FlutterFlowとFirebaseを利用したアプリ開発のコスト試算
こんにちは、皆さん!
今回はFlutterFlowを使用して、あるアプリのコスト試算について考えてみました。特にFirebaseの使用に関する詳細を見ていきます。
前提条件
アプリの条件は以下の通りです:
MAU:5000人
ユーザー管理:Firebase Authentication
データベース:Firestore
アプリの機能:ユーザーが好きなデータを登録し、一元化して表示する機能
Firestoreのコスト試算
読み取り回数:
月間読み取り回数:5000ユーザー × 30日 × 50項目(平均) = 7,500,000回
書き込み回数:
データの書き込み:4000項目 × 30日 = 120,000回
データの月1回更新:4000項目 = 4,000回
合計書き込み回数:124,000回
削除回数:
月間削除回数(仮定):10,000回
ストレージ容量:
毎日書き込まれるデータの容量:0.114GB(月間)
Firebaseコストの試算結果
読み取り:$4.50
書き込み:$0.22
削除:$0.002
ストレージ:$0.02
合計コスト:$4.74
Firebase Authenticationのコスト
ユーザーが月に10回アプリにログインすると仮定して、月間の認証リクエスト数は以下の通りです:
5000ユーザー × 10回 = 50,000認証リクエスト
無料枠を超える40,000認証リクエストに対するコストは約$3.60です。
総合コスト試算
Firebaseの月間コストは約$8.34となります。
まとめ
現状のFlutterFlowのSparkプランでは、無料枠を大幅に超えるため、Blazeプラン(従量課金制)への移行が推奨されます。この試算に基づき、Blazeプランを利用することでコストを管理しやすくなります。
皆さんもアプリ開発の際には、使用量に基づいたコスト試算を忘れずに行いましょう!