わたしは多分、男が嫌いなんだと思う
ずっとわかってた。
けど、受け入れたら全てが崩れてしまう気がして、蓋をしてた。
じんじゃーさんのツイートをきっかけにNetflixでUnbelievableを観た。
もともと映像を観るのは得意じゃないから、年末から今日まで随分と時間をかけて。
三ヶ月近くもかかった理由はそれだけじゃない。
とにかく観るのがつらかった。
Marieが本当にレイプされて、警察に、ホストファミリーに、社会に振り回されていた。
すべてが本当だった。
二人のDetektivの掛け合いや、周りのおばさん、部下、実習生など主要なメンバーの構成がすごくよかったから、時間をあけてでも最後までたどり着けた。
観るたび手も足も震えて、誰にもわからない誰にも言えない誰にも見せたくない、捨てたいけど捨てられない、どこに捨てればいいのかわからない気持ちを取り出して、何もできずに泣いた。
クソみたいな序盤の男は最後までクソで、Marieに「一人で」「夜に」会いにいく愚かさを持ったままあの年まで生きられたことが心底うらやましい。
終わりの方のMarieの振る舞いには清々しい涙が出たけれど、一方わたしは。
誰にも何もわかるはずないし、どうしようもないことだから、感想なんて書くつもりなかった。
エンディングまで観たら、わたしは一生つらさを抱えてオスを恨んで男を忌み嫌うのかあいつらが死なない限り、と怖くなった。
今さらできることなんてない
証拠なんて何も残ってない、わたし以外に
それでもこの社会にあの人が生きて、なんなら去年子どもが産まれたなんて聞いて、そんな現実に耐えられなくなった。
どうしようもない、何もできない
それでも人間を嫌いたくない
だからやっぱり、男をジェネラルに嫌ってしまう傾向を修正するために努力しようと思う。
なんでわたしがこんな気持ちになって「努力」なんてしなきゃいけないんだよシャイセ!!!まじで死ね。今すぐ死ね。
昔に書いた性被害note、ちょっとの間だけ無料にするよ。
リンクは貼らないけど、探してね。