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『WHITE ALBUM』の一周目をクリアしたのでまとめる回。

ネタバレ注意です。本編の内容に触れまくります。初見でプレイしたい人はご注意ください。

・エンディングを迎えたよ。


一周目はメインヒロインの由綺ちゃんルートを目指すために、由綺ちゃんの尻を追いかけ回していた(※マップに由綺ちゃんが表示されるときは誰よりも優先していた)のですがノーマルエンドっぽくなりました。可もなく不可もなくとりあえず由綺ちゃんとはこれからも関係性を続けていきたいな、みたいなオチ。ホワバム、イラストが個人的に好みで、冒頭の由綺ちゃんからの告白? シーンから途中のサンタ衣装妄想やライブシーン、エンディングまで全部よかったです。よかった。エロはいらなかったんや。
なお、内容のネタバレを踏まないためにWikipediaや攻略サイトなどには目を通しておらず、公式サイトから得た情報しか持っていないので、ひょっとすると一周目はシナリオ固定なのかもしれません。プレイ前のnoteはこちら。

ノーマルエンドっぽいシーンで、あれだけ作中に言及されていた音楽祭には誘われず(おそらく二周目以降には現地観戦できるような選択肢が現れるんだろうな……)にブラウン管テレビ(時代を感じる厚み)の前で由綺ちゃんのライブを見ている冬弥くん(※主人公名。変更不可)のセリフで『画面の向こう側の楽園』(だったかな?)というのがありましたが、これはゲームをプレイしている我々とゲーム内の主人公の冬弥くんにも言えることで、たびたび冬弥くんから『デリカシーのない発言』だったり『相手に不名誉な妄想』だったりが飛び出してきてぐっと現実に引き戻されるというか。ホワバムの主人公は藤井冬弥くんであってプレイヤー自身ではないんだな……。冬弥くんの行動を決めるのは画面の前の我々なのですが、実際に恋愛していくのは冬弥くん。それはそう。自分の意図していない方向性に進んだりそもそも会話レベルが低すぎて選択肢が選べなかったり。マナちゃんの家庭教師バイトのシーンが、何週にもわたっておなじやりとりを繰り返させられたのは(由綺ちゃんルートに入りたいからマナちゃんとの好感度をそこまで上げたくないとはいえ)ゲームシステムとしてなんとかならんかったのかなと思いました。

・それぞれのヒロインの印象。

森川由綺ちゃん

冬弥くんの高校時代からの彼女。同い年。アルバムを埋めていきたかったが写真を撮ることなくエンディングになってしまった。クリスマスイヴにもらったプレゼントを冬弥くんが開封してくれなかったり、音楽祭には行けなかったりで消化不良感がすごい。伏線は回収してほしい。途中で“会話レベル”が低くて会話の選択肢が実質一択になるなどして、危機感を覚えました。こんなに付きまとっているのにルート外れるなんてことある? 他の子に会いに行ったら会いに行ったでそちらのルートに逸れていっても困るし……里奈ちゃん、わりと「ここからでも(ルートに)入れる保険が!?」みたいなセリフが多くてひやひやしました。
由綺ちゃん、自己評価が低すぎる。本人の謙虚さの表れなのかもしれないし『控えめなわたし』アピールなのかもしれないが、自分がいくら「かわいい」と思っていても本人がそれを否定してくるのがだいぶつらかった。低すぎるせいで後述のマネージャー(篠塚弥生さん)の自己犠牲的な献身を冬弥くんが「エゴ」と唾棄してて腸捻転起こしそうになっちゃった。冬弥くんの立場からするとそうなのかもしれないんですが(あとで弥生さんの項でも書きます)。時代が違えば「メンヘラヒロイン」って言われかねないのでは。まあ、自己肯定感が低いのとメンヘラはニアリーイコールか。そうですね。とはいえ、トップアイドルを目指す一人の女の子なら「かわいいだけじゃダメですか?」ぐらい自信を持ってほしい。そう思います(個人の意見です)。
気になるセリフとして、冬弥くんに『過去に彼女がいたかどうか』を聞いてくる内容のセリフがありました。順調にアイドルの彼女との付き合いを続けているつもりなのにそんなことを聞かれるとびっくりしてしまいます。選択肢が出てきましたけれども、自分は冬弥くんではないので、由綺ちゃんの前に彼女がいたかどうかはわからない。冬弥くんの過去って掘り下げがなかったですからね。幼稚園から高校まで同じところに通っていて大学もいっしょな幼馴染みがいるので、たぶん同じ街か近隣の街に住んでいそうなのに親から離れて一人暮らししているのも結構謎(エロゲ的なメタ読みだと両親の存在があると邪魔、というのはわかるんですが)。

篠塚弥生さん

BMWのM3の車内で手コキする女(座席汚したらどうするんだ……?)だしカーセックスシーンもあるらしいのですが全年齢版なのでエッチなスチルは――おっぱいを触らせられる(冬弥くんの手を取って自身の胸に押しつけてくる)シーンぐらい。全年齢版なので由綺ちゃんとどこまでいっているのかイマイチわからないけど、弥生さんが私で満足してほしいみたいなことをおっしゃっていたのでどうなんだろう(さすがにエッチなほうを配信でやったらBANだと思われる)。
弥生さんの運転する車で自宅まで送ってもらったあとで冬弥くんが弥生さんを家に上がらせようとする選択肢が出てきたときに驚きすぎてしまって配信を切り上げました。ちょっと待ってくれよ!
それまで弥生さんのことどっちかっていうと怖がっている寄りで、この人を納得させないと由綺ちゃんとは付き合えない……! みたいな壁として位置づけていた(先述のエゴ発言や、弥生さんのことを人形だとか機械的だとか言う)のに、性的な接触があってからの冬弥くんがなんか……こう……二十歳の男の子ってこんなものだよね! たぶん!
由綺ちゃんに対しては優しいらしい(由綺ちゃんの主観なので怪しい評価)。弥生さんは由綺ちゃんの母親ではないが、ステージママ的な『想いを娘に託す』ような意図が見え隠れしている。ど正論なだけに冬弥くんも悩むんですがでも肉体関係により一瞬で倒壊していてもっとこう! なんか! しっかりしろ冬弥!

緒方里奈ちゃん

由綺ちゃんが白っぽくて質素な衣装なのに対して里奈ちゃんが黒っぽくてフリルや花がついていて豪華な衣装なのが対比になっていていいですね。ライバルにしてすでにトップアイドル。このふたりは本当に仲良しっぽいので安心できる。雑誌にウソを書かれるのも現実感あっていい。文学少女なので作詞をする。
由綺ちゃんルートのためにわかりやすいフラグは折りながら進めています。序盤で冬弥くんが里奈ちゃんの誕生日プレゼントを買おうとしたのは全力で阻止しました。それでもまだワンチャンを狙ってくるのですごい。冬弥くんのどこがいいんだ……(弥生さんとのくだりでだいぶ評価が下がっている)。
兄とはおそろいのネックレスを付けたり、兄のコーディネートを考えたりと嫌っているようで実はブラコンっぽい。兄も妹大好きっぽいので相思相愛ですね。結構気になるので二周目は里奈ちゃんルートを目指すと思います。

観月マナちゃん

家庭環境が複雑っぽいのでできれば巻き込まれたくない一心で選択肢を選んでいたら最後のほう無限に同じやりとりループになってしまった。初見でかわいいと思っていたのに同じやりとりループのせいで評価が下がった(回避し続けた自分が悪い)ので、マナちゃんルートでなんとか巻き返したい。

美咲さん

大学の先輩。高校でも先輩だった。冬弥くんからの評価は非常に高い。天使らしい。彰くんとは結ばれないのかなあ。学園祭でケガして以降でフェードアウト。由綺ちゃんルートに必死だったので仕方ない。ウワサによるとヤンデレらしい。

幼馴染みの子

兄の事故でテニスを辞めたエピソードが重そう。ちゃんと学生証の手続き代行してくれたのかな……。でも冬弥くん、ほとんど大学行ってないんだよな。単位大丈夫か?

彰くん

報われてほしい。

緒方さん

CV速水奨さんで二度見した。お話ししに行くとからかわれたり創作論っぽい話をされたりする。シナリオライターがひょっこり出てきている気がしてほっこりした。

・配信の反省点。

一回目の配信はゲーム音量が大きすぎた。一回目、めっちゃツッコミながらやっていたのにぜんぜん入っていなくて草。二回目はなんか雑音が入っていた。もったいない。毎週やっているのにずっと安定していなくて申し訳ない。二周目はなんとか……。

一周目だけではわからない要素が多すぎたので、二周目で謎が解けたらいいな。これからも毎週日曜(たまに金曜)でたかさごちゃんねるでやっていきます。


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