30代以降のMTBライダーに必要な3つの身体機能とは!?
どうも藤家です!
今回は30代以降のMTBパフォーマンスアップに欠かせない、3つの身体機能について書いていきます。
はじめに。。。
下り系マウンテンバイクのパフォーマンスを上げるために必要なスキル特性がある研究結果で示されています。
Int J スポーツが2015 年に出した研究では、
ライダーのスキル
ハンドグリップ持久力
自信
有酸素持久力
このような結果になりました。
当たり前過ぎますが笑
じゃあ、ライダーのスキルアップのためには
とにかく乗りまくれば良いのかというと
僕は少し観点が違っていて。
多くの方は、上手くなるために
とにかくチャリを乗りまくろう。
と考えます。
その視点めちゃんこ大事です。
100%間違ってないです。
だけど。
マウンテンバイクが
ロードバイクと決定的に違うところは、
サドルに座ったままの姿勢が
殆どないこと。
立ちのり姿勢の中で
重心を細かく調整し、
時にはダイナミックに
体のアクションを
バイクに伝える必要があります。
ロードバイクとはまた違った、
マウンテンバイクなりの
面白さや難しさが存在します。
だからこそ、初心者さんやもっと上手くなりたいと考えている方こそ、『カラダを整える』という視点を持って欲しいなと思うのです。
体全体を満遍なく動かせることが
MTBを楽しむための1つの方法だと考えます。
いやー。カッコ良いですねー。
初心者の方ほど、
最初に体のベースを作っておくことは
後のMTBスキルアップを
後押ししてくれます。
これからどんどん色んなものを
吸収できる初心者の方にこそ、
積極的にカラダを整えて欲しいですね。
MTBを楽しむ上で
獲得したいフィジカルスキルは
以下の要素が挙げられます⬇️
沢山ある中でも、
最低限抑えておきたいのが
『背骨・股関節・肩甲骨』
この3箇所を
良い状態に保つことは
今後のスキルアップ習得に
大きく影響を与えます。
30代以降のMTBライダーに必要な3つの身体機能
仮に、30代以降のMTBライダーでパフォーマンスを上げたいとなった場合にはこの3つの能力を把握することが必要になります⬇️
【背骨を制限なく動かせるメリット】
背骨が動くようになると、それに伴い肋骨の動きも柔らかくなり、酸素を体内に取り込みやすくなります。ライディング中の疲労度も大きく改善することでしょう。
背骨が柔らかく動かせると、滑ったとき等に大きなバランス修正が求められるシーンで立て直すことが楽になります。マッドコンディションでタイヤがズルズル滑るようなシーンでも、ライディングがめちゃんこ楽しくなります。
反り腰や猫背姿勢でカラダが固まっている人は、体幹が不安定になりがちです。背骨が満遍なく動く状態を作ることが、肩甲骨や股関節周りの筋肉を活性化できる第一歩となります。
【股関節を制限なく動かせるメリット】
股関節周りの筋肉を満遍なく使えるようになることで、ペダリングもスムーズに行えるようになります。トレイルでの登りで疲れやすい疲労の改善に大きく貢献します。
コーナーを曲がるときには、ステップを踏んでいくと腰を切る動作が発生してきます。股関節がきちんと動くようになることで腰をいきたい方向に向ける動作が快適に行えるようになります。
MTBで最もワクワクするのが縦の動き。この縦の動きに必要な『脚を抱える』『脚を伸ばす』動作を改善することも、縦の動きを楽しむための重要なステップとなります。
【肩甲骨を制限なく動かせるメリット】
肩甲骨が制限なくようになると、段差を降りるために必要な自転車を送り出す動きがラクに行えるようになります。
その他にもジャンプする時に必要になる、ハンドルを引きつけて伸び上がる動きもやりやすくなります。
立ち漕ぎ(特にダンシングの場合)には、脚でバイクを踏む力に負けないよう、腕でハンドルを引いたり押したりする動きが必要になります。立ち漕ぎで一気に加速したい時にも肩甲骨の動きは大いに貢献してくれます。
長々と書きましたが、
まとめると
肩甲骨、股関節、背骨
全ての動きに制限がない方が良い
ということになります。
いかがだったでしょうか?
股関節の動きを良くしようと
聞いた方も多いとは思いますが。
1箇所に目を向けるのではなく
『全ての関節は
お互いに関係し合っている』
ということを頭の片隅に置いて
ライディングしてみるのも
楽しいものです。
カラダのベースが
できているからこそ、
スキルアップも倍速化し
怪我なく楽しいMTBライフ
が送れるようになります。
現状のパフォーマンスを
知りたい方はこちらも参考にしてください⬇️🤗