音楽を紹介してもオジサンにしか届かないんやろ⑩ Nevermindを聴き直す
1977年生まれの私の世代が避けて通れないロックの名盤といえば、ニルヴァーナのセカンドアルバム「Nevermind」
90年代という時代やオルタナティブカルチャーと絡めて語られがちなこの作品を改めてフラットな気持ちで聴いてみようと思いました。
まず思ったのが単純に良い曲が多いという事。代表的なスメルズライク〜 やブリード、リチウム以外でもポップというか、このリフから良くこのメロディを思いつくなあと感心してしまう。
この曲のイントロのフレーズと、歌い出しの組み合わせとか。
曲が素晴らしいので歌詞が分からなくてもちゃんと伝わる。外国の音楽を聴いていると、英語が理解できたらもっと楽しめるんだろうなと訳詩をあたってみても意味が分からず、育った文化が違うと完全には共有出来ないのかなと思うことがたまにあるが、本作を聴くにあたってはそんな事どうでも良い。
演奏とメロディと衝動と暴力性の組み合わせが絶妙でそういうのをセンスと言うのだろう。誰でもやれそうで誰にもやれないバランス。
インタビューでのカートの発言や音楽通同士の会話などになんとなく流されちゃうことも多いですが、とりあえず自分がどう感じるが一番大事ですよね。良いものは良い。以上!
今回改めて聴いて、この曲が印象に残りました。サビのメロディが素晴らしい
ほなまた。