デッキ紹介『魔術師流牙王F』[バディファイト100]
バディファイター諸君、
初めましての人は初めまして
たまにバディファイトのカードを語る男性
エネミーBだお。
今回は初めてのバディファイトのデッキ紹介です。
[カードプールについて]
デッキ紹介の前に、自分がいつもどんな環境でファイトしているかをお伝えすべきかと思います。
主に2つの環境で遊んでいます。
・バッツ2期(5年目初め)までのカードで遊ぶ
・100期(2年目)までのカードで遊ぶ
基本的にはこの2つのいずれかで、主にカジュアル環境のファイトをしております。
今回紹介するのは後者である100環境のカードプールで作成したデッキになります。
もしも「あのカードなんで入ってないんだ?」みたいなのがあれば、それはもしかしたら3年目以降のカードだったりするかもしれないので、そういった事情をご理解お願いします。
(普通に忘れてたり、物理的に手に入らなかったりする場合もあるとは思います。)
というわけで注意事項程々に、本編へ参りたいと思います。
[デッキコンセプト]
使いたかったカードその1
『五角超竜王カイザー・ドラム』
100期ドラムの集大成です。
コールコストは「ドラムの上に重ねる」という非常にわかりやすい条件。
角王なので全てのワールドで使える特徴を持っているものの、ドラムを進化元に要求する関係でどうしてもドラゴンワールド以外で扱いづらい側面があります。
逆に他のワールドで運用しようとすると、そのワールドにドラムが存在するかが重要とも言えます。進化元がたくさん入るなら、問題なく運用できるパワーカードです。
100期環境において、ドラムが存在するドラゴン以外のワールドは「ダンジョンW」「マジックW」「ヒーローW」「スタードラゴンW」の4つ。このどれかでカイザードラムを使ってみようという発想の元デッキを組みました。
今思えば、ワールドシフトと角王の関連性が何かあったのだろうか。
[魔術師×角王]
使いたかったカードその2
『世界の中心メアリー・スー』
先程あげた4種のワールドからマジックを選んだのは、この女ァの存在がキーマンになるのでは?と思ったからです。
淫○っぽく表現するなら、
「すいません許してください、何でも(サーチ)しますから!」
「ん?今何でも(サーチ)するって言ったよね?」
って感じです。
つまり角王の証を持ってくるカード、という訳です。
…淫〇で表現する意味全くなかったね。(”正”への目覚め)
基本的にはゲージさえ確保しておけば角王の証を打つことを前提にできるデッキになるので、ピンの角王達を毎ゲーム触れることを想定してゲームプランを設定できます。
角王大好きなキッズ大歓喜のデッキコンセプトなわけです。ヤッター
[目指す盤面]
このデッキの目指す盤面は『牙王フォーメーションNEXT』です。
角王の証を使いまくってムクロとドーンをサーチ、武器+ブーメランドラゴンの完全再現をしながらドラムでセンターをこじ開けてグラスアートで顔面を殴りに行きます。
計4体の攻撃でマジックワールドとは思えない火力でガンガン攻める、これぞ角王のなせる技。
サイズ1が器用なマジックワールド、そしてサイズ2を強力な角王で固めることでより攻守バランスが良い戦い方を狙える、という算段です。
センターを開けて戦うので「マイペンライ(何とかなるさ!)」を防御札として採用しています。
[不測の事態もマジックWなら大丈夫]
しかし、アイテム不採用なのでムクロが割られてしまうとこの陣形が崩れてしまいす。100期は”誰かさん”のせいでアイテム破壊が蔓延っています。一体何ゼリオンなんだ。
そうなったら作戦プランB。
「走り屋エリゴス」の出番です。
センターに立てて相手からの本体への攻撃をシャットアウト、横のドラムやミセリア等のエースアタッカーへの攻撃も手札から身代わりに等々、超小回りが利くカードとして過労させていきます。
ムクロに変身している時も、防御力5000を超えようと連携攻撃をした相手に効率よく防御をかませるので腐ることはありません。
サイズ超過に目をつぶれば何度も使える盾みたいなものです。
これぞマジックWサイズ1の真骨頂です。
使うたびにライフが減っていきますが、ライフが5以下になるとマジシャンドラムの本来の戦術である”アレ”を狙えるので、ガンガン使うのも作戦のうちです…
[トドメはやっぱりコレ!!]
角王を利用するためにどうしてもゲージが必要。
残念ながらマジックはゲージをためるのが比較的苦手な部類です。
ところで、今回カイザードラムの進化元として選んだ「ドラゴウィザード マジシャン・ドラム」、どんな効果してたっけな?
ゲージ6の大技です。
様々なカードの組み合わせでこの効果を狙っていくのがこのカードの本来の使い方です。
そしてやはりメアリースーが居ますから、魔法はなんでもサーチできるわけです。
つまりは、何がしたいかは明白ですね。
素で狙っていきましょう。
エリゴスでライフ上手く減らして、ライフ5に入れば射程圏内。
相手に致死量の特大ダメージ+ゲージ没収で反撃の隙を与えずに一気に畳みかけましょう。
そして叫べ!!!
『メガァ…ブラストォォォ…バンカァァァァァァアア!!!!』
そしてついでの如く、コンボのうちの一枚、「マナブースター メルエキム」のおかげでゲージ問題も少しラクになる要素になります。
ある意味「爆竜牙」+「マジックど根性」のハイブリッドといえよう。
実質未門牙王キャラデッキ(ゴリ押し)
[各種カード解説]
「ドラゴウィザード キヌース・アクシア」
ライフを5にするための自傷カードとしては言わずもがな、五角ドラムの誘発にも使えます。
たまに相手のライフ1の時にこいつ出して終わることも…
「マジックアーティスト アンディ」
メアリースーやマジシャンドラムのコールコストを減らして、少ないゲージでもやりくりできるようになります。
余ったゲージを角王たちに回していきましょう。
「トゥリオ!」
なんでもサルベージ。
角王を何度でも回収するのも強力ですが、1枚しかないムクロをできるだけ回収して牙王フォーメーションNEXTを維持させていきたいという意思の表れです。
今回採用している角王はゲージが軽いモンスターを中心としているので回収⇒即コールもさせやすく、ライフを払うのでマジシャンドラムの射程圏内の誘導にも貢献してくれます。いいカードだぁ。
[おわりに]
ファイターの皆様、如何だったでしょうか。
懐かしいカードが沢山あったことでしょう。
なんせ9年前のカードプールですから。
100環境は公式大会ルールの「ハンドレッドクロニクル」があったり、かなり根強いファンがいる印象です。
しかし今回のようなオリジナル要素の濃いデッキはまだまだ研究されつくしてない故に、底知れぬ魅力があるようにも感じています。
角王によるグッドスタッフ戦術、ヒーローWとスタードラゴンW、百鬼夜行にドラゴンアインと、初期には無かったフラッグによる戦術の拡張、ウルトラ必殺パックによる必殺技の活用法の多様化、各ワールドに新たに与えられたゲージ補充カードのインフラ整備等々、この環境の魅力は挙げればキリがない程に沢山あります。
環境で猛威を振るったカードに触れるのはもちろん、環境外のカードも面白い戦術はめちゃあるので、家に眠ってる古のカードを掘り起こしてぜひ研究していただきたい。
この界隈が盛り上がってくれるとすげーうれしいな。
というわけで以上です。
いつかバッツ2期のデッキも記事書こうかね。
~Fin~