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2024「名古屋グランパス」観戦記録 -5つ目の輝く星- 【後編 8/17〜12/8】

【中編 5/26~8/11】」からの続き。

33:2024/8/17 J1 第27節「vs サンフレッチェ広島」(H)

勝てば一桁順位へジャンプアップできる「鯱の大祭典」二戦目。3位へと順位を上げて昇り調子の広島を迎えるという、格好の舞台が整いました。

私は朝ランの写真に、満を持して名古屋城をセレクト。

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ゴール裏指定1階 北

ゴール裏の仲間たちの昂ぶりやスタジアムの雰囲気からも、皆のこの一戦に賭ける想いが伝わってくるようでした。しかし…

結果はスコア以上の敗戦に感じました。それは、試合後の豊田スタジアムの雰囲気やタイムラインの言葉たちにも表れていたように思います。

私は2週間後のルヴァンカップ での再戦へ向け、精一杯の強がりをポストをし、気持ちを切り替えようとしました。

が、心身共にかなり抉られるような状態であったのが正直なところでした。

34:2024/8/24 J1 第28節「vs 湘南ベルマーレ」(A)

朝ランの写真に、前節と同様「名古屋城」の写真を使うあたりに、私の負けず嫌いの気持ちが表れています。いざ湘南へ。

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:アウェイサポーター立見自由

7分の左コーナーキックからの三國ケネディエブス選手のヘディングシュート。1番遠くのゴール裏からその跳躍を見た瞬間、先制点を確信しました。そして…

有観客では、あの2010シーズン以来のアウェイ湘南戦での勝利!

既にリーグ優勝は厳しい状況であったものの、ACL出場権は目指せる勝点差となり、先週の敗戦を忘れさせてくれるような勝利となりました。

そして、その勢いのまま翌週に予定されていた鯱の大祭典三戦目「vs アルビレックス新潟」へと臨みたかったところでしたが、荒天のため9月へと延期。一週間前の惨敗の記憶の新しい広島とのルヴァンカップ 準決勝へ挑むこととなりました。

35:2024/9/4 ルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝 1戦「vs サンフレッチェ広島」(H)

・朝Run:

5つ目の星へ向け、落とせない準々決勝第1戦。私はから画面を通じて応援しました。

しかし、結果はホームでの痛い先敗…。
ネットを揺らした2回ともVARでオフサイドディレイと判断されるストレスフルなもので、さぞかし豊スタの雰囲気も余り良くなかったのではないかと邪推してしまい、最悪の一戦目になってしまったという印象でした。

加えて、試合終了後の画面に山岸祐也選手が腿裏を気にするシーンが映し出され、期待のストライカーの先行きが危ぶまれる状況に、8月の広島戦後と同様に、強がるポストしかできませんでした。

しかし同時に、健太監督のこの試合での限定的な選手起用法から、何か第2戦へ向けて策を残しているのでは?と期待している自分もいました。

36:2024/9/4 ルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝 2戦「vs サンフレッチェ広島」(A)

準決勝二戦目、名古屋で朝ランしてから決戦の地へと向かいました。

・朝Run:

Session’s Brewery」で買ったビールと共に、いざエディオンピースウイング広島へ。

・観戦方法:現地
・席種:ビジターシート(自由席)

ゴール裏最後列で、力の限り選手たちを後押ししました。そして…

正にミッチの独壇場!神ッチの活躍により、準決勝進出が決まり最高の夜に…なるはずでした。

ところが試合中に広島が定める観戦ルールに反する行動を取ってしまったグランパスサポーターがいたようで、試合後にその様子の画像がXへと投稿されたのでした。

ルール違反はやってはならない行為です。と同時に、悪事を晒す行為もまた、褒められるものではないと私は考えます。この辺りは下記文章に書いたので、よろしければお目を通していただき、皆さまの何かの気付きやきっかけになりましたらと思います。また、ご意見があれば、コメント欄等で頂けると嬉しく思います。

重ねて、グラサポの仲間たちには、くれぐれも各スタジアムの観戦ルールを守っていただきたいと願います。特にスタジアムの椅子へ土足で上がる行為や、背もたれなどに足をかける行為はどこの会場であったも止めて欲しいと思います。

公共交通機関や飲食店などでは同様の行為は決してしないのではないでしょうか。名古屋グランパスのサポーターには、やっぱり世界一カッコいいサポーターであって欲しいです。私もクラブのエンブレムを身につける場では特に、普段の生活以上に各種ルールやマナーに気をつけていけたらと思います。

なお、私の拙文に関し、心を傷めているはずの広島サポーターの方がやり取りくださいました。とても真摯な一連の言葉に敬服しかございませんでした。シェアさせていただきますので、下記ポストに連なるスレッドも併せてお目通しくださいますと幸いです。※ツリー状に「ちょっつ」さんのコメントが展開されています。


37:2024/9/14 J1 第30節「vs FC東京」(A)

・朝Run:

・観戦方法:DAZN / HUB名駅四丁目店

この試合は、miaoさんとShinkicさんと応援しました。しかし良いところが全くない試合で…。

こんな試合もあるなと思うしかない、それ以上でもそれ以下でもない日となりました。

しかし上記ポスト、以降3試合の予言のように今となっては感じます…。

38:2024/9/18 J1 第29節「vs アルビレックス新潟」(H)

・朝Run:前日に前倒しラン。

・観戦方法:DAZN / HUB GRAMPUS PUB MIRAI TOWER店

「2 - 0」で折り返したハーフタイム、どうしてもアウェイ京都戦が頭を過りましたが…

5月のFC東京戦に続き、ホームでの「3 - 0」の試合を見逃すという運の無さ…。ただ、やはり強い「鯱の大祭典」での勝利に、美酒を頂いたのでした。

39:2024/9/22 J1 第31節「vs 川崎フロンターレ」(H)

どうしても勝ちたかったので、熱田神宮へ朝ランしました。

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ゴール裏指定1階 南

この試合、チケットを購入するのが遅れゴール裏 北を購入できなかったので、南側を調べると最前列が空いているではありませんか!そしてこの選択のおかげで、あのゴラッソを目の前で見ることができたのでした。

VARの対象プレーとなりましたが、私の席からは永井選手の華麗な肩トラップを肉眼で確認できていました。

アウェイでの敗戦から見事一週間でチームを立て直した選手たちへの『SEMPRE』。私でもグッと来ましたので、選手たちの心へはもっとダイレクトに届いたのではないでしょうか。2連勝で順位も8位へ!

40:2024/9/28 J1 第32節「vs ジュビロ磐田」(H)

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ゴール裏指定1階 北

2連勝の勢いで臨むホーム3連戦の最終試合、今年ゴール裏デビューとは思えないほど、颯爽と風を切るように決戦の場所へ向かいました。

ホーム3連勝!強い!上記ポストのように、強い雰囲気を纏った試合後のチームが本当に心強く目に映ったものでした。

一試合紹介が多いとは言え、ACL出場圏まで勝点4差に迫り、名古屋へ帰って来た後に台湾ラーメンと勝ちビールも頂いてしまったご機嫌な夜となりました。


41:2024/10/4 J1 第33節「vs アビスパ福岡」(A)

・朝Run:

今思うと、どんよりした曇り空が嫌な感じがします…。今思えばですが…。

・観戦方法:DAZN / HUB GRAMPUS PUB MIRAI TOWER店

試合前は、皆さんの「#グラサポ福岡遠征」タグを楽しませていただいていましたが…。

スコア以上にがっくり来る敗戦で、リーグ優勝の数字上の可能性も潰えてしまい、ACL出場圏へも残り5試合で勝点7差と非常に厳しい状況となりました。私の試合後のポストも、かなりメンタルがやられていることが分かるものでした…。

落ち込んでいる暇はありません。さあルヴァンカップ準決勝へ。

42:2024/10/9  プライムラウンド準決勝 第1戦「vs 横浜F・マリノス」(A)

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:メインSA

5つ目の星へ向けて、先勝しておきたい準決勝第1戦目。リーグ戦での敗戦を引き摺る暇はありませんでした。それはもちろん、選手たちや仲間も同様でした。

結果は、徳元悠平選手の脅威の3アシストからの、椎橋選手、三國ケネディエブス選手、そして一ヶ月前の負傷から復活したばかりの山岸選手による3ゴールでの「1 - 3」という望外のスコアでの先勝。

得てして気が緩みかねないスコアでしたが、ゴール裏挨拶時の稲垣祥選手による迷うごとなき行動により、日産スタジアムに集った戦士たちは勝利の余韻を試合後すぐにリセットでき、第2戦が行われる愛知へと帰還したのでした。

ランゲラックキャプテンと共に、“闘将” 稲垣祥選手の振る舞いには本当に心揺さぶられました。

43:2024/10/13 プライムラウンド準決勝 第2戦「vs 横浜F・マリノス」(H)

決勝進出を祈願しに、熱田神宮へ朝ラン。

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ゴール裏指定1階 北

この試合は「赤黄フラッグムーブメント」に乗じて制作したフラッグと共に、豊田へ乗り込みました。正直、開幕時には全く想像できていなかったで、私にとってのフラッグデビューでした。

結果は…

見事決勝進出決定!!

3年前と同じく身が引き締まる思いで、私はどこにも寄らず真っ直ぐ帰宅しました。

※翌日の勝ちラー↓

歴史を刻め。

44:2024/10/19 J1 第34節「vs 北海道コンサドーレ札幌」(H)

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ゴール裏指定1階 北

ランゲラック選手にとって、グランパスの選手として戦う最後の豊田スタジアムでの試合。何としてでも勝ちたい、いや勝たなければならない試合でした。

今季2回目の「こんな試合もある」という日でした。ただ、それがよりによってミッチのラスト豊スタとなるとは…。この悔しさは、クラブに関わる全員が忘れてはいけないものだと思います。

45:2024/10/23 J1 第35節「vs ガンバ大阪」(A)

名古屋で朝ラン後に、今年2回目の大阪遠征。5月のホーム試合のリベンジ。

・朝Run:

・観戦方法:現地
・席種:ビジター自由

しかし…

試合後、写真を撮る気力も残っていませんでした。

あとこの試合で印象に残ったのは、ガンバ大阪の選手入場時と試合後のそれぞれにおける、サポーターとクラブとの連携の素晴らしさ。過去何度も吹田に来たことがありましたが、どうしても業務が優先でスタンドや運営へと m気を回すことができなかったこともあり、初めて各種運営進行を体験できたのでした。

試合前の選手入場時、スタジアムDJの方は控えめに、サポーターの後押しとBGMと光の演出がぴたりと重なっていて、私はグランパスの選手たちへコールをしながらも、正直その光景に目を奪われ、心も持っていかれそうになってしまっていました。

そして試合後も、ガンバ大阪の選手たちは疲れているであろうのに、ピッチ上でゴール裏のサポーターと正対し続けて監督を待ち、インタビューが終わったその監督を全員で迎え入れてからの「ガンバクラップ」。正にクラブとサポーターとが一体となった演出に、正直羨ましいしさを感じてしまいました。

グランパスも昨シーズンから勝利後にゴール裏のサポーターと『風』を歌いながら勝利を分かち合うことができていて、それはそれは美しい光景なのですけれど、「より良くできるかもしれない」という思いは決して失うべきではありませんし、そして試合前アンセム時の演出のことをどうしても頭に浮かべずにはいられないのが正直なところです。

何がネックなのか、はたまた思考停止に陥っていないか、このオフシーズンにグランパスに関わる全員で、あらゆる領域において是々非々でカイゼンをしていけたら、なんて文章を書きながら考えております。

46:2024/11/12 ルヴァンカップ 決勝「vs アルビレックス新潟」

クラブ、選手、ファン、全力で2024に星を

・朝Run:4日前に「@ NAGOYA」祈念ラン。しかし、当日は雨で路面コンディションが悪く走れず。

・観戦方法:現地
・席種:カテゴリー3

3年ぶりのルヴァンカップ決勝。そして、名古屋グランパスに関わる全員が、やるべきことをやり切った試合でした。

3年ぶり、2回目のルヴァンカップ戴冠👑
そして、ミッチと共に掴んだ5つ目の星⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

こうして文章を書いていると涙が出てきてしまいますし、気持ちが昂って仕方がありません。全てを出し切りやり切った、かけがえのない、一生忘れられない試合となりました。

皆さんの素敵過ぎるルヴァンカップ決勝レビューの数々はこちらからぜひ↓

47:2024/11/9 J1 第36節「vs 鹿島アントラーズ」(A)

・朝Run:ナシ
・観戦方法:DAZN / 出先にスマホにて。

ルヴァンカップの戴冠から一週間、優勝の可能性が潰えたリーグ戦の試合に臨むには、クラブの誰もがナイーブ過ぎたほうでした。もちろん選手たちもサポーターも、全力で闘っていました。

しかし、こういった試合も、きっちり勝ち切るクラブがタイトルを重ねて行くのでしょうし、皆でそうしたクラブにして行くことが出来ればと思います。

48:2024/11/30 J1 第37節「vs サガン鳥栖」(H)

・朝Run:ナシ
・観戦方法:現地
・席種:SS指定席

朝ランは2節連続、そして試合後ポストもナシ。
ホーム最終戦を前に、その敗戦を前に、サポーターとしてやり切ったのか自省せざるを得ない、反省しかない試合となりました。

加えて、この日は名古屋へ帰る終電において、一宮駅のホームを名駅のそれと見間違え下車してしまう失態をしでかすという…。予定外の一宮での一泊となりました。

ただ、不幸中の幸いとして、憧れだった一宮モーニングにありつけることができたのでした。

49:2024/12/8 J1 第38節「vs 横浜F・マリノス」(A)

2024シーズン、最後の試合。

・朝Run:下記画像に写っている観覧車の時計の時刻が「7:58」だったりします…。

・観戦方法:現地
・席種:メインSA

ランゲラック選手はコンディション不良でメンバー外でしたが、クラブ、選手、ファン全員で勝ち獲った有終の美。

正に「終わりよければ全て良し」!

終わりに

以上、2024 名古屋グランパス「全49試合」観戦記録でした。

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◇2024 明治安田生命J1リーグ
・現地観戦 - 30試合
・配信観戦 - 8試合(HUB、自宅、外出先)

◇2024 JリーグYBCルヴァンカップ
・現地観戦 - 8試合
・配信観戦 - 1試合(HUB)

◇ 天皇杯 JFA 第104回 全日本サッカー選手権大会
・配信観戦 - 1試合(FUKUROU)

◇プレシーズンマッチ
・現地観戦 - 1試合

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◇合計:49試合

・現地観戦 - 39試合:17勝16敗6分
・配信観戦 - 10試合:3勝5敗2分
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2/12から12/8までの約10ヶ月間で「49試合」。思い返すとたくさんの方との出会いによって、開幕当初には想像もし得なかったシーズンを過ごすことができました。開幕直後の不安定なメンタル状況や、途中の幾つかのダウナーな時期も、昨年まではほぼ無かった仲間たちとの直接的な繋がりによって、乗り越えることができました。本当に感謝しかありません。

そして何より、開幕戦を「最後の豊スタ記念にロイヤルシートで」と記念的な観戦として考えていた私を、見事一年に渡り沼らせてくれた名古屋グランパスにお礼を伝えたいと思います。名古屋に関わるようになって有数の思い出深いシーズンとなりました。ありがとうございました。

ただ、開幕前に誓ったリーグ優勝は果たせなかったことは、決して目を背けてはならない事実 。2025シーズンこそは、15年ぶりのリーグ優勝という輝く星を!

最後に、この一年の間に発信したポストを中心に振り返る構成としましたので、既に世間から忘れ去られたような幾つかの不都合な事象へと再び耳目が集まるようなことになりかねず、不愉快に感じられる方がいらっしゃいましたら大変申し訳ございません。

それでも名古屋グランパスのサポーターは、あらゆる言動を自省し、訂正し、より良い未来へのカイゼンを怠らない、世界一カッコいいサポーターであると信じているが故に、来シーズンへ向けて同じような過ちが起きてしまうことが無いようにと願い、誰もが目にしたくない事象も敢えて再掲しました。

先日サポーター忘年会に参加させていただいて、改めて名古屋グランパスのサポーターは、何かや誰かのせいにしたり、矢印を外や他方へと向けてしまうような、ダサいサポーターではないと感じることができました。私もそんな一員になれたらなんて、一ヶ月半後に2025シーズンの開幕が迫ったこの年の瀬に夢想しております。

『THE DEEP』に感銘を受けて書き始めましたが、思いのほか長くなってしまいました。にも関わらず、最後までお読みくださり感謝いたします。

改めまして、このかけがえのない素敵なシーズンを共に過ごせましたこと、心より感謝申し上げます。

2025シーズンも
#輝く星を⭐︎

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