシンプルだが、呼び出すドラグハートによって多彩な仕事が出来るのがGood。
火文明が無いコントロール寄りの色のデッキなのでこう言う色んな択から選べる系のカードはやはり重宝されます。
[デッキ紹介]
序盤はたくさん雑に投入したブースト札で着々と準備をし、9マナ貯まればバルガライゾウやヴィオラソナタを召喚して連続召喚する、とてもシンプルなデッキとなっています。
ガイアッシュは色とドロー効果が優秀なので入れましたが、無くても全然大丈夫そうな感じがするので、カーネル等のヴィオラと相性のいいトリガードラゴンに変更するのもアリだと思います。(プチョとドギX両方にチェンジできる色だと◎。)
超次元に「英皇帝ザ・ワールド」を入れてデッドアックスの効果を確実にしたいところですが、残念ながら火文明アンチのコンセプトは崩せませんでした。(次元まで文明縛り気にしない人は全然入れて大丈夫よん。マルチプライと入れ替えが有力。)
[各カード解説]
「終末縫合王ザ=キラー・キーナリー」
ナンバーナインと一緒にロックをキメてフィニッシュします。
踏み倒し効果もこのデッキとは相性抜群。
ガイアッシュで軽減できるコストですが、歓喜の歌には非対応。当たり前ですが。
「ヴィオラの虚像」
ドラゴンが付いてるのでバルガから出せます。
しかし、ヴィオラソナタは「1体」と書いてあるので非対応。ですが、トリガーで出てきてヴィオラソナタを蘇生した時にはもう大変です。
シナジーよりは防御の補填+黒マナ要因として入れている感覚です。(お好みでオドルニードル等に変えてもいと思います。)
「八頭竜ACE-Yamata/神秘の宝剣」
3コストブースト札兼ガイアッシュで軽減可能な大型展開札。
デッキからマナに置くカードはヴィオラソナタにしましょう。そうするとヴィオラはバルガライゾウの進化元を経由して墓地へ送られます。
この下準備のおかげで、ヴィオラソナタを出した時にヴィオラソナタ連打が可能になるので覚えておいて損は無いプレイングです。
[おわりに]
コロコロGに紹介されていたデッキのオシャレさからは遠く離れてる気はしますが、現代デュエマに慣れたプレイヤーたちにもウケそうな、丁度いいデッキな気はします。
なんと言っても軸はやっぱり連ドラですからね。
ドラゴンが並ぶのは文明関係なく盛り上がるもの。
若干遅いのであくまでファンデッキ止まりではありますが、自由枠がかなり多いので今回のデッキは是非とも読んでるあなたにも組んで欲しいな、と思います。
P.S.他人におすすめできるデッキなかなか作らないので、レアですよ?(??)
〜Fin〜