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【グランパスへ愛を込めて】元クラブスタッフからの罵詈雑言ではなく叱咤激励。またはお節介
昨日2024年1月14日に開催された名古屋グランパス2024新体制発表会、私は主催者としてではなく初めてサポーターの一人として参加(スマホでライブ視聴)しまして、本当にワクワクな2時間弱を過ごさせていただきました!
その場において発表された2024ユニフォーム、とってもカッコ良かった!「Never Give Up for the win」の刻印も最高過ぎます!ミルスペック好きとしては、こういうディテールに弱いのです…。これまでの裾裏などのさりげない表記も良かったですが、前面にバーン、も素敵!MIZUNOの皆さま、デザイナーの方々、ご担当者さま、Good jobです!!
なお、どの選手にしようか悩みに悩みましたが、榊原杏太選手の28番、大きめに着たいのでサイズは「2XL」にしました!
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ただ、イベント冒頭における新ユニフォームデザインの先出し公表には、正直出鼻を挫かれてしまいました…。あのファーストインプレッションは、カスタマーエクスペリエンス的に決して心地いいものではありませんでした。
小西工己社長と名古屋グランパスの皆さんにはぜひカイゼンいただきたく、こちらのnoteにて失礼させていただきたく思います。
8年間での唯一の抗い
小西工己社長の凄さは、2016年秋から先月まで下で働かせていただいて、その感じた回数を数えることはできません。頂いた数々の宝物は、ビジネスパーソンとしてこれからも大事にさせていただくものばかりです。
ただ一度、そのような小西社長の指示を遂行しなかったことがあったことを、懺悔させていただきます。
ジョー選手のJ1リーグ得点王が表彰されることになっていた 2018 Jリーグアウォーズ、小西社長より私は、その年のホーム浦和レッズ戦で開催したイベント「ジョーdeカーニバル」用に作成したジョー選手のお面をアウォーズの会場である横浜アリーナに持ってくるよう託けを受けておりました。※結果的に、ジョー選手はベストイレブンも同時受賞。
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⚽️名古屋 vs 浦和⚽️
— Js LINK -Japan Sports LINK- (@japansportslink) August 26, 2018
今日から #ジョー 選手の大活躍を祝う「ジョーdeカーニバル」が開始🙌ということで、#グランパスくん と #グランパスくんジュニア はジョーのお面をつけて奮闘中です😆https://t.co/H56uwyvjrs#名古屋グランパス@nge_official#grampus pic.twitter.com/BdszVyxMNO
ジョー選手は既に家庭の事情でブラジルに帰国しており欠席予定となっていたアウォーズ、そして前年から始まったDAZNでのライブ配信により多くの視聴が期待されていたその式典、私は式の前に小西社長が会場のテーブルにご着席されるまで、他の業務に忙殺されてしまい、小西社長より託けを受けていたそのお面をお渡しするタイミングを逃してしまいました。
ただ実のところ、リーグが主催するイベントにおいて、いちクラブのスタッフに過ぎない私の業務はそれほど多くはありませんでした。託けを受けていたジョー選手のお面に至っては、私は横浜へ持参することもなく、名古屋の自宅に置いてきておりました。
今秋、小西社長は何回宙を舞うのか
ビジネスの世界に限らず、最近の国内外のニュースにおいて、王様に例えられてしまっている各界のリーダーを目にする機会が多いように感じます。
グランパスのリーダーである小西社長はそれらのような王様ではなく、クラブを2010シーズン以来の頂点へと導く「稀代の経営者」になられる存在であると信じています。
これまでの小西社長のグランパスでのご実績を、ここに記す必要はないかと思います(スペースも足りません)。そしてその周りには、支える優秀な参謀、クラブスタッフがいることも知っています。
残るは、社長ご就任8年目の2024シーズン、豊田スタジアムで宙に舞われることのみ、であると思っています。もちろん、2025シーズンも、その次も…。
ただ私はクラブから離れた身、その胴上げに参加することは叶いません。このように場外から叫ぶことしかできないご無礼をお許しください。
やはり“想いはチカラになる”
ファン・サポーターの皆さんにもお伝えしたいことがあり、ひとつお許しください。
名古屋グランパスに関するお考えやアイデアをお持ちの際は、クラブへ伝えるのが一番良いと思います。
“素人が思いつくことは、既にプロが考え抜いている”
そんな言説に溢れる昨今、それはそうなのかもしれません。ただ、皆さんのお考えやアイデアがクラブによって実行されていないのであれば、それはプロであるクラブスタッフが考え抜いて“取るに足らない”として実行しなかったアイデアに過ぎないのだ、と考える必要は決してなく、シンプルに「ヒト・モノ・カネ」が足りないから実行できなかった(or できていない)、という可能性に考えを及ばせても良いと思います。
もしそうであると考えると、皆さんからのアイデアがクラブにとってのもう一押しとして機能し、クラブが障壁と考えているやもしれない「ヒト・モノ・カネ」という壁を、もう一度クラブが乗り越えてみようとする契機になる、という可能性もあると思います。
何より、マーケティングに限らず、プロをも凌駕するアイデアが突然登場することは、これまでの歴史において枚挙に暇がありません。
ですので、プロに考えを届けることは失礼でも、ましてや無意味なんかでもない、と私は思います。
届ける方法としてはメール等で直接届ける他にも、エゴサーチをしないJクラブスタッフはいないと思いますので、SNSでも構わないと思います。ぜひ「#名古屋グランパス」や「#grampus」をつけて、私たちの考えやアイデアをクラブへ届けましょう!
ただ、皆さんもご経験がお有りなのではと思いますが、いくら金言に溢れるメッセージであっても、心ない言葉で伝えられたら、受け取る側はその真意を掴み取ることが難しくなると思います。せっかく“その人のために”と想いを込めたメッセージが、受け取った側に誤訳され、罵詈雑言に成り下がってしまう可能性すらあります。
せっかくの想いは届いてこそ、クラブのチカラになります。僭越ですが、クラブスタッフとして8年間、そのチカラを受け取り続けた私が、このことについては強く申し上げさせていただきたいと思います。
愛するクラブへのアイデアを思いついたり、愛するクラブの良くない点を見つけてしまった場合は、シニカルな態度ではなく、レトリックな言葉でもなく、伏字や罵詈雑言によってでもなく、ストレートにその想いを届けてしまいましょう!
You can have a great product but if communication fails, it’s like watching a stand-up comedian do a gig in a completely different language.
いくら素晴らしいものを作っても、伝えなけれ
ば、ないのと同じ -スティーブ・ジョブズ
もちろん、良いと思った時も、その想いをクラブへ伝えて行けるといいですね!
2024“名古屋の風を起そう”
先出し公表の本当のところは、クラブの外からは分かり得ません。それでも先月までお世話になっていた身として(私は2024新体制発表会の企画・準備に関与していません)、「ひょっとしたら」ということが頭に浮かんでしまい、このnoteを記させていただきました。
しかし、かくいう私もクラブスタッフとして従事させていただいていた際は、軽薄な思いつきや、空気の読み間違え、シンプルなポカなど、ファン・サポーターの皆さんの心に全くもって届くことのない数々の発信をしてきてしまいました。
更にはこのnoteにしても、それらの失敗の数々を棚に上げた、元クラブスタッフという立場(賞味期限はもう長くはないでしょう)を利用した、出しゃばり、戯言、お節介、に過ぎません。
それでも、
“Open Mind for the Grampus Family”
というメッセージを打ち出してくれた、私が愛するクラブに少しでも届くのでしたら、このnoteに意義があるのだと思います。
昨日のことは昨日のこと。本日1月15日からの沖縄キャンプをスタートとする、名古屋グランパスと小西工己社長の「2024 Challenge for the Top」を心より祈念し、締めとさせていただければと思います。
お読みくださり、ありがとうございました。
P.S. 憧れの芸人さんとのお仕事
箸休めと言いますか、最後にJリーグアウォーズに関するこぼれ話をひとつ。なお、本題と関係ありませんので、お手隙でしたらお読みいただけますと幸いです。
ミキ
2019シーズンのJリーグアウォーズは、前年までと異なり会場をコンパクトにした上で配信に特化する形式へ変更、吉本興業の芸人の皆さんを中心とした著名な方々がプレゼンターなどで多数ご出演されたこともあり、Jリーグ公式YouTubeのコメント欄にあるように賛否両論が巻き起こった式典となりました。
そして“うるせぇだけでつまんねぇな”でお馴染みのミキのお二人も、こちらの式典にご出演されておりました。
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功労選手賞を受賞されるため出席された楢﨑正剛クラブスペシャルフェロー(当時)のお供をしていた私はその式典後、グランドプリンスホテル新高輪のタクシー乗り場で楢﨑CSFとお別れをしました。その際、そのタクシーに深々とお辞儀をする二つの影が…。先ほどまで式にご出演されていたミキのお二人でした。
ミキのお二人はその後も(恐らくその前も)、次々とタクシーに乗り込む列席した選手やOB、クラブ関係者に、お辞儀をされていました。
ミキは、サッカー愛に溢れる、ただ“うるさくて、面白くて、優しい”だけのコンビでした。
パンサー 向井慧
吉本芸人さん絡みで、もうひとつ。
コロナが猛威を振るった2020シーズン、スタジアムに足を運ぶことがかなわないファミリーの皆さんに向けて、クラブパートナーのKDDI様とライブ配信機能を実装した公式アプリをローンチしました。
試合前練習の様子をJクラブ初のマルチアングルカメラで観ていただけるようにした他、ライブチャットにおいても活用できるようにし、Jリーグ再開後の7月には試合前にファミリーの皆さんと登録外選手とのオンライン会話を企画、ゲストとしてサッカーがお好きなペナルティ ヒデさん、次長課長 河本準一さん、そしてパンサー尾形貴弘さんにご参加いただきました。
当日はヒデさんと河本さんと尾形さんが、それはそれはとても愛溢れる対応をファミリーの皆さんにしてくださりイベントは大成功!尾形さんはイベント翌日、Twitterのアイコンをグランパスのユニフォーム姿のものにしてもくださいました(一日限定でしたが😅)。
そして2回目のライブチャット開催を定めた9月26日清水エスパルス戦「au 5Gスペシャルマッチデー!」において、改めて吉本の芸人さんにオファーすることになりました。
当時、毎週火曜日放送のCBCラジオ『#むかいの喋り方』のヘビーリスナーであった私は(もちろん今もでして、先月一宮市で開催された「むかいの集い方」にも参戦しました!)、自分的に満を持して“熱田が生んだスーパースター”向井慧さんをリストアップ&プッシュしました。
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ただ、ブッキング担当のKDDI担当者の方によると、その9月26日に向井さんは別の仕事があるため出演は叶わないということで、はんにゃのお二人にご出演いただくことになりました。言うまでもなく、はんにゃのお二人は、流石のエンターテイナーでした👏
そのイベント&清水戦の翌週火曜日、いつも通り『むかいの喋り方』を聞いていたところ、向井さんが先週の土曜日についてエピソードトークをされました。
その土曜日は正に清水戦が開催された日、そしてTBS系列『お笑いの日』の放送日でしたので、私は向井さんの別仕事は『お笑いの日』だったのだなと思いながら、耳を傾けていました。
しかし、radikoから流れてきたエピソードトークは向井さんが『お笑いの日』へご出演されたお話ではなく、その日OFFであった向井さんが、同じくOFFであった渡辺直美さんと、カラオケルームでその『お笑いの日』を鑑賞されたという内容だったのです😵
後日、ブッキングを担当された方に真相を伺うようなことはしませんでしたが、熱田が生んだスーパースターと仕事をするチャンスが確実に有りながら果たせなかった私は、今も自宅近くのCBCへ隔週生放送(もう半分は東京から生放送)のために来られる向井さんに思いを馳せながら、火曜日にradikoへ耳を傾けるのでした…。
オードリー 春日俊彰
芸人さん関連で、もうひとつ。
2014年9月に最終回を迎えた、土曜深夜に放送されていたTOKYO FM『ロケットマンショー』のヘビーリスナーであった私(けやき坂スタジオでの最終回、25時から29時までの4時間公開生放送も自転車で駆けつけたほどです!って、中部圏では放送されていなかった番組ですので、どなたもご存知ないですよね…)の、ぽっかり空いたその心を、同じ時間帯に放送されていたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』が埋めてくれるまで、それほど時間はかかりませんでした。
そんなリトルトゥースの私に、グランパスに転職して2年目の2016シーズン、オードリー春日さんとお仕事をご一緒させていただくチャンスが訪れるとは夢にも思っていませんでした。
2024シーズンもグランパスパートナーであるトヨタファイナンス様は2016年当時、CMキャラクターに春日さんを起用されておりました。
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その春日さんが、2016年9月17日ガンバ大阪戦「TS CUBIC CARD DAY」のイベント出演のために、豊田スタジアムにご来場くださることになったのです。
しかし、当時のグランパスを取り巻く状況は先日のnoteで記させていただきました通り崖っぷちの崖っぷち、試合前に豊田スタジアム西イベント広場で行われた春日さんのイベントの様子を写真撮影等をする余裕は私に無く、またその様子をSNS上で展開した場合のリアクションを想定すると、どうしても春日さんのご来場の様子をグランパスのSNSアカウントにおいて発信することができませんでした。
そのような状況でしたので、前年の「TS CUBIC CARD DAY」においては実施された春日さんによるキックインセレモニーも、事前企画段階でナシとなっておりました。
当時のグランパスを取り巻く状況について、トヨタファイナンスの皆さまと関係者の皆さまは大変ご理解くださいまして、今思い出しても春日さんにご来場いただくには、2016シーズンだけは難しいタイミングであったと思います。
その前年の2015シーズン、私がグランパスに入社する3ヶ月前の6月21日に行われた柏レイソル戦「TS CUBIC CARD DAY」において無事に実施された春日さんによるキックインセレモニー、そのイベント進行を仕切った運営担当から、その時の逸話を聞くことが私は大好きでした。
柏レイソル戦のキックオフ時間が近づき、審判団と両クラブの選手がピッチ入場した後に豊田スタジアムに姿を現した春日さん、Jリーグの厳格なキックオフ時間をお構いなしに、運営担当の「早く!」という巻きをフリであるとご認識され、お得意のスローモーションでピッチに登場した後も、「鬼瓦」や「カスカスダンス」をこれでもかと繰り出され続け、ようやくキックインすると運営担当が胸を撫でおろしたその刹那、最後に「空振り」をねじ込まれたということでした…。
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以上のような前振りを経て、実施されたキックインの瞬間が次の写真です。
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春日さんのそばで右膝をついている黒ポロシャツの向かって左が運営担当、右側の方がJリーグ開幕時からグランパスの試合運営をサポートしてくださっている運営協力会社「テツ コーポレーション」様のご担当者です。
ご両名は今もグランパスで活躍されており、私がグランパスでやり残した仕事は、このグランパスにおける「春日許さん」勢のお二人に中京テレビ『オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!』へ出演してもらい、春日さんへ当時の怒りをぶつけてもらうことでした。
名古屋グランパスさん、ぜひ私の想いを引き継いでくださいますと🙏全国放送のチャンスです📡中京テレビ担当者さんにも届け💌
最後までお読みくださり、ありがとうございました。