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FIRST DOOR〜未来の保健師🥚と1年目🐣の交流会〜備忘録

皆さんこんにちは&こんばんは&おはようございます!
新卒1年目、最年少保健師えんどーでございます。

今回は11月25日に開催しました、FIRST DOOR〜未来の保健師🥚と1年目🐣の交流会〜のお話です。

保健師学生(保健師を目指す方)と1年目保健師の交流会を開催しました(題のまんま!)
未来の保健師🥚に寄り添う交流会にしたい!と思っていたものの、我々1年目が1番エンパワメントされました!!
純粋で真っ直ぐで熱のこもった皆さんのご意見、染みましたねぇ…笑

1年目保健師として参戦してくださった
しろくまさん、Tsunaさん
にも感謝申し上げます🙏

FIRST DOORとは

FIRST DOORは、保健師による保健師のためのオンラインコミュニティ「ONE DOOR」より派生した

「保健師1年目による、保健師内定者(参加者)に寄り添う交流会」

FIRST DOORという名前の理由は、
・その名の通り「1年目」だから「FIRST」
・最初の一歩を踏み出せるように、という思い
・「FIRST」ってこれから何かが動き出す感じがしてかっこいい!
など、いろんな想いや雑念によって決めました!

ONE DOORについてはこちらをご参照ください!!

〈開催のきっかけ〉
きっかけは私が保健師学生だった頃、周りに歳の近い保健師がおらず保健師としての今後の見通しが持てなかったことの不安が大きかったことにあります。
実習のこと、公務員試験のこと、国試のこと、いっぱい聴きたいなーーとか。いやそもそも、保健師ってどんな仕事するの?来年の自分、どうやって働くの?結局保健師ってなんだ!!!!とか。
そんな不安にかられ、保健師の方々と話してみたいという思いでとある交流会に飛び込みました。

それがONE DOOR。

ゆるっと、居心地よく、そしてとても学びになる充実した場です!!!
いろんな保健師さんと触れ合い(zoomだけど)、つながり、たくさん学び、エンパワメントされました。これが保健師かッッッ

次第にえんどーの「見通しが持てない不安」が解消されていきました。そして、その恩返しとして(?)自分が保健師になったら、保健師としての見通しが持てない学生さんに寄り添う交流会、もっと早く自分が出逢いたかった交流会を開催しようと思うようになりました。

そんな中ONE DOORで面白い1年目保健師のお二方に出逢います。それが、
・4年大卒、一体化事業担当の市町村保健師「Tsunaさん」
・看護師経験あり、感染症担当保健所保健師「しろくまさん」
です!
5年一貫→1年制学校卒の母子担当市町村保健師えんどーとは、学歴・経歴、担当業務などがまっったく違うお二人。全てがバラバラな分、お話ししていてとても楽しかったし刺激になりました☺︎

そして、、、

もしかしてこれ、三者三様の話を学生さんにしたら面白いんじゃね??
保健師を目指すあらゆる方の不安に、いろんな角度から寄り添えるんじゃね??

と、ピーーーーーンときました!
お二人にお声がけし、速攻交流会の参加に踏み切りました。

〈企画・運営〉
企画運営にあたり、保健師経験のあるデザイン学生の「北極ペンギンさん」、私が参加しているオンラインサロン「エンタメ保健活動LABO」でご助言、ご指導いただきました。

・交流会は11月・1月・3月の計3回を予定
→参加者の方が実習を経て気になっているコト、国試前に気になるコト、就職前に気になるコトをタイムリーに聞けるように。

・交流会は座談会形式
→地域保健のオンライン座談会、テレビ番組で言うとボクらの時代みたいなイメージ

・開催にあたって、ターゲット、ペルソナを決めるべし
→保健師を目指す方の不安に寄り添った交流会にしたい!
 対象は「保健師内定者」、プラス興味がある方も受け入れる

・何を話すかより、参加者が「何を聴きたいか」
→事前にニーズを調査し、参加者の「聴きたい話」をする

など、偉大なる先輩方から知恵をいただき、交流会の方向性が決まりました。

こちらはメモになります!

先輩方への相談を経て、1年目保健師3人で公開打ち合わせをしました!
よければお聴きください👂

スペースを経て、ニーズ調査をした結果がこちら!

こういったプロセスを踏まえて、参加者のニーズが少しずつ見えてまいりました!

そしていざ、開催となります!

第1回 FIRST DOOR「参加者の皆さんが1年目保健師に聞きたいコト」ハイライト

参加者は一人一人欠かせないピース、ということで、、
今回は事務局を含む7名のピースでお届けしました!
・大学生2名(来年から行政保健師、大学院進学予定)
・看護師1名(来年から保健師養成課程専攻科進学予定)
・保健師養成学校学生1名
でした!(参加申し込みは8名でした!)

僕がいうのもなんか変ですが、皆さんフレッシュでしたね〜
フレッシュでエネルギッシュ、そしてここがスタートダッシュ。なんつって。

参加者の皆さんの不安に寄り添うための交流会、ということで、テーマは「参加者の皆さんが1年目保健師に聞きたいコト」としました!

参加者のニーズ調査を経て、特に意見の多かったお話を中心に実施しました。収まりきらない内容については、次回以降の交流会でお話しするほか、個別で質問いただければ何でもお伝えする予定です。

当日のタイムスケジュールはこちら!

それではハイライトへレッツらゴー🚗

○最近嬉しかったことと大変なこと

〈嬉しかったこと〉
・デスクを可愛くした!

・地域のお母さん方と関係性を築けつつある

・推しの保健師とご飯に行った🍚

・ボランティアで子供たちと触れ合った!手を握ってくれて癒し。。。

・卒論提出できた!

・産業実習の運動教室でバランスボール使ったのが楽しかった!

〈大変なこと〉
・感染症担当をする中で、患者さんの入院調整が大変。。。

・残業多くてへとへと。

・データ分析が大変。情報の活用方法が難しい。

・卒論をまとめるのが大変。

・パソコン壊れて線がないと回線つながらない。

・卒論、年明けの発表会が大変

○1年目に聴きたい仕事のハナシ

どんな自治体・業務内容?
「Tsunaさん」
・高齢化率が高く、20年後の未来といわれる市町村

・高齢者分野担当→ポピュレーションアプローチ、健康体操、フレイル講話

「しろくまさん」
・特別区だが、人口が多い方ではない

・保健所で感染症を担当→コロナ 、結核など

・区内に2箇所保健センターがあり、そこでは母子と精神が主となっている

「えんどー」
・人口6万人規模の市町村。市内5地区にある役場的なところに保健師が配置されている。

・母子担当→乳幼児健診、新生児訪問、育児相談など

業務におけるエピソード(やりがい・大変なことなど)
「Tsunaさん」
・KDBのデータから市の健康課題を見出し、現在の取り組みの工夫、事業化をしている
→地域を見て施策化・仕組みづくりができる、保健師ならではの仕事にやりがいを感じる。
 分析することによって、「地域に何が必要か分かった!」という言葉が聞けるのもやりがい。

・KDBの分析結果から口腔機能低下・低栄養・転倒による骨折が多いと分かった!
→介護予防教室の内容を考え、介護予防事業の委託先に説明しに行った。事業は来年から実施予定!

「しろくまさん」
・電話がけをするなかで「安心した」等の声をいただくとやりがいを感じる

・お叱りを受けることもあるが、感染症は法的根拠がある。
→「正解のない個別支援」と比べると判断基準が明確かな。根拠を持って判断できるため、モヤモヤすることは少ないかも。

・保健所には医師がいるので、最終判断は医師に仰ぐことができる

「えんどー」
・保健師としての判断基準・アプローチが難しい。
→保健師が対象者にできることは、本人の意思決定をバックアップするための選択肢の提供。こちらの見立てを推し進めることはできない。

・関係機関との連携において「人」として頼られる瞬間、それが支援につながる瞬間にやりがいを感じる。

しろくまさんプレゼンツ、看護師経験のハナシ
・教育体制としては、基本的には新卒と同じだと思う。

・どんな人にも怯まずに話せること、入院生活を知っているため患者さんの病状・症状の進行についてイメージしやすいことが看護師経験が生きたところ

・看護師は業務をこなしてなんぼのイメージだったが、保健師は一人ひとりに寄り添って話を聞いて、自分の正解を押し付けずに対象者が選択できるように調整する仕事。
→焦らず、根気強く関わるのが保健師の難しさだと思う

・電話対応など、実際に対象者の状態を見ることができない場面での支援が難しい
→保健師は相手が答えられる質問の仕方や話の聞き方がとても大切。

○1年目に聴きたい国家試験のハナシ

勉強方法
「Tsunaさん」
・模試直しを重点的に行なっていた

・看護師、保健師を同時並行で受けていたため、どちらか一方の勉強に偏らないように時間を決めていた。

「しろくまさん」
・参考書を解く際、問題の近くに日付を書く
→できる問題は○、微妙なのは△、できないものは×を書き、後から解けない問題がわかるようにしていた。
 日付がたくさん書いてあるとモチベーションにもつながる

・模試のとき直しをたくさんしていた。余裕があれば過去の模試も解いてみると良いかも

「えんどー」
・レビューブックを持ち歩いてひたすら見ていた

・テストをしっかりまとめて振り返っていた
→保健師養成学校は特にハードスケジュールで国試にシフトできる時間が少ない。テストを振り返り、日々国試対策につなげていた。

勉強のモチベーション・切り替え方
「Tsunaさん」
・手帳にやったものを書いていた。
→手帳を見返して「私こんなに頑張った!」とモチベーションにしていた。
・メリハリをつけた生活を送れるよう、手帳でタイムスケジュール管理していた

「しろくまさん」
・1冊の参考書を浮気せず使い続ける
→ボロボロの参考書を見て周りがびびってくれる!「こんなに頑張った」と自信につながる!

「えんどー」
・焦りが勉強の原動力。疲れたら休む。休んでいて勉強に焦りが出てきたらまた勉強していた。
→気持ちを落ち着かせるためには勉強が一番だった。

Tsunaさんの手帳、特別公開
先ほどご紹介したTsunaさんの手帳を特別公開します!
交流会では一部のみお見せしましたが、今回はなんと写真で📔
(ちなみに本人の了承を得ています☺︎)

何の教科をどのくらいの時間勉強したか、一目瞭然ですね!!
きちんと記録しておくことで、スケジュール管理にも、モチベーションアップにもつながりますね〜
目に見えるものを整理することで、目に見えない頭の中のモヤモヤもすっきりするかもしれません!いやーすごい✨

そして、ページ上部に自分を鼓舞するコメントも!!

この手帳の書き方は、学生のみならず社会人としてもとても効果的な方法だと思います!
スケジュール管理が苦手かつモチベを下げる天才な私は、すぐに実践してみようと思います✏️

○ご感想

最後に参加者の方からのありがたい感想をご紹介して終わります!

実際の業務や勉強についての具体的なお話を聞けてよかった

お三方とも地域を大切にしていて、現状を変えたいという強い熱意を感じることができてとても良かった

ご自分の所属されている自治体への愛(想い)聞けてよかった

1年目で大変だと思うことと、それの乗り越え方を具体的な実際のことからお話をしてくださり、想像がしやすく、より保健師への魅力が高まりました。

次回(1月)に1年目保健師に聞きたいコト

学生時代に読んでおいた方がよい本(QB以外で)、参加しておいた方が良い研修などあれば知りたい

保健師同士の繋がりの場を見つけた・参加したきっかけ、保健師同士の繋がりの場での具体的な活動内容や良かったことを聞きたい

入職前にやっておくと良いこと。

さいごに

今回ご参加いただいた皆様、企画・運営にあたってご指導・ご助言くださった皆様、Tsunaさん、しろくまさん、本当にありがとうございました!!!

企画〜運営の流れの中で、一つ一つにとても難しさを感じました。
目的は何か、対象は誰か、どう周知するか
内容は?時間は?企画内容と実際のニーズはマッチしている?
どうやって判断して、どういうプロセスを踏んで、どういう方法で実施する?
などなど、、企画は「核」と「方向性(将来展望)」が確立されてこそ、一つ一つがまとまり、積み重なり、実現につながるのだなあとひしひしと感じました。
日々勉強ですね!

次回1月のFIRST DOORをより良いものにできるよう、努めて参ります。

もしこのnoteを読んでくださっているみなさんの中に、「保健師1年目に聞いてみたいコト」がある方がいれば、是非お聞かせください!
それ以外にも、「1年目の話を聞くだけじゃなくて、もっと別なことをしてみたい」等のご意見もあれば、そちらも伺いたいです!

それではまた、次回のFIRST DOORで、いやその前にどこかでお会いしましょう!!!!!!

ではまた✋



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