ラジオ体操っていつからあるの?
ORICON NEWSさんの記事で目を引くものがありました。
「人気声優集結「ラジオ体操」掛け声動画公開で声援」
昔から朝に子どもたちが集まってラジオ体操をしている光景が日本では夏の風物詩ですね。
僕も子どもの頃は近所の広場に毎朝カードを持っていき、ハンコを押してもらっていました。コロナ禍でまん延防止のため中止となっているところも多いようですが、夏の風物詩として続いてほしいものです。
聞きなじんだ「ラジオ体操」は1951年制定、放送が開始されたものだそうです。
が、実はそれ以前、戦前にもラジオ体操自体は既に始まっていました。
1928年(昭和3年)に簡易保険局(現在のかんぽ)を中心に日本放送協会、文部省が協力して制定したそうです。当時の逓信省の生命保険事業を担っていたため、国民の健康維持推進のために導入されたそうですが、アメリカのメトロポリタン生命保険が考案・実施していたものを取り入れたのですね。
戦後GHQの時代に旧ラジオ体操は自粛中止となり、新たに制定されたのだとか。
ラジオ体操は、一生懸命取り組むと大人でも汗ばむほどカロリーを使います。しかしメロディのおかげで清々しい爽やかな気持ちになれる気がしますね。
今年の夏は自宅でラジオ体操、いかがでしょうか。
(書いた人 延堂大輔 )