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オフィスを移転しました!

enechainは、8月29日に新オフィスへと移転しました。

3年前、原宿にある築55年のマンションの1室で創業し、20年12月に表参道の前オフィスに移転しました。移転当時の社員数は12名。それからおよそ1年半で、98名にまで組織が拡大しました。

今後150名規模の組織に成長するにあたり、前もって快適なオフィス環境や働き方を整え、社員同士の交流やコミュニケーションがさらに活発に行われる場をつくるため、今回のオフィス移転を行いました。

本noteを通して、新たなオフィスの様子もご覧いただきながら、オフィスコンセプトとそこに込めた想いをお伝えできればと思います。

1. 刻々と変わり続けるマーケットのダイナミズムを感じられる空間の設計

電光掲示板に直近のトランザクションデータを常時投影

・お客様用のエントランスと執務スペース内に、直近のトランザクションデータを常時投影する電光掲示板を設置しました。営業部以外の社員も日々値動きするマーケットのダイナミクスを肌で感じられ、当社が掲げるミッション “Building energy markets coloring your life” を強く意識することにもつながります。電光掲示板には、さまざまなメッセージを投影することもでき、ミッション実現やバリュー実行に向けた重要な道しるべとなります。

世界のエネルギーインデックスからインスピレーションを受けた会議室

・足元で欧州を中心に起こっている燃料および電力価格の高騰というエネルギークライシスは、日本の電力価格にも大きく影響を及ぼしています。日本最大のエネルギーマーケットプレイスを運営する上では、社員全員が、常に地球規模でエネルギー問題を考えることが必要となります。日頃から、日本だけではなく海外の天然ガスなどの主要インデックスについても広く関心を持てるように、世界中の主要なエネルギーインデックスの都市名を、誰もが使用する会議スペースの名前にしました。

各所に世界のエネルギー市況を感じられる仕掛けを導入

・その他にも、大型スクリーンにBloomberg TVなどを常時投影するなどして、エネルギーに関する情報が常に目に入ってくる環境を整えています。

2. "Building energy markets coloring your life" のミッション実現に向けた、チームの一体感の追求

中央に配置した造作テーブルで社員の目線を揃え、大きな山であるミッション実現に備える

・東京タワーや六本木方面に向けて細長いテーブルを執務スペースの中央に配置することで、全社員で同じ方向を向いてミッション実現に向けて大きなマーケットを作ることを意識しました。enechainのコーポレートカラーであるブルーと、内なる情熱をイメージした青い炎のようなグラデーションを掛け合わせた、美しいテーブルに仕上がりました。
・中央に大きなテーブルを配置したもう一つの背景は、互いにフラットな立場で建設的な議論を交え、コミュニケーションを活発化しようという意図です。壁をつくらず、チームとしての団結も重んじながら、各自が強いリーダーシップを発揮するような骨太な組織を目指すメッセージ性が込められています。

High-fiveボタンの導入により、どんな小さな成功もたたえ合うチームカルチャーを促進

・当社の5つのValueの一つである ”Rainbow is beautiful” で大切にしているのは、多様性を受け入れ、仲間やチームを愛するということ。仲間の成功を一緒に喜び称賛するために、High-fiveボタンを設置しました。こちらのボタンを押すと、当社で使用しているチャットツールのSlackに通知が行き、執務スペース内では成功をたたえる音楽が流れます。
・どんな小さな成功であっても、積み重ねれば大きな一歩になります。チーム全員でHigh-fiveしてたたえあうという、創業当初からのカルチャーをこれからも大切にしていきます。

出社時にはF2Fで集まり発散型のコミュニケーションを行えるスペースを導入

・在宅勤務やリモート勤務が増え、面と向かって社員同士がコミュニケーションをとる機会が少なくなっている昨今、当社でも「オフィスに出社している時くらいは周りを気にせず社員同士でコミュニケーションをとれる場が欲しい」という声が強くありました。
・コーヒーを片手にほっと一息つきながら、社員同士でコミュニケーションをとれる「Wai Gaya (わいわいがやがやの略)」エリアや、部活動やゲームなどのレクリエーションができる「Play room」を設け、当社の「余白 。」というValueを体現できる場として、社員同士の交流が生まれています。

3. enechain流「性善説経営」を土台にした、場所に捉われない働き方の実現

リモート勤務者が多いことを前提として、全席フリーアドレス化

・全社員をプロとして信頼しているからこそ、働き方に関しては最大限のフレキシビリティを提供するのが、当社流の「性善説経営」です。リモート勤務や在宅勤務といった働き方を選択する社員も多いため、オフィスを有効に使うためにも、全席フリーアドレスとしました。

全会議室や随所にZoom / Google Meetを設置

・お客様やリモート勤務の社員とのミーティングを行えるよう、全ての会議スペースでZoomとGoogle Meetに接続できるようにしました。また、会議室内の壁面に設置しているモニター数は2面以上となっており、資料を投影しながらでもスピーカーの顔が見ることができるように設定しています。オンラインミーティングでも快適で円滑なコミュニケーションがとれることで、遠隔によるストレスを軽減し、作業効率や会議の質の向上を図る狙いがあります。

海外拠点との常時接続

・営業部ではシンガポールやUKと常時Zoomで接続し、壁面の大型モニターに投影しています。別々の場所にいても、チームで一体感を持って仕事ができる作業環境を整えています。

リアルオフィスとメタバース空間のシンクロナイゼーション

・コミュニケーションが希薄になってしまいがちなリモート勤務をしている社員との交流を促進するために、Play Areaという余白スペースにリアルオフィスとバーチャルオフィスの接続ポイントを設けました。
・オンラインコミュニケーションツール「Gather」で作ったバーチャルオフィスは、昔懐かしいテレビゲームのような世界観。ジョイスティックというコントローラーでアバターを操作し、他の社員のアバターに近づくと実際に音声を使って話しかけることができます。現実のオフィス空間とバーチャル空間とを自由に行き来することができ、「旅の扉」として社員に愛されています。


いかがだったでしょうか?
新オフィスの写真や説明から、enechainの社内の様子や大切にしているカルチャーが伝わっていると嬉しく思います。

enechainは、今年初めにシリーズAラウンドでの資金調達を終えたばかりの創業初期のスタートアップです。
レガシーで巨大なエネルギー業界の抱える「エネルギーの価値そのものを取引したい」というド真ん中のペインに対して、「マーケットをつくる」というド直球なソリューションを提供することで、100兆円規模のビジネスとエネルギー産業の変革にチャレンジしています。
ミッションであるエネルギーマーケットの創造に共感いただける方、より大きな組織へとアップグレードするべく事業成長をリードいただける方を、心よりお待ちしています!


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