小さな光
一つ一つの窓に光がある
あれは俺が残業から帰ってきた日
辺りは暗くて街灯の電気がパチパチと切れかけていた
ふと空を見上げる
小さな光が沢山散りばめられている
その中に俺のことをパワハラしてくる上司が映った
3歳くらいの子供だろうか、家族ととても幸せに暮らしている姿
幸せそうだった
一つ一つどんな人でも幸せがある
表に出さない姿を見せている小さな幸せ
全て守りたいんだ
俺が死んでも誰も悲しまないけど、貴方が死んだら誰かが悲しむ
今貴方は幸せですか?
そばにいてくれる人はいますか?
どうでもいい話を話せる人はいますか?
貴方は笑ってますか?
そばに大切な人はいますか?
俺は守るものなんて一つもない
笑顔で笑ってくれる人もいない
そばにいてくれる人もいない
だから、どうかこれを読んでいる貴方は幸せでいてね