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ONE PIECEの伏線から学びを深掘り!パート2

ONE PIECEには 実は実は

とんでもない数の色々な面白い仕掛け、細やかな色んな国の歴史の問題(人種差別や自然災害等々)、グリム童話などのオマージュ、遊び心、読者を魅了する言葉使いなどがあります!

私の知ってる範囲で
その面白さとお勉強を絡ませて、ONE PIECEを絶対読むべき理由(制作の凄さや思考等々)とその魅了を長期的に書きたいです!

一応、アニメの最新話以降の話は伏せます!
ネタバレないようにしますが
もし気にする方はご注意ください🙇‍♂️
また、今後の考察のような話もありますが
私の主観や噂話もあるので、ご了承ください🙇‍♂️


今回は第2弾です!


トンタッタ族にまつわるお話


トンタッタ族というと
ONE PIECEの中で小人族としてドレスローザ編で登場します!

とても可愛く、実は超強くて、そして信じやすくて優しく、語尾に「〜です」の代わりに「〜れす」と言う種族ですね


まず、小人族というと
アイルランドの作家ジョナサン・スウィフトによって書かれた「ガリバー旅行記」を彷彿させます


正式タイトルは「船医から始まり後に複数の船の船長となったレミュエル・ガリバーによる、世界の諸僻地への旅行記四篇」というそうです

そして、ONE PIECEで出てくるグリーンビットとドレスローザの位置関係は、ガリヴァー旅行記に出てくるラピュタの地図とほぼ同じだそうです。絶対モチーフにしてますね!




実は、ONE PIECEの中でドレスローザ編の相当前に、小人族に関する1コマがあります

↑これは、31巻(2003年発売)のモンブラン・ノーランドという約400年前のルブニール王国探検船提督の過去のエピソードのシーンです
たった1コマに何気なく描かれている「小人の国」という単語、、



まず、これが
10年越しに回収された伏線です!!!


10年前に既に、今後小人族を描く事を想定していたとしか思えないです!!

10年前の時点では、ジャンプや本編の今後の展開として、必ず小人族の話が描けるとも限らないので
尾田さんとしては、描けるか描けないか、どうなっても良いように敢えてほとんど触れずに進めるという戦略にも思えますし

後に本格的に描く時に、過去のエピソードが活きてくるように、読み返した時に感動出来るように、緻密に巧みに推敲されており、話に矛盾が発生しない(過去の書き方で自らの首を締めない)ように、慎重に構想しながら進めていることが伺えます!!


これだけでも凄いことなのですが

実はとっても細かい2つの部分で
遊び心的な伏線があります

今回は、それをご紹介します!!!

①カボチャ

何気なく、ドレスローザにカボチャの料理のシーンが出てきますが、料理名が「妖精のパンプキン入りガスパチョ」です

トンタッタ族の事を妖精と呼ぶ描写が多くあるので、トンタッタ族が育てたカボチャという事は分かるのですが

実は31巻で、先程の植物学者のノーランドですが、400年前に、空島の住民にカボチャの育て方を教えていまして
(↓言葉もない見逃しがちな1シーン)

ジャヤで教えた文化が、ノックアップストリームで島ごと空に舞い、現在の空島ではカボチャが文化として根付いているというものです!ONE PIECEの中で、カボチャに焦点を当てるとそれだけで、とても歴史を感じます!(カボチャが名産と記載があったり、カフェの名前がパンプキンだったり↓)

何が凄いって、描かれる順序!!
そして詳細設定のコダワリ!!

これ先に、トンタッタ族の話がされていれば時系的に、おぉ!なるほど!!なのですが

尾田さんの仕掛けは
誰も気付かなそうな設定を敢えて決めておき、後から読んだ時に、もしかして!?となる所ですね!!
後から発覚する伏線が熱いので、新たにジャンプで描かれる1コマ1コマを見逃せません!!!


2003年頃に描かれた空島のガンフォールが何気なく、カボチャのジュースが好きという言葉、これにすら当時の時点で、ノーランドの話やトンタッタの構想が込められているのではと思わせてくれます、、!(元々カボチャは空島になかったので😭✨)


にしても、これ下手したら誰も気付かないで終わる可能性だって、充分あると思うんです!
気付いてくれたら嬉しいなぁのレベルが凄すぎて、、、
:(;゙゚'ω゚'):

これは実はSBSの質問コーナーで
神木さんが質問した事に回答してくれてるんです💡

(グリーンビットのカボチャの描写なんて、この1コマくらいしかないのに、、、気付く方も凄い、、!!)

この神木さんはONE PIECE知識界の神と呼ばれる程に詳しく、考察等の動画のクオリティも神の領域レベルで高いので、ご興味ある方は是非観てください!

②シュガー

ドレスローザ編を読んだ方や観た方なら
覚えていると思いますが

トンタッタ族やドレスローザの人間がオモチャの姿に変えられてしまっている事が、その国の問題の根幹であるということで

その張本人のホビホビの実の能力者(触れた人をオモチャに変える能力)のシュガーを倒す事を目的にチームを組んで挑みます!

一方で、トンタッタ族は初登場から


一貫してずーっと
「いいれすよ〜」「〜するのれす!」



など、よく他のマンガでも
語尾が特徴的なキャラクターはいるので


可愛いなぁくらいに思ってたのですが


物語が進んでいく中で


ある1人のトンタッタ族のキャラクターが
発した言葉で




膝から崩れ落ちるほどの意図が、、、

この言葉のために使われていたのか、、?


と思わせるシーンが



サラッと出てきます





それは





カブさんというキャラが


チームを鼓舞するために


発言したこの言葉です


シュガーれす

少女とはいえ甘くはないぞ


((((;゚Д゚)))))))


シュガーレス、、(甘くない)


なるほどな!

なるほどなるほど

なるほどな!     



完!!



いやいやいやいやいや!!


じゃなくて、これホントに
この言葉のために、最初から構想してた?!
後から思い付いた!?

その1笑いのために
今まで描き続けていたのか不明ですが


尾田さん、落語好きらしいのですが

そういう事に懸ける遊び心も最高です!!!!

もし共感いただければサポートいただけると非常に嬉しいです!!!是非ともWIN-WINの関係を構築させて頂きたいと思っております!!\\\\٩( 'ω' )و ////