あの日の俺たちを思い出せ… デッキ紹介「GOTOサンバースト」[デュエマ]
こんちわ、
エネミーBと申します。
私がデュエマを始めたのは覚醒編終盤、
つまりギリギリ勝舞くん世代と呼べる、、と信じています。
いきなりどうした、って感じですが、
如何せん覚醒編終盤から参入したせいで、
勝舞君世代でありながら勝舞君のカードの思い入れがかなり少ないのです。
これはハイパーエアプ勢と言われても文句は言えません。
…さて、懺悔はこのくらいにしておいて、
そんな私でもあるカードに関しては思い入れが強くあります。
それが「超竜サンバーストNEX」です。
このカードは当時火文明大好きキッズだった私の救世主でした。
というのも、当時の小学生たちの間(少なくとも俺の身の回り)では異様にブロッカー主体のデッキが流行っていました。
ヘブンズゲートから出てくるシリウスにミルザム(エントリーデッキ2009)、ゼンアクのゴッドリンク(スーパーデッキサーガ)等、普通に売ってるデッキを買うだけで使えちゃう最強格の戦術としてマッッッッジで流行ってました。
これらの戦術を前に、小学生が扱う火文明の攻めの力では手も足も出ませんでした…
当時クリムゾンメガドラグーン(ブロッカー全破壊)をパックで当てたワイは狂喜乱舞しながら使った程です。
そんな中、このサンバーストNEX、
どれだけ守りを固めても全て蹴散らす。
カッコよすぎる。でもミルザムとは相打ち。許せん。
当時自分と同じ経験をしたキッズ達は山ほど居ると思います。
そして時は令和。
あのころ大好きだった
大活躍したサンバースト
また使いたい…
今回はそんな野望を秘めたデッキになります。
[こいつの強みを考える]
さて、サンバーストを現代で使う上で考えなければならないのはコイツであるメリットは何かを考えることである。
活かしたい効果はもちろんバトル勝利による連続攻撃。しかし同じような効果を持つカードは沢山存在します。
特にフルボコ・ドナックルやエヴォル・ドギラゴン等はコストや進化元の緩さ等の使い勝手で大きく劣っていると言えるでしょう。
これらのライバルとの差別点はひとつしかないでしょう。
それは圧倒的パワーです。
パワー22000までならば射程圏内、これに尽きるでしょう。
特に最近のデュエマはディスペクター等をはじめとするパワーがべらぼーに高い奴らがわんさか居て、先程挙げた2枚では歯が立たない状況も多いと考えられます。
サンバーストは準備だったりバトル勝利時のボーナス等はありませんが、『バトルに勝つこと』に特化したポテンシャルがしっかりあるのです。
逆に言えば、バトルに勝つこと以外を満遍なくサポートしてあげる必要があるということ。
デッキの方向性はバトルに勝つ+連続攻撃を全てサンバーストに委ね、
①バトルに勝つことの旨み
②進化元の用意
③サンバーストを呼び出す手段
この3つをサポートしてあげられるデッキを作っていくことになります。
[問題点を全て解決できるのは…]
さて、先程挙げた3つを全て解決できるテーマがあります。
それはディスペクター&ディスタスです。
ディスペクターとディスタスでは範囲広すぎてそりゃなんでも出来るやん、と思われるかもしれません。
順を追って解説しましょう。
まず、①バトルに勝つことの旨味 を解決していくカードです。
フィニッシュ力を得るためには、やはりフルボコの様なバトル勝利時に盾をブレイクできる効果が欲しいところ。
さらに言えばアンタップ状態にも攻撃できないとそもそもバトルができない状態に陥ったりしてしまいます。
これらを解決できるカード、それは「偽爆電融ゾルネードシヴァ」です。
マッハファイター付与+バトル勝利時ブレイク&ドローの付与はサンバーストと非常に相性が良く、エクストライフによる耐性でブレイクしたトリガーから身を守ることもできます。
しかし、あまりにコストが高すぎるのでデッキは必然とディスタス達によるササゲールの力を借りる必要が出てきます。
つまり先程言った「ディスペクター&ディスタスの力を借りる」というのは『ササゲール軸のディスペクターの力を借りる』ということなのです。
さて、残るは②進化元の用意 と③サンバーストを呼び出す手段 の2つ。
ディスペクターにはこの2つを満たせる存在が居るのですが、皆さんは心当たりがあるでしょうか?
[最強の進化元を携えて]
②と③を両方クリア出来る逸材、それは「仙祖電融テラスネスク」です。
サンバーストの進化元になれるアーマードドラゴンであり、ジャストダイバーが付いています。
ジャストダイバーは進化先に引き継がれるので、トリガーを踏んでも安心して連続バトルを続行できちゃいます。(全体タップやターンスキップはどうしようもない。)
更に、登場時に4コスト以下のカードを使えるので母なる聖域を使えばそのまま進化できてしまうというスグレモノ。
エクストライフを持っているので聖域のコストすら自身で賄えるという、正にこの瞬間のために産まれてきたのではと疑うほどにピッタリな効果なのです。
更に更に、この4コスト以下踏み倒しは呪文やクリーチャー以外も対応しているので、アリーナカモーネを展開出来れば擬似ゾルネードシヴァのような役割すらも果たせてしまいます。もうこいつ一人でいいんじゃないかな。
これらの強力な護衛達の力を借りて、サンバーストが活躍出来る状況を整えていきましょう。
[デッキレシピ]
序盤はディスタス達のドローとマナブーストで下準備を重ね、ササゲールを駆使してゾルネードとテラスネスクを一気に場に出してサンバーストの連続攻撃を狙います。
パワーロビンでコントロールするサブプランを搭載しているので、相手がクリーチャーをあまりに場に出さないデッキの場合はこれらのディスペクターとディスタスの手数で押し切りましょう。
進化元がテラスネスクだけでは心許なかったので、最強のアーマードドラゴン進化元の栄光チキンにも御協力頂き、聖域を6枚積みにすることによって従来通りのビートダウンへの殴り返しとしてのサンバーストも運用しやすくしています。
受け札はサンバーストのために場にモンスターを残させないといけない関係上、キューティーやアクアンのGストの盤面処理をしないカードに任せています。
[おわりに]
相手が多面展開してくれないとあまりに旨みが出ないデッキになってしまっているのは相変わらず残念な所ではありますが、ハマった時には『サンバースト強えええ』って思えるようなデッキになってるハズです。
テラスネスク+聖域の組み合わせは色んな進化クリーチャーをジャストダイバー付きで発射でき、無限に妄想ができて面白いので皆さんも是非研究してみてください。
…ところで気付いたでしょうか。
サンバーストは22000まで対応出来ることを謳っていましたが、
ゾルネードシヴァの方が射程範囲広いです。
何が不遇じゃ。
インフレって残酷ですね。
ではまた。
〜Fin〜