日野、中国のエンジン生産を2024年9月末に終了　現地子会社は解散

おはようございます。本日は、日野自動車が中国でのエンジン生産を終了するニュースについてお話ししたいと思います。

日野自動車は、中国の自動車市場での競争が厳しくなる中、エンジン生産を担当していた連結子会社を9月末で解散し、生産を終了すると発表しました。この背景には、中国市場での需要減少があります。具体的には、かつてピーク時には年間2万台以上のエンジンを生産していたのに対し、直近では約10分の1の1874台にまで減少していました。

上海日野という広州汽車との合弁会社が解散されますが、同じ合弁会社で行っている完成車の生産は引き続き継続されるとのことです。

これからの中国市場では、エンジンの需要が落ち込んでいる一方で、新しい技術や電動化が進んでいるため、今後は市場や技術の変化に柔軟に対応することがますます重要になるでしょう。

このニュースから学べることは、企業が競争の激しい環境において、常に需要の変化に敏感になり、適切な判断を下す必要があるという点です。