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04_病院って守秘義務ないの???

引き続き係争中の裁判についてなんですが…
順番通りに裁判資料(原告被告双方の準備書面及び証拠書面)をアップしていく予定でしたが、個人情報部分のモザイク処理等が想定していた何倍も手間が掛かり、勿論その間も裁判は継続中なわけで、忙しくて中々に思ったようには作業が進みませんでした。
(まぁ今は当方弁護士に止められてるから相手側にもモザイク入れてますが裁判が終われば相手側情報は開示するんですがね…)

まぁそれは一旦置いておいて、先日の当事者尋問(当事者なのは当方=原告のみで相手側は当事者=看護師は既に退職済みであり、危機管理室室長という肩書の人間が“証人”として喚問されている。)で、なんだか納得いかない?というかモヤモヤする展開?があったので裁判順をすっ飛ばしてここにメモを残して置きたく思います。(裁判への経緯等の詳細は過去記事で。)
※尋問内容は前回の訴状同様に後日、謄写して添付します。
尋問は会話記録ですので、裁判所の方が録音から文字に起こしますので約1月程時間が掛かるそうです。

先日、東京地裁にて尋問を受けた際の話ですが、まず入室時に当方代理人が驚いていたのは傍聴人の多さ。
私自身は裁判自体が初めてなので多いのかどうかよくわかってすらいない状態。
順番としては原告(私)主尋問→原告反対尋問→被告主尋問→被告反対尋問であり、まぁ滞りなく進んでいた…
途中、例の如く相手側弁護士から全く意味がわからない言い掛かりは数点あったものの…
(甲で示されているガラス破損写真には破損片が一部消失しているが、この破片はご自身で持ち去ったのではないか?→現物持参であった為に裁判官にその場で確認して頂いたが破損片は全て揃っていた。や、2021年時(そもそも当事件の1年前)のSNSへの書き込みに“臨時収入を得た(時期未定)”と書き込まれているが、コチラの調べでは当時原告は持病が悪化し心臓にも合併症を起こし入院しており、収入を得る事は不可能なはずだが不正を働いたのではないか?→そもそも当事件に全く関係がない上に、得た“臨時収入”とはただの給付金である。などなど。)

問題が起きたのは被告尋問時であるが、被告代理人が危機管理室室長の自称元保険会社職員(そもそも医者でも看護師でも医療事務員ですらない)に原告(私)とは事件当日初対面か否かを尋ね、当然『初対面である』と言った旨の返答をしていた。
続けざまに被告代理人は『初対面時どの様な印象だったか?』を尋ねたところ私の身体の通常は衣服で隠れている部分の、私自身秘匿していたい病状の見た目について、無関係な傍聴人も多数いるその場で語り始めた。
(※当日の手術箇所が目である為、術後は頭を包帯でグルグル巻きにされる為に前開きのパジャマor襟口が広い着替えを用意しておくようにと事前に担当看護師から告げられていた為、当日は身体の一部が見えやすい状態にあった。)
もう一度言うが『無関係なただの傍聴人も多数いる公の場で』である。
傍聴人達がざわめき始めたのがわかった。

私は驚いて言葉が出てこず(そもそも被告側尋問時であるために私に発言権はない)、私は早くこの話題が終わるのを期待することしか出来ず、否定も肯定もせず聞き流すしかなかった。
その後の反対尋問時、当方代理人が被告代理人と被告側証人(危機管理室室長)に対して、『それは本件と関係があるのか?本件と何か因果関係がある話なのか?』と問うたところ、被告側証人(危機管理室室長)は悠々と『全く関係ありません』と答えていた。
私は自身の秘匿しておきたかった自身の身体上の異変を公衆の面前でただただ暴露されただけであり正直その後の尋問の展開はもう頭に入ってこなかった。

途中で軽く触れてはいたが手術の一週程前に行われていた担当看護師からの術前説明時の内容を補足しておくと以下の通りになります。

“2022年6/1日事前説明内容
私は今回の眼瞼下垂の手術に至り、6/1の事前説明時に看護師から『目(瞼)の手術なので術後は包帯でグルグル巻きにされます。前開きのパジャマか襟口の大きな(広めの)着替えを持参して下さい。』と言った旨を告げられました。
私は前開きのパジャマなど持っていない事を告げ、その際に『襟口が大きく開いたTシャツ(状のもの)だと身体の※病状箇所が見えてしまう可能性が考えられる。
【※病状…幼い頃に火傷を負った際の火傷痕があり(ケロイド程酷くはないが範囲は広い)、その痕を目立たなくさせる美容施術も施してある】
私はそれについて担当看護師には、やむを得ない事情である看護師や医師以外の他人に見られたくない、知られたくない、触れられたくない旨を伝えていた。
私の自宅は病院から徒歩5分ぐらいの距離なのですが… 無いとは思いますが私の病状を目撃した看護師等がナースステーション?等の噂話程度であっても口外してしまうと、誰が聞いているかわからないし、近所で変な噂になったりしそうで怖いのですが…』と言った旨も伝え、代替案を求めた。
担当看護師からは『では、普段より少しだけ襟口が広めの服などで上手く調節して下さい。また病院には【守秘義務】があるので、業務で知り得た患者様の個人情報、秘匿情報、パーソナルな情報を我々が口外する事などございませんの安心して下さい。』との返答がありましたので、私は安心し、その話はそこで終わりました。
病状の箇所は普通の衣類で隠れる範囲であり、普段は人の目に付く様なものではありません。
(手術等を過去にもを受けた事があるので病院関係者の中には業務上知っていた者もいたとは思われますが。)
病状は他者に接触等があっても他者に影響がある類のものではありません。

・普段は隠れているし、『【見られたくない】【他人に知られたくない】と言う事実は事前に看護師には伝え済み』であった。
・『守秘義務があるので口外する事などありえない』とも言われていたので手術と入院を決めた。
※ここまで全て口頭による会話なので特に証拠に残るようなものはありません。

事件前(本件裁判の案件)だし当然なにかを予見できるわけでもないので会話の録音等もないし、従前の通り当事者尋問に出てこれない程度に当該看護師は既に退職済みで連絡も取れないとの事である旨は裁判中に説明は受けていたので正直これ以上証明のしようはない。”

百歩譲ってそれら私の秘匿しておきたい個人情報が今裁判の案件に関係する内容であれば裁判である以上『止むを得なかったんだな』と受け取れますが、この被告側証人(危機管理室室長)による暴露発言後に当方代理人からの『それって今案件に何か関係があるのか?』との尋問には『関係は全くありません』と答えている。

詳しい法律の事はわかりませんが、素人目には明らかな守秘義務違反に思えてなりません。
法廷内での発言は例え違法であっても許される治外法権なのでしょうか?

当方代理人の見解は、この当事者尋問を最後に結審、次回(10/25)は判決なのでもう反論する場面が作れない可能性が高いとの事…

当時は混乱して何も考えられなかったが、今になって怒りが沸々と込み上げてきています。
許せねぇ…

※9/24追記
先日Twitter(現X)にて『傍聴』、『傍聴マニア』等の複数語句(詳しくは割愛)で検索していたら当案件と思われるツイートを見掛けたので、コンタクトを取り、理由を話し削除していただきました。
ツイート内容自体は病院側の発言、個人情報の取扱い、守秘義務を批判する内容ではありましたが、やはり私の個人的な秘匿情報も晒される形でしたので消していただくことにしました。(2024年9月24日)

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