人に教えることの効果
こんにちは、内視鏡技師エンドーです
私は、年間1万件を超える内視鏡検査をしている病院の看護師・内視鏡技師です
内視鏡検査から治療まで、幅広い知識が要求される内視鏡室でスタッフの指導、内視鏡の管理をしています
私は、内視鏡に新しく来たスタッフへの指導かがりを、中堅のスタッフにお願いするようにしています
でも、中堅スタッフに指導を頼んだ時に、まず帰って来る返事は
「指導むり!私がして欲しい!」です。
「できないと思う人には、初めから頼みません。できると思うから指名しました」って言い返すのですが、「指導むり!」っていう言葉は、もったいないなって思います。
人に教えることで自分が得られるメリットは多いので、指導がかりは、飛躍するチャンスです
人に教えることで得られること
そもそも、なんで「指導むり!」になるのか?
「自分の知識に自信がないから」ですよね?
でも、根拠を踏まえて物事を捉える人は、教え方も、とても上手です
なんで?なんで?の探究心があるので、物事を深追いできるんですね
だから、逆に質問されても、答えられるし、わからない時は自分で調べて、後日でも回答を返せる
治療に関することも、毎日の業務の中でも、ルーチン業務にしていることって、必ず、その行動を取ることに理由があります
そこにも、「今まで、教えられたからやってたけど、何ででしたっけ?」って再度見直す機会もできます
私が、「根拠は?」って聞くと威圧感があって怖いけど、指導を任せることで、「自分から疑問を投げかけて勉強する姿勢が身につく」ことを期待して、中堅スタッフに指導がかりを任せます
要は、アウトプットできる場を作ること、質問に答えようとすることで、再度勉強して、インプットする場も作れることが大切なんですね
質問の内容によっては、自分には、なかった視点の質問もあるので、さらに知識の幅も広がります
人に、うまく説明できないことに自分の知識不足を感じて、勉強してくれると嬉しいですね
って言ってる私も、スタッフにわかりやすく教えることも、リーダーとしての役割でも、自分の勉強不足に、よくヘコむので、毎日勉強を積み重ねたいと思います
チームの全員が、知識と能力向上のために、一緒に努力できる姿勢を持てることを目指したいですね